劇場公開日 2022年2月11日

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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイのレビュー・感想・評価

全65件中、21~40件目を表示

4.0魂の歌

2022年3月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

奇妙な果実と言う歌には
いかに劣悪な環境に黒人が
虐げられているのか
生々しい歌詞

素晴らしい歌声と彼女の歌を
支えに生きる黒人

でも、内容が内容なだけに
歌わせないように政治的な背景が見え
それと戦うビリー

この歌を歌うことには危険をはらむが
彼女にとってこの歌は彼女の生き様のよう。
歌うか、歌わないかを迫られるシーンには警察や政治家などもいて緊迫した空気感が張り詰めている。

孤高の彼女は、薬で現実逃避をしながら
ボロボロになっていくが、
歌い続けたこの歌には
ジャズの元となる
黒人の魂が宿っているように感じた。

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青島

4.0マルボロのパッケージにも隠されてる「奇妙な果実」

2022年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

ジャニス・ジョプリンが影響を受けた伝説のジャズシンガーですね。

ベストを1枚もってますが、特別ファンではなく、あまり詳しくもなく、

この映画を観て、こんな苦労してる人だと初めて知りました。

伝記的映画ですが、差別問題なども、考えさせられます。

昔はホントひどかったんですよね…黒人差別って…

作中でも語られますが、

昔は、白人により黒人がリンチされ死体が木に吊り下げられました。

その事を歌った「奇妙な果実」

タイトルにも書いたとおり、マルボロにも隠されてるんですよ、黒人差別。

興味ある方は “マルボロ KKK” で検索してみて下さい。

昔から思ってたんだけど、ビリー・ホリデイって、美空ひばりさんと、なんか被る…

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RAIN DOG

4.0ビリー・ホリディの波乱の人生とともに、アメリカ社会の闇を描く

2022年3月14日
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Misa

2.5真実って

2022年3月13日
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45本目。
出る杭は打たれる。
うーん、いや違う。
自分の中で、麻薬ってのが引っ掛ってしまう。
それがなければと思うけど、麻薬ってホントなのか、ウソなのかと。

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ひで

3.5自由な魂

2022年3月8日
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白人社会と闘った歌姫の映画です。
現代で問題とされている虐待、DV、ドラックが当たり前のように出てきます。
アメリカ版美空ひばりという整理にしました。
ロック魂、というよりジャズ魂を感じました。

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rakugoya1

3.0迫害って

2022年3月8日
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いつなくなるんでしょうね

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ふらんすぱん

3.0フォーカスポイントが見えない作品

2022年3月6日
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リオ

3.5人種差別を問題にした作品はたくさんあるが、どちらかというと新年を貫...

2022年3月3日
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人種差別を問題にした作品はたくさんあるが、どちらかというと新年を貫き通した1人の人間のヒューマンドラマとして素晴らしいと思いました。

カッコいいなぁ!

アメリカという国がダサく見えるのも面白い。

奥深い映画でした。

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寅

4.5ビリーとアンドラに最大級の賛辞を

2022年2月23日
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黒人が白人によるリンチで殺害され木に吊るされる姿を『奇妙な果実(Strange Fruit)』と歌い米政府から標的にされたビリー・ホリデイ。

幼少期のトラウマ等から麻薬に溺れながらも最後まで歌手として黒人としてプライドを持ち続けた彼女。今以上に差別が根強い時代に一人で戦い続けた生き様は尊い。

作品の根底に黒人に対する差別がテーマにありながら、ビリーを演じたアンドラ・デイの歌声もじっくり堪能させてくれます。

ビリー・ホリデイと共に彼女の凄まじい人生を身体を張って演じ切ったアンドラ・デイに最大級の賛辞を。

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トラヴィス

4.5Gメン45 Fall in LOVE with Lady Day

2022年2月20日
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カールⅢ世

3.0Wikipedia読んでるような作品でした。

2022年2月19日
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アメリカ対ビリー・ホリデイ。興味深い掘り下げ方ですよね。ビリーホリデイについては曲を知っていましたが、個人については以前観たドキュメント映画の中で紹介されていた内容程度の認識です。ドキュメント観た後にも「どうしてこの人はこうなのかなぁ?」って思ってましたから、その理由を知りたかったのと、政府とどんな対峙があったのか?すごく興味がありましたから鑑賞です。

