アフリカン・カンフー・ナチスのレビュー・感想・評価
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観客を現実から解き放つ、B級度数の高い酒
スタイン監督が酔っ払って2時間で脚本を書き上げたという本作。確かにこの、モラルの壁をなぎ倒す勢いは、気持ちよく酔った時の解放感に似ている。
冒頭から神妙な語り口でシュールな設定を叩き込まれる。予告などで多少は知っていたものの、気圧されて「お、おう……」となってしまう。登場人物の字幕は薄めの関西弁である。なんでやねん。(←ガーナの民族アカン族の言語アカン語からの発想だそうです)
ヒトラーと東條英機が、逃亡先のガーナで「血染めの党旗」の魔力とカラテスキルを使い現地の人を「ガーナアーリア人」として洗脳する。彼らにカンフー道場を潰され、恋人も奪われた青年アデーが、修行して強くなり彼らを倒す。ディテールはともかく、ストーリーはオーソドックスだ。
一番まともな見どころは、ガーナ人俳優の俊敏なアクションだ(カンフーや空手としてちゃんとしているということではありません)。現地のアクションスターを揃えたらしい。B級映画のユルい空気感で油断していたところに、ん?なんかこの動きはすごくないか?と気付くとちょっと見方が変わる。
ところどころに仕込まれたカンフー映画へのオマージュも、監督のワクワク感が伝わってきて楽しい。
「ガーナのジョージ・ルーカス」ニンジャマンによるキッチュなVFXも注目ポイントだ。指や首がチョンパされるシーンが出てくるが、貼り絵状態だったりあからさまな粘土細工だったりして、温故知新的な感動を覚えた。
スタイン監督は日本在住のドイツ人で、母方はロシア人、父方の祖父は元ドイツ軍の砲兵。「負の歴史は徹底してバカにしてシンボル性をなくす方がいい、タブー視して隠すと崇拝する人が出てくるから」という思想をインタビューで語っている。一見とんでもなく不謹慎そうなのに笑いをスポイルするような不快感がないのは、この考えが根底にあるからだろうか。知らんけど。
余談↓
しげる氏による監督インタビュー(作品タイトルと「しげる」とかで検索すると見られます)が情報量多過ぎて抱腹絶倒。
・黒人女性が好きで、アフリカに行くためにどうするか考えた結果作品の制作に至る。
・室内での武道会シーン撮影をブードゥー儀式と誤解され警察沙汰に。
・アドルフの格好で銃を持ち、ドローン撮影していたら警察沙汰に。
・プロデューサーの車が爆発。
・アドンコはガーナで一番人気の蒸留酒で、メーカーは本作のスポンサー。差し入れのアドンコでスタッフは泥酔しながら撮影。
・エンドロールに朝堂院大覚が出ているのは、監督の昔からの友達だから。
「なんでやねん!」ってツッコミ入れるんが好きな人向けの映画(?)絶ッッッ対に吹替で見るべき!頭バカになりゅぅぅぅ~~~っ!
“観る”ではなく、あえて“見る”を使う、そんな見世物小屋的映画です。そもそも映画かぁ?(笑)
それでねこれ、どのバージョンでも同じなのかはわからないのですが、アマプラの吹き替え版が、どういう訳か関西弁吹替だったんですよw YouTubeで予告見たら、字幕版も関西弁表記になっていました。なんでやねん!
「アホンダラ!シバくで!腹へってるか?儲かりまっか?ボチボチでんな。茶ぁシバこか!」
全編そんな感じなんですよw 割とネイティブに準じていました。
これ、今まで観てきた作品の中で、ありそうでなかった試みでした。
唯一、コレだけが評価できる作品。
お話の筋をどうまとめればよいのか、さっぱりわからないですが、下手くそに書いてみますね。
ガーナ・ドイツ・日本の合作やねんw「なんでそないなってんw」って感じの映画やねん。ここからしてもう頭おかしいてw しかも、カンフーやのに日本てw 香港は嫌がってたん?
第二次世界大戦でヒトラーは生き延びてはったんですね。裁判で死刑にされたはずの東條英機もおんなじで。
そんな戦争を一緒に戦ったはずやった同盟国やのに、イタリアはハブられとるんですよ。
「ポンコツのイタリアは除外された」って言われとるんですよw イタリア人怒ってもええとこ。いや、外されとった方が幸せやって話やね。
ほんで、二人はなんでか?アフリカのガーナに亡命しとったんですよw なんでやねん!
そんで、“ナチスの神器の血染めの党旗”の魔力で(なんでやねん!)現地人をガーナ・アーリア人に洗脳して(顔に小麦粉塗ったくって白くしただけw)支配下に置いて、ごっつい帝国を作ろうとしてたらしいねん。ヒトラーの側近が、ドイツ人やのぅて、なんでかか現地で調達したっぽいガーナ人(?)っぽいのが笑えるねんw
役者足りへんから、スタッフが兼任してるんが多いみたいやねん。
「なんのこっちゃ?」でしょ。こっちが説明してほしいくらいやねんw 頭バカになりゅぅぅぅ~~~っ!
