「不器用な父親。」コットンテール キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
不器用な父親。
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英語教師をしながら小説家を目指していた父親と、若年性痴呆症の母親。
自分の世界が強い健三郎は周りをイラっとさせることが多い。
明子とトシはうまくいっているが、父と子はぎくしゃくしている。
明子の散骨をするためイギリスへ行くものの、相変わらず。
少しずつ距離を縮めていくところがこの作品のポイントかな。
健三郎の言動には全く共感できないが、ただ散骨するだけではなく、そこまでの複雑な思いを丁寧に描かれていて、劇的なことは起こらないものの、じーんとする。
個人的には迷って田舎の牧場に行くところはそこまで要らないかも。それであればもっと心情を描いて欲しかったな。
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