ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償のレビュー・感想・評価
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Black Power Story That Transcends Race
The last half-decade has seen an overwhelming number of films deconstructing issues of race in America. Few films are like Judas, which is needfully optimistic about reaching the mountaintop. Judas often feels like it's veering into predictable territory, but there are plenty of well-played twists and surprises. Kaluuya is good, but Stanfield's performance as a loner stands out as more authentic.
辛い人生
ビルは仕方なくFBIの飼い犬になった。
最初は全く興味がなかった革命運動の中心に近づいていった。
だんだんと共感していくが飼い犬は飼い犬。申し訳なくおもいながらも密告して裏切る。
仲間が次々に死んでいっても飼い犬からは抜けられない。
とうとう議長暗殺にまで手を貸してしまう
それなのに誰にも気づかれない
心の底では誰かに気づいて殺して欲しかったのかもしれない。
オスカー候補でした
ノマドランドの時の候補作ですが日本では未公開です。
確かに日本でヒットするとは思えません。
黒人組織にFBIから送り込まれた潜入スパイの話、と聞いてスリリングな展開かと思いきや、公民権運動をテーマとした重い作品です。
確かに極めて真面目に取り組んではいますが、いかんせん地味、スパイク選手のようなテーマ重視の中にエンタメ要素をはめ込むようなケレンはりません。
オスカー候補になるのはわかりますが、面白いといえるような作品ではありません。
重く難しく、
暗く重い映画だった。
いろんな登場人物がいて、話はわかれど、んー、難しくもあったかな。
それにしても、当時の白人の対応、態度もなー、時代や地域問わず同じようなことがたくさんあって、こういう映画はホントに心が痛くなる。
実話
ブラックパンサー党、よく知らなかった。自衛の為に結成したはずが、テロ集団と決めつけられて弾圧される。
ハンプトンが射殺されたのは21歳。そんな若さで党のトップとしてみんなをまとめていたとはすごいなあ。50年経った今でも白人黒人のトラブルは絶えないけど、当時は本当に酷かったと改めて思う。
FBIのスパイとして潜り込んだオニールを中心にして描いたらもっと面白かったかも。
暗殺されたブラックパンサーのカリスマ幹部と、チクリ屋に仕立てられた男。
裏切り者と、暗殺されたブラックパンサーのカリスマ指導者
2021年(アメリカ)監督:ジャカ・キング。
1969年にたった21歳の若さで警察とFBIによって暗殺されたフレッド・ハンプトン。
ハンプトンは「ブラックパンサー党」シカゴ支部の議長として、黒人の地位向上に尽くしていた。
子供への無料給食や、診療所の建設を重点にして、決して武力を持って革命を起こすような過激な指導者ではなかった。
しかしハンプトンの演説は力強くカリスマ性があり、多くの黒人に夢を与え、鼓舞した。
一方でビル・オニールはFBIの偽バッジをチラつかせて、車泥棒を働く小物だったが、
警察に捕まった時、釈放を条件にして「ブラックパンサー党」の潜入と情報提供者に
仕立てあげられる。
ビル・オニールを演じたダニエル・カルーヤは情報屋を辞めるに辞められない弱い立場や、揺れ動く心情を繊細に演じてアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
しかし若きカリスマ指導者のフレッド(ブラック・メシアの意味は黒人の救済者だが、)役のダニエル・カルーヤの熱演あってこその映画で、演説の素晴らしさは他を寄せ付けない凄さだった。
それにしても「アメリカ」
キング牧師の暗殺(1968年1月15日)
マルコムXの暗殺(1965年2月21日)
そしてフレッド・ハンプトンの暗殺(1969年12月4日)
黒人の夢そして希望を託す巨人は、アメリカ政府の暴力でその命を絶たれ、
常に黒人に絶望と禍根を残す。
(キング牧師が、マルコムXが、フレッド・ハンプトンが偉大だから・・その影響力を恐れて、手っ取り早く暴力で排除する!!)
