「美しい国日本でアドンコを飲みたい」アフリカン・カンフー・ナチス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい国日本でアドンコを飲みたい
ヒトラー、東條英機で笑いを誘うし、ゲーリングがなんと黒人!わくわくしながら、笑い飛ばそうと思っていたのにストーリーそのものはカンフー映画を踏襲したもので、どこまでふざけているのかわからなくなった。まぁ、予告編以上は笑撃はなかったかな・・・
それにしても『酔拳』など往年のカンフー映画のオマージュ(パロディと言ったほうがいいかも)を散りばめ、スラッシャーという味付けによって面白く仕上がっていた。もちろん低予算、デタラメなのですが、かなり記憶に残りそうな作品でもあります(もちろんカルト作品として)。
冒頭のドイツ語による説明は「あったら怖い」その後のヒトラー。しかし、本編が始まると字幕が大阪弁!そして、脱力系の影蛇拳道場なのにナチスの襲撃後は血飛沫は舞う、首は飛ぶ、主人公なんて指を切り落とされちゃいます。ゾゾゾってな感じでR15にも納得。
劇中酒“アドンコ”はどんな味なんでしょうか?ビターテイストらしいけど、やっぱり不味いのかなぁ。強くなれるのなら飲んでみたい!
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