Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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おじさま(以上)がガンガン銃を撃つ映画が好きな人にはたまらないけど、描写は結構きつめな一作。
いわゆる「舐めてた相手が実は殺人マシーンでした」物としてのお約束は一切外さない、どころか結末に向かって期待を上回る展開となっていくところが素晴らしい。往年のチャールズ・ブロンソンファンも、『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)にもやもやした映画ファンも、これなら満足するのでは。
ただ予告編がほのめかしていた軽そうな内容どころかかなりきつい描写も含まれているので(それでもPG12…)、こうした映像が苦手な人はちょっと覚悟して欲しいところ。すごい殺人スキルを持っていても、そこは中年男性の寄る年波ということもあり、結構痛めつけられます。主人公が満身創痍となりながらも戦うあたり、さすが『ジョン・ウィック』の脚本家の作品だと感じました。
せっかく愛らしい娘も登場させているのに、家族の描き方がちょっとおざなりで、別居している父親(クリストファー・ロイド)の方がむしろ掘り下げられているあたり、作品上のバランスとしてどうなのかと思わなくもないけど、むしろ「おじさま(以上)大暴れ!」という本作の方向性を明確にしているという点で良かったのかも。
主演のボブ・オデンカークは『ベター・コール・ソウル』の主人公、ソウル・グッドマン役が有名だけど、最近では『ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語』(2019)でも四姉妹の父親役を演じていました。本作の父親は『若草物語』とは違って、当初まったく頼りがいも威厳も感じられず、ちょっと同一人物には見えなかったあたり、さすがの演技。C・ロイドに久しぶりにお目にかかることができたのも収穫!
Bloodway
最高に楽しい作品でした。不謹慎ながら血が飛びまくるのが素晴らしかったです。冴えないオヤジが大暴れするのは最高です。(語彙力ご臨終)
ここ最近見てきたぶっ飛んだ作品とは違う魅力があり、妙に現実味があって、実際に起きうるかもしれないという緊迫感も常に隣り合わせでした。
ダッメダメなオヤジのシーンが序盤は続きますが、それでもちゃんとした親父という部分も強く伝わってきて、家族のことを大切にしているなとハードボイルドな感じながらほっこりしました。
ただオヤジは最強でした。バスの中という狭い空間でのアクションが素晴らしく、敵が持っている武器を活用したり、バスのポールなどを使って叩きのめしたりと、シンプルながら迫力のあるシーンでした。オヤジ自身ボッコボコにされますし、窓から落とされて血だらけになりますが、ちゃんと勝ってクールに帰っていきます。敵の首を裂いてそこにストローをさして呼吸させるという独特な始末の仕方に思いっきり笑ってしまいました。
そこから始末した敵のお兄ちゃんに狙われます。お兄ちゃんも中々暴れん坊で、キレた衝動で出資者を割れたグラスで叩きのめした挙句、顔にのめり込ませるというやりすぎじゃないかい?と思うくらい素晴らしいシーンでした。
オヤジがランボーみたく、買収した会社の工場を魔改造していきます。細い鉄棒を用意していたシーンで笑みが溢れてしまいました。
自宅に敵が襲ってきた時も、ノートラップながら拳と拳銃で立ち向かい全員制圧していくのもお見事でした。カーアクションも素晴らしかったです。王道ながらも、シートを倒したまま車外からの弾丸を避けたり、バックしたりと面白く仕上がっていました。
そこから魔改造工場にたどり着きますが、オヤジのオヤジや協力者が手助けをしてくれます。オヤジのオヤジが超強くて、ショットガンでまとめてぶっ飛ばしまくります。クッソ面白かったです。協力者も鮮やかに勝負を決める銃の腕前で、爽快感が溢れまくっていました。手榴弾を押し潰して爆発させるアイデアはナイスです。
お兄ちゃんが締めにかかりますが、オヤジが爆弾を盾につけて特攻して始末するシーンもオチとしてお見事です。楽しい時間でした。
最後まで皮肉の効いたラストで、地下室の確認や、飛行機に乗れない理由などクスッと笑わせるのも大切にしていて最高でした。最近の90分代の映画の傑作率は素晴らしい。ジョンウィックシリーズが俄然楽しみになりました。
鑑賞日 6/17
鑑賞時間 14:30〜16:15
座席 F-5
なーにも考えずにサクッと見れます
そうですか、ジョン・ウィックの脚本家と製作者のタッグでしたか。
全くもってそんな感じですな。ストーリーはホントに単純明快。うだつのあがらない平凡な男が、バスの中でギャング団に絡まれてる女を助けるところでブチ切れてそこから、復讐の為狙われて、アドレナリンがMAXになるという展開。
何人も殺されていきます。
しかし、このヒーローは、他のそれらとはちょいと違って結構パンチを浴びるなどやられていきます。
そして、お父さん。ん?もしかしてこの人ドグなんじゃね。と思っていたらやはりそうでした。
当たり前ですが、随分お年を召されましたな。
90分と短いのもダラダラしなくて良かったかもですな。
チラシで見る印象からハードボイルドチックな映画と思いましたが、全くそうでもなく気軽なアクションたっぷりの作品でした。
良質な亜流「ジョン・ウィック」
キャストの違う「ジョン・ウィック」ですね。
後、最近流行の「舐めてた相手がとんでもなかった系」です。(笑)
結局、主人公の正体が、はっきりしてないので、(「会計士」というCIAの特殊部隊出身?)正体知った人は、ビビって逃げ出す程の何かが、分からない。
うーん、シリーズ化するのかなあ?「ジョン・ウィック」で十分な気がするんですが。
この映画もアクションと言う以外、前情報無しで観たんですが、まさかクリフトファー・ロイドが出ていたとは(笑)しかも強いし!後、マイケル・アイアンサイドが、デブってる!かつて、鬼軍曹みたいな役ばかりしていたのに、冴えない工場のオヤジに!(笑)
最後に出てきた黒人、誰?
