「インド映画2本目にして、まさかの「RRR」越え!」エンドロールのつづき のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
インド映画2本目にして、まさかの「RRR」越え!
うわー、いい映画、「ニューシネマパラダイス」を思い出す。
自分の運命に出合うって、こういうことなんだね。
小学生くらいの男の子が、親や友人や故郷を離れて、知らない人を頼って未知の街に行くことを即決できるくらいの、抗いがたい引力。
息子のまっすぐな情熱に触れて、息子の背中を押す父親。
見守り、抱きしめ、おいしいご飯を用意し、息子にとって最大の癒しである母親。
子どもが自分たちのもとから力強く羽ばたいていくなんて、最高。
日本に比べて、衣食住は十分でないが、遠くない未来世界の中心となるインド。
彼らの可能性は計り知れない。
子どもたちは、ハングリーさを抱えて、キラキラした瞳で生きている。
衣食住足りて、世界がすごいスピードで変化しているのに、変わらないことを選択している日本。
国としても、個人としても、未来予想図が描けない。
何がしたいか分からなくて、考えるのも面倒で、毎日何となく生きている。
住むのに楽なのは日本だけど、ワクワク生きるならインドかな。
今度は、アグラやバラナシ、リシュケシュ、バンガロール、観光地でない町にも行ってみたい!
インドのパワーに触れて、主人公のように自分の運命に気付きたいものです。
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