血染めの党旗のデザインって言うんが、これまたひどいのひどくないのなんの。日章旗の真ん中にドイツ軍のかぎ十字が描かれてるだけやねんw
そんなん見たら色んな国の人が色んな意味で目ぇひんむいて倒れてしてまうやんw
そんなヘンなのんに立ち向かうカンフー使いのガーナ人の主人公の話やねん。
一回は負けてしもた主人公なんやけど、なんでかヘンな師匠に修行つけてもろて酔拳をマスターしてもう一回戦って勝つねん。
最後のボスで、空手使いの東條英機(だからなんでやねん!)が、たっぷんたっぷんの体つきで、全然強そうに見えへんねんw ちょっとくらい努力して役作りせぇ!っちゅう話ですわw
んで、ヒトラーとの対決もカンフーで戦って勝つって思うやん?ちゃうねんて、最後は鉄砲の撃ち合いでやっつけるねんw カンフー関係あらへんw
お話自体は、別にいいんですよ。ミリヲタこじらせた中学生が授業中に「面白い話考えたった!」で済むレベルのことですから。
問題は、こんなのに、お金とゴーサイン出した人らです。何考えてんだかw
評価なんですが。よくもこんな作品を世に出した勇気に敬意を表して、一周半回ってこんな感じにしました。
Z級もここに極まれりって話しです。こんなくっだらねーカルトムービーがたまに観られるから、いやぁ~映画って本当にいいもんですね。
いっつもは、アカンなりに、一応推敲して投稿してるねんけど。今回はそんな労力かけとぅもない映画やったんで、やっつけ仕事で書きましたねん。
素人が撮った映画とか思って観たならなんとかみたいな…?
以前に何かの紹介映像で見たことがあったので、興味からなんとか頑張って最後まで鑑賞し通すことが出来た。
正直、何度か挫折しかけたが、止めたらもう二度と観なくなるだろうと思い、製作者へ敬意を払うつもりで耐えた。
多分、というか劇場で対価を払って観るのはムリっぽい。
しかし、製作者の情熱で、低予算でここまでやり抜いたのは本当に凄いと思ったし、脱帽ではある。
アイデアとか、設定とかは着目点など、良いものがあると思うし、カンフーやアクロバティックな体技などは悪い訳でも無いので、そうした事を理解する特定のマニアにはウケる事もあろうと思うが、フツーの人は辞めておいた方が無難でしょう。
まあ、ある意味“愛すべき映画”だとは思います。
金にモノを言わせたハリウッド大作のようなのの対局にあるこのような作品は必要な存在であり、いつの世にも無くならないで欲しいと願います。
評価が低いのは、やや単調感が辛くなるので「もう少し絞り込んでテンポが良かったら」もっと良くなっていたように思えるので….
出オチ設定。笑
ガーナ!ヒトラー!東條!カンフー!
もうその訳のわからない設定だけで、出オチなんよ笑
無駄にカンフーアクションがちゃんとしてるのも謎すぎた。笑
東條が謎にちゃんと日本人で、おもろかった。笑
対決のときに、「大きな〜黒人の〜女の子〜」って紹介してるところが個人的にツボだった。笑
途中から(もうどういう展開だったかも覚えてない)眠くなったけど、それまでは意外と観れたかも。笑
最後のトドメは爆破かい!笑
ヒトラーの首ゴロンはさすがに雑コラ過ぎて失笑。笑
【ヒトラーと東條英機がガーナに逃亡していたという設定の超珍品。何故か台詞が関西弁です・・。カンフーシーンだけはナカナカです・・。】
■第二次大戦を生き延びたヒトラー(セバスチャン・スタイン監督)と東條英機(普段は便利屋を営む一般人の秋元義人)は逃亡先のガーナを制圧すると、空手と魔術で人々をガーナアーリア人として洗脳し、世界侵略の拠点を築いていた。
圧政のなか、恋人を奪われた心優しき青年・アデーは復讐を誓い、過酷なカンフーの修行に身を投じる。
そして、親友アカンテも・・。
◆感想
・数年に一度、超珍品に出会うが今作はそのトンでも設定とチープさでは群を抜く作品である。(褒めてません・・。)
・世界征服の為の武闘会がコレマタチープで、東条英機が大相撲の軍配の様に両者の名を読み上げたり・・。脱力・・。
・イタリアはポンコツなので同盟に入れて貰えなかったり・・。クスクス・・。
<何故か、今作のフライヤーが手元にあるのだが、何故に日本在住のセバスチャン・スタイン監督は、この奇妙奇天烈な作品を制作しようと思ったのか。
東條英機を演じた身体ポッチャリの普段は便利屋を営む一般人の秋元義人とは誰なのか。
そして、セバスチャン・スタイン監督とタッグを組んだ、ガーナのジョージ・ルーカスと言われる伝説的監督”ニンジャマン”とは誰なのか。
イロイロと謎の多い作品である・・。
フライヤーには、”ぜひ劇場で体験して欲しい”と書いてあるのだが、”いや結構です”と思った映画。今作を映画館で最後まで観た人はある意味、貴重な体験をされたと思います。>
想定通りのしょうもなさ
想定通りしょうもないZ級チャンポン映画だった。『片腕カンフー』や『酔拳』や『少林寺三十六房』といった著名なカンフー映画へのオマージュがふんだんに、なおかつ大味に散りばめられており、その清々しいまでの出来の落差がかえって清々しい。ただ、全編を通じて面白いかと言われれば首肯しがたい。ナチスネタと日帝ネタを絡めた武闘シーンや間の抜けた修行シーンなどが局所的に笑いを誘発することはあっても、全体としてはやや緩慢な印象だ。まあ、でもアフリカ映画のスピード感って大体これくらいだよな。先進国的な映画作りに陥らず、ガーナに対して最低限の畏敬を示しているところには素直に好感が持てる。
映画作りのエネルギーを感じるが、 しんどくて半分寝ながら見た。 東...
