Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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オヤジ版「ストリート・オブ・ファイヤー」
バイオレンス描写も圧倒的だと、もうなんか楽しくなって笑っちゃうね。
アメリカの映画館では大爆笑なのかも。
気分はほとんど「ストリート・オブ・ファイヤー」です。
悲しき願い
男女2人組の怯えた強盗に家に入られ、息子が追い詰めたものの殴り掛かることが出来ずに逃げさせたオヤジが本性を現す話。
義父の経営する工場で働くマジメなパパさんは、息子や嫁に冷ややかな視線を送られても平気だったけど、娘の悲しむ顔は見たくなかった様だw
オープニングの曲から暗示していたけれど、実は肝の据わった冷静な観察眼から雨のシーンまでで、ほぼほぼどういう人物かはみえて、後は爆発待ったなしのアクションエンタメというか、コメディですね!とワクワクw
そしてそこからやり過ぎな程にみせてくれちゃって、殺し屋じゃないけど主人公の異なるジョン・ウイックじゃないですかw
しかもちょっと軽い空気感で自分はこちらの方が好み。
スタンガンで気絶とかパイナップルで建物壊れるとかはもうちょっと何とかならんかなとは思ったけれど、派手にみせてくれるし、テンポは良いし、尺は92分とムダを感じさせず、最初から最後まで楽しめた。
会計士VS会計士
擦り切れる程に使い回されたネタだけれども、擦り切れる位だからこそのテッパンとも言える。そんな感じでのチョイスだったのだが、良い感じに裏切られた。爽快感とエグさのバランス、お見事でした。
トーン、ディティール、テンポ、サウンド、好みにビタッと嵌まると心地好いものでございますな。バディものとしての面白い側面もあるので、そちら好みの方もご一考頂いて宜しいのではないでしょうか。
爽快感が、、!
とにかく爽快感がすごい!!
日頃のストレスがぶっ飛ぶ作品です笑
ブラックジョークが面白く特に歌が流れる時が笑いどころです
始まり方、終わり方無駄がなく最高でした。
普段溜め込んでるものがある人は絶対に見てください
この映画がかき消してくれます(o^^o)
バカヤロウ!を言わない中年ヤクザ
全米映画ランキングに載っていたし、ハードボイルド映画ということで何となーくで鑑賞。評価もなかなかいいので、そこそこの期待で。まぁ、でもこの手の映画は何も考えないで見るのが正解だと思うので、頭空っぽにして見ることに。
面白いな〜、これ笑笑
ストーリーに捻りはないけど、ずっと見ていられる。
こんな世の中だからこそアメリカでも人気を博したんでしょうね。ハードボイルド映画最高笑
火曜日はゴミ捨て担当で愛車は路線バス。妻には距離を置かれ、息子には尊敬されない。傍から見るとごく普通の中年男(ボブ・オデンカーク)が、家に強盗が入ったことをきっかけに暴走する。
尺の短さもあってテンポがいい。
冒頭の月曜から金曜の流れをサラッと二、三回ほど流し、中年男の「いつも」を作り上げている。それがかなり好印象で、上手いこと伏線となっていたりするので面白い。
音楽がすごくハマっていて、いい曲ばかり。
音楽1つでここまでテンションが上がるものか。わざとオシャレな曲を使っているのもまとまりが出来て良い。
暴力もただただ殴ったり銃を乱射したりするだけじゃなくて、結構変わった殺し方をするので見応えがある。そういうことか笑 という伏線回収だったり、そういう殺し方ねという斬新なアイデアが楽しくて仕方ない。
まぁ、ただストーリーとしては...って感じ。
こういった映画にそこを求めるのはお門違いな気もするけど、中途半端に家族愛について首突っ込んでいるのでなんかラストシーンも腑に落ちない。
もっとド派手にやってくれても良かったかなと。
痛快さは物足りず、復讐に燃える男というのをしっかり描いて欲しかった。ただただ、イライラをぶつけている感じがして面白いんだけど、アウトレイジのような爽快感はあまり無い。
まぁ、でも良かったです。
これから見る方は何も考えずに見ることをおすすめします笑
『悲しき願い』が暗示する男の苦悩が炸裂!ロシアの奇才イリヤ・ナイシュラーが辿り着いた“ナメていた男が実は◯◯でした”映画の極北