正義が正しく為されないアメリカは、卑劣で心の貧しい国家だ。
主人公の恐怖や苦悩をもう少し描いて欲しかった
過激な公民権運動を行う「ブラックパンサー党」。その組織の情報提供者になることを強要された主人公が、組織のリーダー・フレッド・ハンプトンと関係を深め苦悩する物語。
事実に基づく物語のようですね。
内部に潜入した捜査官、或は内通者の苦悩を描く物語は珍しくありません。「潜入がバレることへの恐怖」、或は「対象者への共感から抱く苦悩」。この作品もそんな内通者の感情を描かれています。
やはり事実に基づいた・・・の言葉はとても重く感じます。
酷い差別、先鋭化する公民権運動、そして公僕とは思えない官憲の弾圧。時代とはいえ、過酷さを感じざるを得ません。
そんな時代だからでしょうか。強烈なリーダーシップと理想を語り、カリスマ性を見せるフレッド・ハンプトンが魅力的です。そしてそのハンプトンを諫め、窘め、そして支える夫人のデボラも素敵ですね。
ただ、時代を描き過ぎたように思います。先に挙げた「恐怖」は勿論、主人公とハンプトンの繋がりの強さ、そして繋がりよって感じられる苦悩・・・それらの描きが足りないように感じられ、その分だけ面白みを感じることが出来ませんでした。
私的評価は標準です。
黒人差別問題系
ごめんなさい。
この手の Black Live Matter のお話は、ある程度内容が分るし、
納得も出来るし、考えさせられる。
でも、やっぱり アジアとかスパニッシュとかの問題って取り上げられない。
やっぱりアピール大きい方が差別を受けているというのが上手いなぁと思ってしまう。
彼もまた犠牲者なのか…
物凄く胸糞悪い。。片や99発の発砲で、片や1発のみ。寝込みを無差別に襲ったのだから当然。これが国家権力のすることなのだろうか。ブラックパンサー側の犯罪などはあまり描いていないがこれはれっきとした殺人だ。しかもフレッドはまだ21歳の若さだったとは。殺してまでFBIが恐れるほど、彼の群衆を動かすカリスマ性は強大で脅威だったのだろう。内通者ビルがその後も裏切り続けたことが胸糞悪いが彼もまたFBIに脅され、自殺するまでになった犠牲者だったのか。やはり憎しみは負の連鎖しか生み出さない。ラスト10分で一気に感情を揺さぶられ、何とも言えない気持ちにさせる。
Mama, take this badge off of me…。 ユダは銀貨30枚と引き換えにイリノイのイエスを売れるか?
FBIによりフレッド・ハンプトン率いるブラックパンサー党へと送り込まれた内通者、ビル・オニールの葛藤を描いた、実話を基にしたポリティカル・サスペンス。
第93回 アカデミー賞において、歌曲賞と助演男優賞(ダニエル・カルーヤ)を受賞❗️
第78回 ゴールデン・グローブ賞において、助演男優賞を受賞!
第26回 放送映画批評家協会賞において、助演男優賞を受賞!
第74回 英国アカデミー賞において、助演男優賞を受賞!