映画作りのエネルギーを感じるが、
しんどくて半分寝ながら見た。
東条英機役は役は、
どっかの日系人にやらせるのかと思ったら、
たぶんほんとに日本人かな。
鑑賞動機:いろんなところに怒られそうなあらすじ10割。
すでに怒られてたようだけど。
もうあらすじだけでお腹いっぱい、いろいろ覚悟の上なので、何があっても耐えられると思ってみた。
演者の身体能力が高くて(演技力より遥かに)、アクションシーンがまれに魅せるけど、あとは大体「バカだなあ」ですむ。トージョーは素人さんにしても、もう少し何とかならなかったのか。
カルト的怪作として残る…いやのこらないよね、やっぱり。
合わなかった
第2次世界大戦後、アフリカのガーナに逃げ、生き延びていたヒトラーと東條英機が、現地を制圧し、世界征服のための武闘会を開催するという話。
なんとも言えないストーリーで興味がわかず、とにかく合わなかった。
コメディなんだろうけど、面白くなかった。
いや、そこはイタリアも仲間に入れたげてw
楽しそうで何よりです、兎にも角にもw
どこの誰なんだよ、こんなバカな映画を撮るんわ。と思ったら、日独ガーナの三ヶ国合作だった。よもや、よもやだがw
大真面目に作ったとは思えないクオリティです。邦画のインディ作品にも、まだマシなものが沢山ある。ヒトラーと東條なんて、ソックリさんでも何でも無いし、ガーナ掌握ってどんな意味やねん?な展開。登場人物のアピアランスが、一々インパクトあります。酔拳マスターとか、オランウータンですか?巫女さん、ただただ、ひたすら怖い。と言うか不気味。
何のための天下一武道会なんか意味不明。呪いの旗を燃やせば全て解決するだなんて、その場面になって、初めて、「そう言う設定だったんだ」。
繰り返しになりますが、何やら、皆さん、楽しそうなのが何よりな、象牙海岸からのコメディ・カンフー。
しかし、身体能力だけは、やっぱり凄かった。
と、天下一武道会の紅一点は、アベンジャーズにスカウトしては?って思いました。
最高に下らなくて、楽しかったw
人様には、決してオススメ出来ないけど。いや、オススメしちゃいけないと思いました。
好きものさんだけ、どうぞ!
単なる悪ノリのC級マイナー作品
そもそもなぜガーナ彼は白人優越者だと冒頭から実際の映像も登場して期待を持たせたがむしろ物語のメインは対抗する青年側の話で中身も淡白でもっと派手さやスケールの大きさが欲しかった!
日本在住のドイツ人監督の作品
たまたま舞台挨拶の日に鑑賞しました。
この監督、日本在住だけあって日本文化に造詣が深いです。というか日本語ペラペラです。
ドイツでカンフー道場に通っていたとのこと。
パンフレットに記載がありますが、ヒトラーについて長年研究されてます🙃演説や細かいところまでネタだらけです。知っている方ほど楽しめるかと。
展開はジャンプ漫画の王道そのまんまです。
なんだかんだ、ナチスネタはサメ映画に通ずる定番コンテンツですね。
凄い、旭日旗の中にハーケンクロイツ卐とは
ガーナで繰り広げられる
全体主義の空手によるヒットラー➕東條英機のカルト集団と
ガーナ地元民のカンフー道場の死闘をアフリカで見せながら、
バカバカの大阪弁の字幕が、
コメディーに仕上げに拍車を掛けて、
非現実的な最悪の最高作品である。
だって、今どき、
ハーケンクロスに旭日旗をマジで復活映像できるか?