義父が経営する金型工場に路線バスで通勤するハッチは家族思いで真面目なお父さん。とある早朝に不審な物音で目を覚ましたハッチは自宅に侵入した二人組の強盗に遭遇するが咄嗟に強盗を取り押さえようと飛びかかった長男を制して強盗を逃がしてしまう。その事件をきっかけに家族からもご近所からも警官からの蔑まれ肩身の狭い思いをするハッチだったが唯一今までと変わらず接してくれる幼い娘サミーが大事にしていた猫のブレスレットがなくなっていることを知り堪忍袋の緒が弾け飛ぶ。
まず言っておきますが、『ジェントルメン』を軽く突き放してこれが上半期ベストワン。いやこのままだと下半期に予定されているアクション大作群を抑えて本年度ベストワンになるかも知れない恐るべき傑作です。
冒頭でいきなり流れるのがニーナ・シモンの『悲しき願い』。ズタボロになった主人公が紫煙を燻らせる背後でボソッと呟かれる歌詞がこれからの物語を暗示している。ここの数十秒だけで色々ワケあってスクリーンの前に身を沈めている50代、60代のオッサンが全員泣くところです。パット・ベネターの『ハートブレイカー』とともに登場するのが白い72年製ダッジ・チャレンジャー・・・早朝からシレッと『バニシング・ポイント』をブチ込んでくる辺りが憎いにも程があるわけですが、これがすなわち黒い69年製フォード・マスタングをブチ込んできた『ジョン・ウィック』と表裏一体になっているわけですね。ちなみに結構なワンコ映画だった『ジョン・ウィック』に対してこちらはちゃんとニャンコ映画になっている点も注目すべきところです。で、もうこの辺りの70‘sリスペクトな雰囲気で21世紀の『狼よさらば』を見せてくれるものだとアラフィフは期待しているわけですが、本作はあくまでもイリヤ・ナイシュラー作品、そんなしがないオッサン達の予定調和しかない期待感を凄惨極まりないヴァイオレンスと乾き切ったドス黒いユーモアで片っ端から裏切りまくります。この時点でとんでもないものを観せられていることに気づいても時すでに遅し。その頃にはもう物語のブレーキはとうにぶっ壊れていて、観たことないカットの雨霰の中で次から次へと悪党どもの亡骸が積み上げられ、そこに大量のウォッカをぶっかけてジッポのライターを放り込んで高笑いするかのような壮絶にアナーキーで斬新な殺戮がバスドラムの連打のように心臓を揺さぶってきます。この時点で私は号泣しました。興醒めになるので詳細は一切書きませんが、クライマックスのカットを見た瞬間に今まで生きてきてよかったと本気で思いました。それぐらい画期的なカットです。
自ら率いるバンド、Biting ElbowsのMV、”The Stampede”で鮮烈なPOV目線のヴァイオレンスを見せつけ、『ハードコア』ではそのネタだけで丸ごと1本壮絶なアクション映画を作り、その後も血塗れのMVを製作し続けているロシアンヴァイオレンスの寵児イリヤ・ナイシュラーが到達したのは“ナメていた男が実は◯◯でした“映画の極北。クリストファー・ロイドがBTTF3以来の侠気を見せるところにも泣きました。
だいたいアラフィフはトイレが近いのでエンドロールが始まったところでトイレに立ちがちですがこれはエンドロール終了までちゃんと見届けるのが礼儀です。まあしっかり観てると膝が笑ってすぐには立てませんけれども。
ちなみに本作ではカナダのマニトバ州が全面協力しているようで、かなり気合の入ったカーアクションが街中できっちりロケ撮影されています。今まではジョージア州が主戦場でしたが、知事がバカであることが露呈してどんどん脱ジョージア化が進んでいる中、なかなか景気のいい自治体が名乗りを上げたなと感慨もひとしおです。
アクションが良かった
自宅と職場を路線バスで往復するだけの毎日を送っていたハッチ(ボブ・オデンカーク)は、地味で仕事も評価されず、家庭では妻に避けられ、息子から軽蔑され、という冴えない中年男だった。ある夜、ハッチの家に強盗が押し入り、ハッチは反撃することもできず、そのため家族からさらに信頼を無くしてしまった。
ある日、路線バスに乗り込んできたチンピラたちに絡まれたのをキッカケに、ついに本性発揮しチンピラをボコボコにして病院送りにしてしまった。
チンピラの中にロシア人マフィアのボスの弟が居たから大変。ハッチはマフィアから命を狙われる事になるという話。
期待してなかったが、カーアクション、銃撃戦、格闘ともなかなか迫力あり面白かった。
じいさんの銃撃も見所。
