「ナメてた相手が的な」Mr.ノーバディ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ナメてた相手が的な
クローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」や「イコライザー」に「ランボー ラスト・ブラッド」が記憶に新しい、けれどこの三作品にはシリアスな緊張感と皆、一人で戦う男の美学を醸し出す。
ダメ親父振りが中心にありながらも普通のオッサンでは無いのが一目瞭然と、家族を犠牲にするのは当たり前な危機感に晒される描写も甘チャンで。
年寄りに無理をさせ過ぎながらもマイペースなアクションシーン、でもクリストファー・ロイドは楽しそうだ。
監督の前作「ハードコア」から何ら変わらないゲーム感覚な映画作り。
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