劇場公開日 2023年1月20日

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エンドロールのつづきのレビュー・感想・評価

全125件中、41~60件目を表示

4.0少年(監督)の映画への憧れが伝わってくる作品

2023年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まず・・・。

お母さんが作る料理が美味そう!!!
愛情たっぷりお弁当。そりゃ、タダ鑑賞と取引できまっせ!僕もいただきたーーーい!
料理の過程を見せてくれるのですが・・・空腹で見ると絶対にお腹鳴りますよww

さて、本作。

監督自身の映画愛がそのまんま形になったような印象を持ちました。とにかく全編キラッキラしてるのです。
☆七色キラキラ☆
きっと主人公の少年を通して監督自身の映画、過去の作品へのリスペクト、映画界への夢、期待などなどマルっと含んだワクワクする明日を描いているのではないでしょうか?ラスト、フィルムが形を変えて人々を豊かにする・・なんて描写も監督の映画愛を感じちゃいますね。

本作のキーワードは「光」なんじゃないかなぁ?って思います。
作中、光を使った印象的なシーンが数多く出てきます。光があるから映し出される色と景色。
「光を捕まえにいく」・・・素敵なセリフだったなぁ。映像って光がなければ見れないんですよね。ガラスの破片も光がなければ綺麗には見えない。未来が決まっているようなあの土地で心奪われた「映画」を作り出す「光」はサマイにとっての「夢」であり「未来」だったのかもしれないです。光が平凡な日常に色をつけてくれたってところでしょうか?その色は(映画も含めて)人々の心を豊かにする。そんな魔法のようなものに心奪われていくサマイを愛しく感じて仕方ない作品です。

そして彼を見守る家族、友達との温かいストレートなストーリーはすっと心に入ってきて爽やかな気持ちにさせてくれます。サマイのキラキラした熱情を映画館で楽しんで、さらに映画が好きになってしまいました。

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バリカタ

5.0傑作

2023年2月13日
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何かに夢中になる事、夢を持つ事は素晴らしいと感じました。映画を観ている時の少年の表情が凄く素敵で、天才!全体的に静かで美しい演出で、派手な感動作ではないところが逆に良かったです。

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tomoboop

3.5ゆったり社会派

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館
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soleilヾ(´ε`○)

4.0ニュー・シネマ・パラダイスのインド版と思いきや…

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

全く違いますね。
むしろ、違っていてホッとしました。

これ、実話なんですよね。
凄いですよね。
今後のパン・ナリン作品に注目します。

親の反対を押し切ってでも、好きなことを貫き通す
どんなにお腹が空いても、好きなことに没頭する
どんな困難にも諦めずに好きなことだけに集中する

昔、林修先生が「好きなことを仕事にするのは、とてもリスクがあるから、出来ることを仕事にしなさい。好きなことを仕事にして成功しているのは、ほんの僅かか人たちだけだ」と。

ビートたけしさんも同じことを数十年前に言っていました。

だからこそ、男の憧れの物語なのです。

また、成功者と脱落者の違いを、主人公のサマイとその父を比べて分かりやすく描いていると思いきや、最後のシーンで父のサマイに対する愛情は、これも心豊かな生き方なんだろうと、ついウルっと来てしまいました。

インド映画は、好き嫌いが分かれますが、この作品はいわゆる「歌と踊りのインド映画」ではなく、映画好きはもちろん、多くの人が感動すると思います。

サマイの演技が上手い、そしてサマイが可愛い。
出てくる子供たちがみんな可愛い。
サマイのお母さんが、綺麗で優しくて、そして料理が上手で。

今日の夜はインド料理屋さんに行くことにしました(^^)

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寅

3.0ニューシネマパラダイスを思い浮かべて…

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

いいポスターだね。

予告観て持った期待以上のものはなかったな。
悪くはないけど ちょっと無理があるディテールが多々あって。

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すったもんだだよ

3.5何かに夢中になったあの頃を追体験

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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REX

4.0ボーイ・ミーツ・ムービー 芸術的な演出に引き込まれる

2023年2月10日
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鑑賞方法:映画館

インドの貧しい家庭に生まれた少年は、学校に通いながら父親のチャイ売りを手伝う。
少年はある日「これきりだ」と一言付け加えられながら、家族で映画を観に行った。
映写機から伸びる光、映画を運ぶその光に少年は心を一瞬にして奪われる。

映写機の光に囚われた少年の心情は、言葉ではなく芸術的なカットで描かれているのがぐっとくる。
どことなく『ニュー・シネマ・パラダイス』に似た感じがするが、
この映画では親子関係や貧困についても、細かに描写されている。
暖かい暮らしの中にいる私から見たら、虐待や犯罪など完全にアウトな要素もたくさんあるんだけど、
社会の発展から取り残されたインドの貧しい地域では、当たり前で許容範囲の現実なんだと思うと、
改めて貧困問題について考えさせられる。

辛さがにじむ社会問題の部分はさておき、境遇は全く異なるのになぜか少年に共感を覚える。
それはきっと私たちの記憶の中にもこの少年のように映画に心を奪われた瞬間の煌めきが残っているからだと思う。

あぁ、映画好きになって良かった…
そう思わせてくれる素敵な作品だった。

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スクラ

5.0インド映画なの?!素晴らし過ぎる!!

2023年2月8日
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誰かの親だったら尚更、もうエンディングでは涙間違いなし!
サマイ君の名前の由来…忘れないわ
お母さんのインド料理美味しそうなのも忘れないわ
そして周りの皆んなの応援してくれる顔も忘れない
夢や希望も…。
見てよかった🎶
素晴らしい映画!

