「【”昔は良かったわね・・”残酷な運命に翻弄される人々を描いた作品。シアーシャ・ローニャン、アネット・ベニング、エリザベス・モスの演技を愛でる作品。】」かもめ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”昔は良かったわね・・”残酷な運命に翻弄される人々を描いた作品。シアーシャ・ローニャン、アネット・ベニング、エリザベス・モスの演技を愛でる作品。】
ー 今作は、観る側に”チェーホフ”の「かもめ」を読んでいる事を前提に作られたのだろうか??ー
■感想
・女優になることを夢見るニーナ(シアーシャ・ローニャン)。好意を持つ作家志望のコンスタンティン(ビリー・ハウル)の想いを知りつつ、名のある作家ボリス(コリー・ストール)の元に走る・・。
ー が、結局・・、捨てられて・・。描き方が粗すぎる・・。ー
・大女優イリーナ(アネット・ベニング)。ボリスの恋人でありながらも、ニーナの若さに負ける・・。
ー 煩悶する気持ちを抑えつつ、ボリスに接する。ー
・コンスタンティンを愛しながら、自分の気持ちを封印し、自分に好意を寄せる中年の冴えない教師、メドヴェジェンコと結婚する。
ー 彼女が自分の気持ちを封印するシーン。ー
<豪華すぎるキャスティングと、シアーシャ・ローニャンの演技を筆頭に、女優陣の演技は印象的なのだが、余韻が残らない作品。その要因は、原作をかなり短縮した作りであろう。>
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