ヒットラーに東條英機が映画で復活させれるか?
これはコメディーに見せてコメディでは無いのだ。
美しい国と金と言う暴力カルト集団への
警告を笑いで映像化した凄い映画だ。
ハリウッドでリメークもうなずける内容
制作費を100倍にして、丹念、丁寧に作れば世界的なヒット、さらなる高評価間違いなし。
なんの事前知識もなく、イメージフォーラムの向かい側で「東京オリンピック」のボランティアのユニフォームを受け取りに行く時間調整で劇場に入った。
自分にとっては、初めてシニア料金を行使した記念すべき映画がこれになってよかった。
早く、ハリウッドでリメークされることを祈っている。
美しい国日本でアドンコを飲みたい
ヒトラー、東條英機で笑いを誘うし、ゲーリングがなんと黒人!わくわくしながら、笑い飛ばそうと思っていたのにストーリーそのものはカンフー映画を踏襲したもので、どこまでふざけているのかわからなくなった。まぁ、予告編以上は笑撃はなかったかな・・・
それにしても『酔拳』など往年のカンフー映画のオマージュ(パロディと言ったほうがいいかも)を散りばめ、スラッシャーという味付けによって面白く仕上がっていた。もちろん低予算、デタラメなのですが、かなり記憶に残りそうな作品でもあります(もちろんカルト作品として)。
冒頭のドイツ語による説明は「あったら怖い」その後のヒトラー。しかし、本編が始まると字幕が大阪弁!そして、脱力系の影蛇拳道場なのにナチスの襲撃後は血飛沫は舞う、首は飛ぶ、主人公なんて指を切り落とされちゃいます。ゾゾゾってな感じでR15にも納得。
劇中酒“アドンコ”はどんな味なんでしょうか?ビターテイストらしいけど、やっぱり不味いのかなぁ。強くなれるのなら飲んでみたい!
ツッコミながら観ろってことやんな?
予告の時からいわゆる「おバカ映画」だろうな、とハードルを下げまくって行ったので耐えられました。
設定の穴とかはもう実在の白人の映像出した直後に黒人出してきた時点で言うのは野暮というものです。その後もツッコミどころ満載で、トーナメントに自分の手下何人も出しておいて同志減ったとか強いの1人だけ出しとけやとか、警察何してんのとか、ガーナアーリア人ありならユダヤアーリア人にしてやったら良かったじゃねえかとか、こんなツッコミはほんのごくごく一部で。あれ、なんかこの映画面白かったのか?
カンフーはなんかちゃんとしてるような、してないような、感じでしたがガーナ人が日本のカラテに中国のカンフーが負けるわけないやろと言ってるのが最高にシュールでした。
後半は怒涛の残虐ファイトで、知らない人に「これモータルコンバットだよ」と言ったらだませるんじゃないかと。だませるかい!
こういうおバカ映画は点数低い方がほめ点数かな?
最高にアタオカでカオス、R-15+のB級映画がくれる変な余韻
初めてのイメージフォーラム。予告編から色々と社会提起するような映画を紹介するわけです。観ているだけでドヨっとするような。そんな劇場が1日4本かけるのが、最高にカオスなこの作品。
ヤバイヤバイ…「なんこれ!?」ってずーっと観てたのに、変な余韻が凄い。中身なんてあったもんじゃない、カオスを生み落とした制作陣に拍手。
舞台は第二次世界大戦後のガーナ。東条英機とヒトラーが生きていたんですね、これが笑。手を組んで現地人を「ガーナ・アーリア人」として洗脳してしまう。そんな中、優しき青年のアナーの彼女も失踪し、師匠も殺されてしまう。そこから始まる復讐、全てはヒトラーと東条英機の主催する大会で…!みたいな話。
気にせずにはいられない関西弁の字幕に心を掴まれたら、あとはこの作品の世界に堕ちるだけ。高い身体能力を存分に発揮するのはもちろん、R-15+に相応しい血(が飛ぶ安めのCG)が飛び交う大会のシーンは必見。さらに、カオスな音楽は入れるタイミングが微妙かつ印象的。あ、これで死ぬんだな…と思うし、ちょっと入れるのが早かったりもしている。また、カンフーを超えた(?)ラストシーンはもはやカオス。それこそこの作品の真骨頂。その一方で、もちろん面白いが、やっぱり特訓のシーンとか割と変わり映えしないし眠かったところもある。
もろもろカオスなので、頭を空っぽにして見るのにもってこい。安っぽい割れた音声など、今どき体感しにくい映画の大変さも伝わってきたりして、まさしくB級の名に相応しい1本。
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