とにもかくにも主演のアンドラ・デイが素晴らしかったですね。多分本人の歌声なんでしょうが、なんとも染み入る歌声です。いいですねー。この方の演技だけでも満足感あるかもしれません。ただそこまでだったかなぁ・・・残念ですが。

どうにもビリー・ホリデイの心根が見えないんですよね。悲しく辛い幼少期があるのはわかるし、かなりトンデモ男ばかりとくっついちゃう事実も知ってます。けど、どうも彼女の行動と心情がリンクできないので「勝手でわがままな自己中心的な人」にしか見えないのです。だからこそ、そんな彼女が「奇妙な果実」を歌い続けようって思う動機付け見えてこないし、劇中で描かれる動機があまりにもチープに見えてしまうのです。きっと脚色なんでしょうが、かなり安易に見えるのです。それが果たして合衆国を相手どる覚悟が生まれるのだろうか・・・?と。わからん・・・。

また、彼女の数奇な人生を描くのがなんのために描いているのか?そこが対合衆国のドラマに繋がらなければならないと思うのですが、その辺りのダイナミックな展開がなく、こんな人でした、こんなことがありました、その後こうなったんです・・・というネットで拾える情報を繋げただけって感じのドラマしかないのでかなり残念なのです。合衆国VSビリーホリデイを描くなら、もっと当時の政府の考え方や差別主義が色濃かった背景を前面に出すべきだったと思いますし、もっともっと国側の腹黒さ胡散臭さ、白人至上主義の歪さなどにフォーカスして描くべきだったのでは?そこにこそ描くべきテーマがあったのでは?って思います。

歌と演技は見事だったので3.0。物語はちと残念、期待してたんだけど。

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バリカタ

3.5タイトルこれでいいの?

2022年2月18日
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黒人に対するリンチについて歌った曲「奇妙な果実」。ビリー・ホリデイというとこの曲。というか、他の曲はほとんど知らない。
この曲を歌わないよう政府が圧力をかけていたっていうんだからすごい時代。禁止されながらこの曲を歌い続け、黒人差別に反抗していたビリー・ホリデイの半生を描いた映画と思っていたが、若干違っていた。むしろ過酷な人生を送るビリー・ホリデイの愛を求める物語に思えた。
ドラッグとセックスとアルコール漬けだった生活。しかも小さいときに育った環境がまたすごい。たしかにつらい人生だったと思う。でも、人間としてどうなの?と思うところも多い。愛されることに飢え、でも愛されることを恐れもする。真剣に愛した男性からするととても厄介な女性だ。
だからこそジミーがセックスの際に後ろからではなく、正面から見つめキスしながらの行為を望んたシーンはとても印象的だった。あれで他の男性とは違うことを描写するなんてうまい。
もちろんアンドラ・デイの歌声はよかったし、題材からして感動できるものだった。でも、思ったほどの感動は待っていなかったのも正直なところ。そもそもこのタイトルでいいのか?普通に「Strange Fruit」でよかったのに。

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kenshuchu

4.0尻を叩くでない

2022年2月17日
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悲しい

怖い

知的

40年代、黒人への差別・リンチが蔓延る世の中でジャズ・シンガーとして活躍していたビリー・ホリデイが「奇妙な果実」の歌が原因で麻薬局からターゲットにされる話。

ラストのメッセージにある反リンチ法案についてあるようにめちゃめちゃ現代に繋がる政治的メッセージを持って作られてる映画で、麻薬局長官のアンスリンガーに関しては実際の映像が太ったハゲおじがケネディ元大統領の前で満面の笑みという極悪人にしか見えないような作りで笑ってしまった。

でもアメリカが麻薬撲滅の名目で黒人を圧迫しているのはおそらく現在進行形の話でもあって、黒人の人達が警察官に殺される問題ってここに繋がると思う。日本人の感覚だと麻薬に溺れる方も悪いってなりそうだけど、アメリカの場合絶対他の白人の人もやってる。なのに黒人の逮捕率が高い事実を考えると、ビリー・ホリデイが狙われてたのも納得。

あとはビリー・ホリデイが麻薬に溺れてしまうのも、過去のトラウマがあってさらに、高圧的な男ばっかりに囲まれて良いように利用され暴力も振るわれてるのに、何事も無かったかのように旦那と普通に接してるのを見ると本当に麻薬しか逃げ道がなかったのだなと思い悲しい。

おそらく麻薬捜査官のジミー・フレッチャーとの関係はフィクションだと思うので、あんな風に優しい男性が誰かいれば何かが違ったのかもと思った。それが「尻を叩く」という行為で反復されててよかった。

アンスリンガーがビリー・ホリデイをアメリカらしくないって批判してたけど、日本人の私からしたら常に色んな疑問と闘争が起きているようなところこそアメリカだと思っているから、その悪い所をもみ消そうとする行為がめっちゃ日本人ぽいなと思った。

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せつこん

3.5アメリカが隠したいものを歌い続けた歌姫をアンドラ・デイが熱演!!