主人公が、無線越しに会話していた相手と言うのは分かるんですが、途中、登場してました?老人ホームの受付?いきなり出てきて無双し始めるから、「はい?」って感じでした。
平凡であること以外、普通の幸せな家庭なんですよね。(冷めきった夫婦なんてどこでもあります。苦笑)
最初の強盗シーンも決して主人公の対応は、それほど間違っていないんです。
むしろ息子のやった行為のほうが、余程危険です。
家庭で蔑ろにされてる感が弱いので、キレるオヤジと言うよりも平凡さに耐えきれなくなった元凄腕軍人が、適当な理由付けて暴れ出している感のほうが、強いイメージでした。
でも面白かったですよ。アクション好きなら是非!
ダッズのjazzyな格闘nights
予想以上に楽しめた一時に。
欲しくなったのは平凡な温もり… “何者でも無い”男として変哲のない日々を送る彼に、軽率なコソ泥が“昔の記憶”を呼び起こさせていく訳だが、冒頭から完璧な動きとはならず、徐々に完成度を高めていくアクション・シーンと、展開に無駄が無く、実に小気味良い発展性とで、終始飽きさせる事がない。色気の漂うアクション映画では、強弱の付け方“抜差し”も肝心で、そのツボを心得ている秀作だった。RZAとクリストファー・ロイドのヤンチャっぷりには、誰しも笑みが込み上げる筈だ。忘れられない感覚と、忘れたくない温もりを腕に抱え…そして男は、また父になるー。
最初は
「これは俺だあ。」って思って見てましたが、とんでも無かった。このオジサンはめっちゃ強かった!若干、受け身は弱いけど、攻撃はえげつないし、痛みに強いし。見ていてスカッとしました。続編希望!
時間が物足りない!
おっさん、おじさんの最強トリオから生まれる激しいアクション。また15分に1回くらいの海外のお笑いが絶妙に良いと思う。
最後に妻が了承したため、続編を期待したい。
約90分では物足りない、あっという間の時間であった。
クリストファーロイドがツボる
ドクで有名なクリストファーロイドもすっかりおじいちゃん。
襲われると思ったらいきなりズドン!
なんであんな面白いんだろう笑
今作はよくある冴えないオヤジがは実は物なので、基本的には面白くなる。
バスの中で強さが明らかになるが、強いけどそこそこやられるので後半これ大丈夫なのか?と一抹の不安も持たされるのもよかった。
後半1人じゃなくロイドも、元仕事仲間?も混ざっての展開はスカッとするね、特にお父さんもってのはシャフトみたいで胸熱でした。
かなり高齢だけど楽しく演じられたのではないかなーと思いましたね。
ジョン・ウィックはどうにも複雑化&話が大きくなりすぎたので今作はもし次回作があってもあまり話を大きくしないでいただきたいですね。
冴えないオヤジが実は〜物は複雑化すると飽きます笑
ダーティーハリーかなぁ
ダメ親父が突然、正義漢になって、
イカさないダーティーハリー張りに暴れまくる。
そのイカさないのが、全く渋くないから面白い。
更に面白いのが、
彼のヨボヨボの父親がダーティーハリー以上に暴れて、
快感、法悦しているのだからもう最高。
この二人、何しろガリガリのショボい。
こんなのありなんですねぇ
成立してます。
ホンマ、このキャラクター最高です。
ダスビダーニャン☆
家族からも何となく距離を置かれ、メリハリの無い毎日を送る冴えない中年オヤジが色々と思い出すお話。
変わらぬ日々を過ごす主人公のオヤジは、強盗に入られるも、勇敢な息子とは対照的に闘わずに強盗を逃がしてしまう。
その事を警察やお隣さん、義理の弟にもバカにされるが、このオヤジには何か秘密があるようで・・・。
センスの良い音楽と軽快なコメディ溢れるアクション作品。
ある出来事がキッカケで覚醒してからは、バトル全開な展開。
単にゴチャゴチャ闘うのではなく、強引且つスタイリッシュなアクションは何度もニヤリとさせてくれる。
そこに絶妙に混ぜられるコメディ要素も素晴らしい。皆、話の途中で寝ちゃうんだから~。
そして、年金が・・・。
話が進む程にわかってくるオヤジの素顔に、忘れたくても忘れられない高揚感等々、単なるアクションコメディに終わらずちゃんとした(!?)背景も用意された中々の傑作だった。だから逃がしたのよね。
奥さん、決心がついたようですね。
そして、3人の男とは・・・?
