「ムリゲーなのに案外あっさり」レスキュー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ムリゲーなのに案外あっさり
中国の海南救助隊の救助活動と家族の話。
どこかでみたことある海上プラントから始まり、様々な海難事故現場での救助活動をみせていくけれど、スピードと手数重視と言いましょうか…確かにスリリングさと迫力はあるのだけれど、要救助者とのやり取りもなければ、苦難して壁を乗り越えてみたいなドラマがちょっと薄い。
隊員に纏わるドラマも、まあそうなるだろうね的なコテコテのフリオチだったけど、それも悪くなかったし、息子のお目々からの件りはちょっと蛇足な感じも否めないし。
安全確認の一つもないし、命令は聞かないし、自身の安全確保より命を投げ出して救助すべき的な考えとかは中国映画らしいかな…そして謝罪と感謝の感覚もちょっと良い子ちゃん狙い過ぎて間違えちゃった感じ?
そういえば、海難救助の現場なのにダイバーがいないのは中国ではデフォですね?
モンクばかり書いていますがw
全体的にドラマが薄味で連ドラの総集編みたいな感じはあったけれど、救助現場はシリアス、プライベートはコミカルとメリハリが効いているしテンポは良いし迫力はあるしで面白かった。
そして海猿はやっぱり面白かったなぁなんて頭を過ったw
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