2022年2月17日
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今作は、ビリー・ホリデイを扱った映画ではあるが、彼女の伝記映画というわけではない。というのも原作となるのは「麻薬と人間 100年の物語」という、アメリカのドラッグ100年史のようなものだからだ。

つまり黒人が現実の恐ろしさから目を背けるために、アルコールやドラッグに手を出すしかない、精神状態に追いやられていたことを象徴する人物として、ビリー・ホリデイに焦点が当てられているのだ。

ビリーをアーティスト的側面から描いた作品は、ドキュメンタリー『ビリー』や、ダイアナ・ロス主演の『奇妙な果実 ビリー・ホリデイ物語』などを観た方がいいだろう。監督のリー・ダニエルズも伝記映画はすでに存在しているだけに、そこを目指したわけではないことも語っている。

貧困に苦しみ、生活のために、家族から売春を強要されるといった、壮絶な子ども時代を過ごしたビリーの人生を一から語るとなれば、十代で2回も父親のいない子の出産を経験しているアレサ・フランクリンの『リスペクト』のように、2時間弱という劇時間では、決して語りつくせない。

ビリー・ホリデイに焦点が当たった理由としては、やはり代表曲「奇妙な果実」

このタイトルの意味は、南部でリンチにあった黒人が木に吊るされ、腐敗した姿を指していることから、この曲は白人たち、特に政府からは嫌われていた。アメリカが隠したい汚点をダイレクトに伝える歌詞であったのと同時に、首都圏では大移動によって黒人の人口が、急激な増加傾向にあったこともあって、歌詞に触発された黒人の暴動の恐れもあり、常に政府はビリー・ホリデイの動向を監視し続けていた。

近年でも『それでも夜は明ける』のように、奴隷制度や黒人リンチを扱った作品は、配給や上映関数が取りにくいといった事例もある。特に白人至上主義を概念として受け継いだ保守的な白人たちは、今でも良くは思っていないだろう。

『マ・レイニーのブラックボトム』でも描かれていた通り、当時白人たちは、ジャズやブルースなど黒人音楽を娯楽の一部として楽しむ傾向にあり、アーティストは、一目置かれる存在であっただけに、批判的な歌詞の歌を唄うというだけでは逮捕できない環境にあったため、ドラッグを理由として逮捕できないかと探っていた。

公民権運動が本格的に始まったのは、50年代に入ってから。40年代で黒人の尊厳を主張するアーティストというのはとても珍しく、しかも成功しているとなれば一握りにも満たない。それだけ注目を集め、黒人も「奇妙な果実」を公の場で披露することを望んでいたのだ。

ビリー・ホリデイを演じるのは、第58回グラミー賞にノミネートされた経験もある歌手のアンドラ・デイ。今作では歌唱シーンは吹替えなし、さらにヌードにも挑戦するなど、ビリーの生き様を体現したかのような、体当たりな演技に圧倒されてしまう。ゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞にノミネートされたのも納得できる

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バフィー吉川(Buffys Movie)

3.0観賞後は本物のビリーを聴く。

2022年2月17日
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鑑賞方法:映画館

映画観賞後に是非ともビリー・ホリデイの「porgy」を聴いて複雑な心境をリセットする事を提案。
とても上手に歌っていましたが ビリーホリデイ独特の譜面に張り付いた音符のような 決して浮き出すことのないメロディーのベタッとした 歌い方 の表現はなかなか難しいと思います。 ビリーホリデイの隣で首をかしげてテナーサックスを吹いているプレスことレスターヤングはもっと繊細なミュージシャンでビリーホリデイよりも早く逝ってしまった。 映画では表現しきれていませんでしたが ビリーホリデイの歌うメロディに添い寝をするようなレスターヤングのオブリガートがとても 味わい深いので色々探して聞いてみましょう 。