あまり考えず、観たら楽しいと思います。
テンポ◎
予告で気になっての観賞。
ジョンウィックとハードコアのなんちゃらさんが監督やらなにやらとの事で
期待値は割と高い状態で観ましたが、期待通りの良い映画でした。
良質なアクションシーンと時々挟まれるシュールな笑いが良い塩梅。
それらが素晴らしいテンポで進むため、テンポ重視の私としてはとても楽めました。
唯一気になった所として序盤の導入こそ若干長く感じたものの、
作品全体のテンポが良いためそこまで気にならず、最後まで退屈しませんでした。
もし次回作などあれば、序盤の導入もさらに簡略化できるかと思いますので
その時はぜひぜひ観賞したいと思います。
平凡な日々からぶっ飛んだ日常へ。
今年63本目(合計129本目)。 ※まだ書いていないのが大量にあるので実質的には70本目くらい。ぼちぼち書いていきます。
最初は穏当な内容から始まって、どこから面白くなるのだろう…とみていると、バスで大暴れするシーンからぶっ飛んでそのあとはアクションもの。まぁ、賛否両論あるかなと思いますが、比較的短時間で(100分ほど)見るにはいいかな…と思います。
惜しむべきは短時間だったため、内容をある程度察知しないと理解できないところがある点ですが、それほど難しくはないかな…と思います(学術的な内容はないので、知力というより、単純にストーリーに入っていけるかどうかで9割)。
PG12とのことですが、そこまでの表現があるようには思えませんでした(突如、極端に大人の営みが出るとか。まぁ、全くないわけではないけど、暴力的なシーンもあるので…)。今週は比較的公開本数が多いのですが、2つ見たいものがあったときの間に時間があれば、途中で挟んで見に行くのもそれほど悪くはないかな、と思います。
まぁ、アクションものなので、展開の前後的に接続が妙かなと思うところはなくもないですが、アクションものですし、そこを厳密に論じるのも変なので(もちろん、ムチャクチャ過ぎて理解できないと採点対象になる)、そこは減点対象からは外しています。換言すれば、そこを気にしないなら、100分くらいでサクッとみるのんはお勧めです。
内容的に余りアレコレ書くとネタバレになっちゃうのでこの辺で…。
採点は下記の通りで4.5まで切り下げています(4.7→4.5)。
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(減点0.3) この映画、英語の映画なのですが、途中で他国に移るシーンがあり、そこは英語訳とともに日本語訳がついていますが、この英語訳が妙に怪しいです。
関係代名詞whichとasは入れ替え可能な場合もあれば、as/whichのどちらかしか使えない場合があるのですが、その使い分けが妙に中途半端で(1つは明確に文法的に変っぽい)、ここは日本語字幕を見るだけなら何ら問題はないですが、準1も持っていれば英文字幕も参考にすることも可能で、ここで混乱を招くかな…とは思いました。
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平凡な日常から逸脱した世界へ
冒頭から平凡な中年男性の日常が始まる。何も変わらず流れていく平凡な日々。妻は付かず離れずの倦怠期、息子からは無関心、まだ幼い娘が救い。多少の鬱憤はあるものの、それでも平凡な家庭に甘んじてそれが幸せだと思い込んでいるように見える。
それがついにバスでのチンピラたちを前にブチ切れてから、日常を逸脱した世界へ突入していく。平凡な中年男性が、非日常の危ない世界に突入していくのはドラマ・ブレーキングバッドでもあったが、好きなテーマ。
アクションはアクションと割り切って、メロドラマ風な味付けはなく、コメディを交えてドライに描いていくところが、この映画というか脚本の特徴に思った。
気分すっきり爽快。
期待と予想を大幅に上回って大満足。ただのおじさんが誰もが恐れる政府機関の人間だったというよくあるパターンだけど…まず、テンポがよい。オープニングの日常生活の繰り返しで退屈さをアピール。プッツン来たときもしっかり反逆にあうリアリズム。銃撃戦はいろんな面ですごすぎて笑けてしまった。ホームアローンのごとく仕掛けハウスの効果大。おまけにおもわぬ助っ人に気分もりもり。中だるみゼロな傑作でした。
おいおいやり過ぎだろー愉快痛快爽快!