う~ん、気になります。
ブラックコメディアクションw
ストーリーは何処にでも転がってる「冴えない人だと思ってたら実は凄い過去がある」系のアクション映画ですが、この主人公は殴られたり、刺されたり、投げ飛ばされたり、蹴り飛ばされたり、撃たれたり、拉致られたりと、割と主人公補正が少なくて「ジョン・ウィック」と同じ人の脚本でも現実味があって、何となくブラックユーモア的な感じもあり楽しめました。
あとは、ドクことクリストファー・ロイド氏がああいう活躍するとは予想外で面白かったですw
2時間くらい暇つぶすには最適な映画でした(・∀・)
久しぶりに観たアクション全振り映画
ストーリーは擦られ過ぎな平凡な男が実は凄腕の××
アクションも目新しさはなかったけどアクション好きの自分としてはとても良かった
1番良かったのは悪人以外死なないところ
家族や友人が殺されて復讐みたいな鬱気味な展開があまり好きではないので良かった。
予想以上にジョン・ウィック
「ジョン・ウィックが好きな人ならこれも好きなはず」で全てを語れる〈舐めてた相手が実は…〉系映画。
ジョン・ウィックほどのスタイリッシュさは無いし『イコライザー』のデンゼル・ワシントン程の完璧さはない(それでも半端なく強い)がうだつの上がらないサラリーマンの哀愁漂う姿からの殺人マシーン化はカタルシスで脳汁が止まらない。
あと、クリストファー・ロイドがカッコいいので必見。
これ、シリーズ化しませんかね?
本当の暴力を教えてやるぜい
地味で頼りないお父さんは実はメチャ強オッサンでしたという話。
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TOHOシネマズで多分同時期に紹介されてた『アオラレ』は、かなり序盤から派手なアクション爆発で大サービスだったけど、こちらは徐々に覚醒していくアクション。
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序盤家に入ってきた強盗も倒さず、周りのイキってるオッサン達にバカにされ、息子もそんな父親をちょっと恥ずかしく思い、このノーバディの本性を最初は見せずに貯めて貯めて爆発させるのが痛快。
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というかノーバディさんもう力を使いたくてムラムラしちゃってて、娘の猫ちゃんのブレスレットを取り返したいんじゃなくて完全に自分が暴れたいだけなのが笑える。
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でも本当の暴力はかっこいいものじゃなくて恐ろしいものなんだと、家に侵入した敵たちの無残な姿が物語っていてそこも良かった。
親父も悪だった ネタバレ
脇役の親父 クリストファー ロイドがカッコ良かった。養老院のヘタレジジイの所にはがっつり息子のところから預かるガンがいっぱい。しかも刺客の裏をかきとんでもない様子。バックツゥザフューチャーの博士がこんなところで大活躍。鉄工所の場面はランボーの最終作のような武器のオンパレード。こんな時期にスカッとします。猫のアクセサリーも意外なところから😁
ちっちゃいことは気にしないで観てね。何かを考えたりする映画じゃないです。
スタローン映画ランボーを少し思い出しました。
ちなみにランボーの原作本のタイトルは、
「ひとりだけの軍隊」
まさに、このハッチは、これですね。
だ〜れのせいでもありゃしない〜♪
みんなオイラが悪いのか〜♪
梅雨のジメジメ新コロのウツウツをぶっとばす、痛快オヤジアクション!!
面白かったー!!スカッとした!
なんかモヤモヤしちゃってる人におすすめ!
次々殺られちゃう人たちの人生とかは、おもんばかったりしないで見てね。
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