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ケセラッセーラ

3.5タイトルなし

2022年2月17日
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だいぶ前に、冬になると聴きたくなる、奇妙な果実とはリンチで殺された黒人の死体っていうのを雑誌のコラム欄だったかで読んで衝撃を受け、その存在を知った曲 禁止されていたからですけど劇中フルで歌われるのは一回のみで、後は彼女の人生なりがほとんど 歌は素晴らしいが、主演の女優さんの脱ぎっぷりの良さには驚いた
あんなに彼女ばかりマークしなくても、公民権運動は起こっていただろうし、ヘビーな内容の歌詞、黒人であったのにも関わらずあの人気 現在もなお法律が可決してないという残酷な事実。

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ゆう

3.5南部の木には奇妙な果実が生る。

2022年2月17日
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ビリー・ホリデイについての知識はほぼゼロ。サザンの桑田が歌ってた昔のシンガー、くらいのものだった。タイトルからは、国家権力に抗った黒人歌手、という印象があったがちょっと違ってた。それよりも、黒人社会を押さえつけるために、格好の標的とされた有名人ビリーの悲劇、といった一方的なものだった。
映画は、すでに売れっ子となってからのビリーで始まる。そこで「奇妙な果実」という歌に対する思い入れの強さを訴えながら、これが当局との軋轢の元であることを知る。その意味するところは、劇中でも衝撃をもって登場する。彼女がこの歌を歌う理由も、それを英雄視する同胞たちの気持ちもよく伝わってきた。伝わってきたのはなにも、ただこの歌のメッセージ性が強かっただけではなく、演じたアンドラ・デイの歌声が素晴らしかったからだろう。
映画の中で描いたビリーの人生も強烈なのだが、帰ってから調べて知った生い立ちなども人生を踏み外すには十分の出来事ばかりだった。そんな彼女の人生は44歳という短い生涯だったにせよ、少なくとも世にその存在を知らしめるだけの足跡を残せた分、ほかの同胞に比べて幸せだったのかもしれない。そう、彼女のステージを歓迎する観客を見渡せば、黒人も白人も老いも若きも、皆笑顔と盛大な拍手で登壇を出迎えているのだから。
最後に、反リンチ法の現状がテロップで流れた。それほどこの法案に対する抵抗勢力が根強いのか?それとも、もうこんな法案はなくとも共存できる世の中になったのか?
人権問題は根が深い。

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栗太郎

3.5これは昔話ではない。つい最近の戦後の話だ。

2022年2月16日
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これは難しい。この映画は、なんと評価したらいいのだろう。
彼女は幸福を望んでいたか?答えはノーだろう。
彼女は死への階段をのぼりながら、生きるためではなく、死に場所を求めて生きていた。
そして、歌を歌い続けた。
彼女の人生は、誰かを幸福にしたのだろうか?
幸福の意味を知らない人間が、人を幸福にすることができるのだろうか。
彼女の歌は、彼女の死後も残った。
それは、とても悲しい歌だ。
心の叫びの歌だ。

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caduceus

3.5体当たり演技

2022年2月16日
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ホリデイ役のアンドラ・デイの体当たり演技がすごくて、彼女を見るためだけに観に行っても損はないです。

ただ、タイトルからの印象や、予告編のイメージとは違ってしまっていました。
観る前は、黒人差別を当たり前とする当時の白人の醜さを全面に告発するような、サスペンス映画に思ったものの。
麻薬犯罪化の歴史を描いたヨハン・ハリ著のノンフィクション書籍「Chasing the Scream: The First & Last Days of the War on Drugs」を下敷きに作った作品と聞いてましたが、ビリーを麻薬漬けから救おうと逮捕に関わったジミー・フレッチャー捜査官との恋愛を抜き出して使ったのか、結果的には麻薬被害者としてのビリー・ホリデイの姿と、ジミーのビリーへの「報われぬ愛」がテーマになってしまったような。
もっと連邦麻薬局長官のハリー・アンスリンガーとの対決を軸に描いた方が、タイトルには沿ってたんじゃないかと。

エンドロール後半に、アンドラ・デイが歌う映像がくっついているので、最後まで席を立たない方がいいです。

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コージィ日本犬

5.0観る人を測る作品

2022年2月16日
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う〜ん、この作品、彼女にとって、いいのか悪いのか。まあ、観る人に依りますね。私はなんか、悪い様な・・・

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ホモサピエンス