妻には冷たくされ、息子からは頼りない親父と思われ、家庭じゃ立場が低い親父が実は何隠そう過去にかなりヤバい仕事(通称会計士、要するに片付け屋)をしてた男。ある強盗事件をきっかけに封印してた過去の自分に戻り、ロシアン・マフィアと対決する。銃をぶっぱなし、爆弾も投げ放題、マフィア達をめちゃくちゃにする。全てやり過ぎ位に痛めつける、もおー見ててスカッと最高!迷ってる人いたら是非!
ついでに観たつもりがこれでお腹一杯に。
せっかく来たんだから今日は時間あるし2本観よう。で、まず選んだのがこれ、どうせ冴えないストレスオヤジがトラブルを起こすB級映画と思ってたら、
なんだこれは!バスの乱闘辺りからどんどんエスカレートする派手なノンストップアクションに我を忘れて没頭。ボブ・オデンカークはよく知らなかったけど完全に覚えたね。
ボケたふりしてたクリストファー・ロイドもいいね。
BGMもいい、チャイコフスキービアノ協奏曲第1番のタイミング最高。
What a wonderful world もいい場面でした。
今日はこれで満足してしまい、2本目はまた今度で帰宅してしまった。
めっちゃ楽しいアクション映画!
ダメおやじのハッチ。
ある事件から一念発起して悪党に立ち向かっていくストーリー。
この手の映画は主役が無敵な設定が多い中、結構殴られたりするので親近感があって面白い(笑)
終始アクションシーンの連続。
そんな中笑えるシーンも満載で満足度高め!
老人ホームにいるハッチの90才にもなるお父さんも最高!!
作品で流れる音楽も自分のお気に入りの曲ばかりで最高!
カーチェイスのシーンは
Heartbreaker
久し振りに聞くけど格好良くてノリノリ。
後半、買い取った工場で戦うシーンで流れる
You’ll Never Walk Alone
こんな時に流す曲じゃ無いけど、字幕の歌詞がこのシーンにお似合い(笑)
本作の音楽の選定がどれも凄く良い!!
単に切れまくるオヤジの映画と思ったけどストーリーもしっかりしていて内容も濃い目。
アクションシーンと音楽が最高の作品でした!!
けっこう好みでした
最初にかかった曲、”Don't Let Me Be Misunderstood”は、昔エルヴィス・コステロ版が欲しくて探したので、懐かしいです。結局、既に廃盤で買えませんでしたが。(当時はコステロの曲だと思っていたんです。コステロは”SHE”や”Smile”も良いです)
ストーリー。金型会社で働くハッチは少々くたびれたおっさん。日々の暮らしはルーティンのごとく平凡過ぎるが家族(と猫ちゃん)を大切に思っている。ある日強盗に入られたことで昔の自分が目を覚まし・・・
予想したより派手にやらかしてくれました。おっさんなのでアクションはキレッキレではありません。というよりむしろぶっ飛んでます。銃も撃ちまくりで、血まみれシーンもふんだんです。それを観てスカッとした自分が怖い(汗)ですが、小ネタが面白く、ふざけ過ぎないのが良かったです。そしてあの方!予告編では知らない俳優ばかりだと思っていたので、感激です。観て良かった。
本作をこの日本では絵空事として楽しめますが、こういう映画を作るんじゃ、アメリカで銃規制が進まないわけだよね、と考えてしまうとちょっと複雑です。
ーーーーー【追記6/15】ーーーーーーーーー
実は本日2回目の鑑賞をしました。
(ハッチの回想シーンの、)昔見逃してやった男の家庭に犬がいたと書きましたが、犬はいませんでした。私の勘違い(もしくは幻覚)です。追記の部分は間違っていたので削除しました。恥ずかしい💦共感して下さった方々、「犬なんかいたっけ?」と思われた方、申し訳ありません。本作の脚本が良いと思った事には変わりないので本文の方は変更しておりません。
不穏な雰囲気で始まりますが…
ブラックなコメディが効いたアクション映画です。
このご時世で皆さん気をつけていらしたようですが、場内からは堪えきれずクスクス笑う声が度々聞こえました。
(場内の笑い声などが苦手な方は、そういうこともあるかも、と思っていた方がいいと思います)
あまり調べずに見たので、フォーリングダウンのような話かと思いきや、ジョン・ウィック+殺意に溢れたマクガイバーでした。
クリストファー・ロイドの格好いいアクションも見所です。
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