「私を沼に引き摺り落とした責任を取ってほしい」劇場版 呪術廻戦 0 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)
私を沼に引き摺り落とした責任を取ってほしい
もうこれ以上沼は増やせない…!危ない…!身を滅ぼしかねない…!!!
と、日々気をつけて生きているのに、私の理性の抵抗も虚しくドボンしました。
私は、元々映画化する前に友達にゴリ押しされたので6巻まで軽く読んでたんですが、いとこが映画に付き合ってほしい〜とのことで「とりあえず9巻までは読んで行け!!!」と言われたので、映画館のベンチでそこまでは読んで、銀幕観た後に0巻と18巻まで読みました。
こういう時に電子書籍って便利だなぁ。
なので、原作で出てくる乙骨先輩=0巻の憂太さんだと思って無かったんですよね…。
いやぁ、初見ってさ、主人公周りの情報整理するのに忙しいから、こういう細かいとこまで手が回らないんですよぅ…。
そんなこんなで、映画観る前に「多分この子は死ぬんだろうな…。原作出てきてないし…。五条先生の前の教え子的なアレで、既に死んじゃってるから虎杖くんには生きてほしいんだろうな云々的なアレか…」と思ってた。全然違った。全ッッッッッ然違った。
そして映画観た後に夏油さまのメロンパンの過程で、「!!!!!!????」って五条先生と一緒に驚いていた。え、…つまり漫画前半のあの夏油さまはメロンパンだったという事…!!?となってからは、もうしんどかった。辛かった…!!!報われてほしいよ〜と号泣した。
何が言いたいのかというと、この流れで憂太さんと夏油さまを好きにならないわけがない。
私はいとこの巧妙な手口ですっかり沼に落ちました。
全国呪術オタさん、布教の仕方は
①とにかく9巻まで読ませる
②銀幕0巻一緒に観る
③その日のうちに18巻まで読ませる
で、ほぼ確で引き摺り込めますよ。
さて、映画についてですが(遅い)
隙のない作りですごいよかったですね。単行本1冊まるまる有意義に使って銀幕てめちゃくちゃ贅沢。
やっぱ映画1本分が大体漫画1冊分なんだな…と思った。
この基準ってすごく大切だと思います。
そして今回すっきり簡潔に映画を作成した呪術廻戦を踏襲して、今後は実写化にしろ長編アニメにしろ漫画1冊分を目安にしてほしいなぁと思ったり思わなかったり…。
でもほんとに完璧だったな…。
強いて言うなら、憂太さんがあまりにもシンジくん過ぎたことでしょうか…?
映画の時の憂太さんなら全然良いかな…と思ったんですけど、16巻以降の憂太さんのイメージだとあんまり声合ってないかな、と思っちゃったのでアニメもこのままなのか〜と思うと若干不安かな…。
いや、声でどうこう言うみたいなアレでは無いんですけど、すごいキャラの印象がついてしまってる方のCVってすごいそっちに引っ張られちゃうからな〜というのが苦しい。結局漫画が1番だな、って思っちゃうんですよね。
ま、ここは映画のレビューなので関係ないからその分☆の評価には入れてませんが。
2回めは今週末に友達と行きます!
その友達は3回めです。。。
おつこつだと思ってましたが、おっこつなんですね。
しかも実在する苗字なんだぁ。
追記:主題歌がめちゃくちゃ良くて、映画観た日から永遠リピートしてます、、、!