エンドロールのつづきのレビュー・感想・評価
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フィルムからデジタルへ
子供たちのキラキラした目に満面の笑みの上映会見たら、
そりゃお父さんも何も言えないしシバキ棒捨てるよ
お母さんの料理はどれもとても美味しそうで、もしかしたらパンフ買えばレシピひとつくらい載ってるかも?と思って買ったら全部載ってた!!
巨匠たちのフィルムも溶かされカラフルなバングルに生まれ変わり
インド女性たちの腕を美しく彩る
未だに入場特典なんかでもらったフィルムたちを光に透かして眺めている私にはとても沁みる映画だった
情熱の輪
映画に魅せられた少年の物語ですが、
娯楽が少ないからか周りの友人達男子6〜7人も皆で手造りの映写機を作る情熱の伝播が凄い。
そして主人公の少年、
「映画作りを学びたい」ではなく
「光について学びたい」
「光はフィルムを映し出してくれるから」
と、「光」の仕組みを学ぼうとするのが良かった。
古い映画館で映写室に入らせてくれるとか、
スクラップ工場のリサイクル現場に何故か子どもが入り込めて古いフィルムテープの行く末を見れるというのも一昔前の時代がなせる技だろうか。
大事な作品の詰まった大切なフィルムが溶かされリサイクルされることへの絶望から、リサイクル製品を後に目にして「あのリングはフランシス・コッポラ」「あのリングは黒澤明」と想いを馳せるところがなかなかに感慨深かった。
そしてRRRでも思いましたが、インドの人にとって
英語が話せること、英語が読めて最新機器が使えること、
「英語」が夢を叶えるキーになってるのだと改めて思いました。
そして、学ぶために小さな街を出て親元を離れても一人でも都会へ出て学ぶことが大事。。
学べ、そして旅立て。
という学校の先生の教えと理解がお父さんに伝わって良かったと思いました。
発て、そして学べ🕑🌟
サマイ少年と彼の友達、周囲の人々の想像力、創造力、行動力が物凄く高く感心した。
分からないことがあると自分の頭で考えることなく、すぐにインターネットで調べたり、必要なものがあればすぐ購入するだけの私はなんだか情けない気持ちになった。これからはサマイ少年達を見習い、自ら努力することを忘れずに生活したい。
個人的に、6人がライオンと「対峙」するシーンがお気に入り。
また、サマイ少年の母が作るごはんを見ていたらインド料理が食べてみたくなった。
この作品を見ると「ニュー・シネマ・パラダイス」と「浜の朝日の嘘つきどもと」が見たくなる。
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