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ひまわり

3.023-010

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

少年時代の夢と希望は仲間と共に実現できるのかも。多少❓かなり❓無茶な事でも子供の衝動は抑えられない。

時に現実を知って、大人になるのかもしれないが、本当になりたいものへの衝動は古い慣習をも超えるのかも。

“発て、そして学べ”

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佐阪航

4.0「今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る」…訳ではありませんが、映画を愛する少年が映画監督を目指して故郷を旅立つまでのお話です。

2023年2月6日
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もりのいぶき

3.0少年を通してみるインド

2023年2月5日
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風景と列車とインドに行ってきた気分。
少年の目が綺麗で、
映画は、やはりフィルムでないとね!
と思いました。

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Billy

4.5ブレないインド映画のお手本のような

2023年2月5日
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サマイとサマイを取り巻く人々の関わりが、短い言葉や演技や情景で、丁寧に描かれてる。

映画大国のインドでなかで、映画がどのように浸透しているのか。
そこには、驚きの仕組みがあったり。

サマリを通して見えたものは、映画を観ている人にも同じような感情を投げかけていて、自分もサマリと同じようにキラキラした眼差しになっているような気がした。

インド映画って、あり得ない設定だったり、突拍子もないところもあるのだけれど、人物の描写にブレがない。
そこがインド映画に引き込まれる、一つの要素なんじゃないかなと思う。

この映画は、まさに人物像がブレないとこに、魅力があるように感じた。

さらにさらに、インド映画大好き!!

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ミツバチば~や

3.0Picture That

2023年2月4日
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鑑賞方法:映画館

お母さんのお弁当を食べてみたいけど、おれにはやっぱり辛すぎるかな。

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Mr. Planty

3.5探究心から周りを巻き込む

2023年2月4日
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初めての映画館での映画鑑賞から映画を作りたいと思ったサマイ。今まで触れて来なかった分なにか特別なワクワクがあったのかもしれません。夢に向かう探究心が友達を巻き込み、地域を巻き込みました。一度仕事で失敗された父はどのように今後を進めればいいのかと息子サマイをどのように教育し応援してあげればいいかが分からなかったです。時代の変化で映写機からデジタル化になり、フィルムと映写機は他の製品になった。勉強の大切さを知るサマイとその背中を押すことができた父。サマイの行動が周りを巻き込んでいく映画です。学校の先生の教育方針と言葉熱かったな。父のチャイと母の料理のコラボレーションで大繁盛かもしれないですね。

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やんやん

4.5勅使河原小津黒澤

2023年2月3日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞前に恵方巻を食べてしまい、案の定、睡魔と戦いながらの鑑賞

どうやら映画好きの少年が映画館に通う話らしい

父親は映画嫌いらしく、しばしば主人公は体罰をされているようだ

インドや中東の映画にありがちな、奥さんがエライ美人なのに旦那がビミョー問題も(価値観は様々なので)

エンディングは誰が観ても泣ける

主人公の表情が素晴らしい

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うんこたれぞう

3.5美しい映像と少年の夢と冒険に感動。その一方で…

2023年2月2日
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mami

4.0光を捉える

2023年2月1日
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夢を追う少年=本作監督の少年時代の話であるのと同時に。
映画の映写状況がフィルムからデジタルに変わっていくことへの惜別の念というか、アナログへの感謝と懐かしさと原体験の尊さとを表しているように思えました。

映画とは「光を捉えること」というこの感性、かなり好き。

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コージィ日本犬

4.5映画好きの少年の成長を通して描かれるインド社会の変容

2023年1月30日
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よして

4.0子供は境遇に悲観して下を向くことは無い

2023年1月30日
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鑑賞方法:映画館

素敵な作品だった、それが観終えた時の感想でした。
子供たちの行為は法に触れるものであり、もちろん許されるものではありませんが、自らの欲望を叶えるために一直線に邁進する姿、キラキラとした眼差しはほれぼれとしてしまいます。
主人公サマイの父が丘の上に佇み、牛飼いとして輝いていた在りし日の自分を捨てきれずに背を丸めている姿と対照的でした。
サマイをサポートする映写技師のファザル、いつも心を込めて食事を作り、暖かな眼差しのお母さん(インドでは女性の発言権が弱いのでしょうが、それでも見せてくれた、サマイを護るためにとった夫への一度の反抗も含めて)など、金銭的には恵まれなくてもたくさんの幸せを感じ取ることができました。
インドらしい色彩に溢れた映像も良かったなぁ。

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ニコラス

4.0監督の半端ない映画愛が集約されたラストシーンで幕が閉じる

2023年1月29日
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泣ける

笑える

インド版「ニューシネマ・パラダイス」と言われていて、貧しい田舎町で暮らす映画好きな少年と映写技師の交流、という点は同じだけど、テイストはかなり違う

インドだからこそなカルチャーギャップも含め、田舎町の牧歌的な景色とインド社会の厳しい現実の中で、映画に魅了された貧しい家庭の少年が、映画を観るために仲間も巻き込み全力で走り出す姿を、エモーショナルに描く

びっくりなのは、このストーリーが監督の少年時代の実体験を、ほぼ完全に映画化したらしいこと
半端ない映画愛は、ラストシーンに集約されて幕を閉じる

少年の映画愛も良いけど、劇中に出てくるお弁当や料理がまた良い!
ストーリーのポイントにもなってるんだけど、スパイスの香りが漂ってくるような映像に、無性にカレーが食べたくなる

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12shiho28