2020年度の賞レースを大いに賑わせた作品でありながら、日本ではビデオスルーという扱いを受ける不遇の作品。
「ブラックパンサー党」とか「公民権運動」とか、日本だと馴染みのない世界の物語ではあるが、作品自体はかなりストレートなエンタメ作品であり、ぼんやりとした歴史感覚さえあれば日本人でも普通に楽しめる映画だと思う。
この作品を端的に言ってしまえば、ブラック版『グッドフェローズ』。
実話を基にしているという点や物語の顛末など、かなり『グッドフェローズ』に近いものがあるし、作品全体のトーンも似ている。
多分『グッドフェローズ』が本作の下敷きになっているんだろう。
FBIとブラックパンサー党の抗争はほとんどギャング映画の世界。
これに、かの有名なイスカリオテのユダによる裏切りという要素をブレンドすれば本作の出来上がりである。
黒人たちが直面する苦境の原因は資本主義というシステムにあると考えるブラックパンサー党は、それに対抗するために社会主義を標榜し、貧しき民衆を人種という垣根を超えて結集させることで革命をなし遂げようとしている。
その中心にいるのが、圧倒的な演説力を持つ若きカリスマ、フレッド・トンプソン。
彼の力により、白人中心の組織ヤングパトリオットや、プエルトリコ系中心の組織ヤングローズ、反目する黒人組織クラウンズなどが集結し「虹の連合」が結成される。
日に日に影響力を増してゆくフレッドを恐れたのが、あの悪名高い初代FBI長官フーヴァー。
容赦のない攻撃でブラックパンサー党を締め付け、ついにはフレッドの暗殺計画を企てる。
ブラックパンサー党とFBI、二つの組織の板挟みに合うのが本作の主人公ビル・オニール。
ヤクザに借りを作ると後が怖い、とはよく言いますが、FBIに借りを作ってしまうともはや待っているのは地獄への片道切符。
どんどん精神的に追い詰められていくビルの姿には、自業自得とは言え同情せずにはいられません。
ただ、ビルの描き込みが不足しているように感じてしまうのが本作の弱点。
ビルとフレッドの距離が縮まる過程を、ほぼ丸々すっ飛ばしてしまっており、ビルがどうやって党の幹部みたいな立場にまでのしあがったのかがよくわからない。
また、ビルがフレッドの魅力に惹きつけられている、という描写が薄いため、彼の葛藤がただ自分の保身のために出てくるものなのか、それとも友を裏切ることへの良心の呵責なのかが、いまいちわかりづらい。
どうせなら、どっちかに振り切って欲しかった。
ビルの背後にいるFBI捜査官ロイ・ミッチェル。
彼はブラックパンサー党を危険だと信じ込んでいるが、同時にKKKについても批判的な見解を持っている、本作の中に出てくる警官の中では比較的リベラルで良識的な人間として描かれている。
彼の葛藤も本作の一つの重要なファクターになり得たと思うのだが、そこはちょこっとだけ触れるのみ。
そのため、いまいちロイというキャラクター像が掴みにくかった。
各賞レースで助演男優賞を獲得しまくった、フレッド・トンプソンを演じたダニエル・カルーヤの名演は見事👏✨
「ナメクジに塩を売ることだって出来る」と評される彼の演説はまるで炎のように情熱的、かつ知的。あんな演説を聞けばブラックパンサー党に入党したくなるわ。
フレッド・トンプソンとビル・オニールについて、本作を観るまで全く知らなかったし、ブラックパンサー党についてもMCUの『ブラックパンサー』の元ネタであることしか知らなかったため、凄く勉強になる一作だった(余談だが『ブラックパンサー』の監督、ライアン・クーグラーは本作の製作に携わっていたりする)。
ジョン・レノンが「毛沢東の写真をポッケに入れているような奴が、革命なんて起こせる訳ねーだろ」と歌っていたことの意味がわかった。
トンプソンは暗殺、ビルはユダと同じように自殺という道を辿る。革命には血が伴うのが常とはいえ、全く救われない物語だわな…。
BLMについての理解が深まること間違いなしの一本。
ブラックパンサー党の理念やビルやフレッドの一生について学び考えることは、我々日本人にとっても有益なことに違いないし、何より普通にギャング映画として面白いので、多くの人に観てほしい隠れた(というより隠された)良作。
傍観者に告ぐ
ツールが必要と喚くフレッド。立ち去る聴衆。冒頭のシーンはブラックパンサーに対する我々の先入観に応えている。しかし、教えを説きRainbow Coalitionを構築するにつれ、ビルと共に心が寄せられる。ダニエル・カルーヤによって吹き込まれるフレッド復帰の演説に沸き、ビルの崩れる表情に揺れる。
悪役である捜査官も単純でない。赤ん坊を抱えながら書斎に招き、葉巻を共に吸い馳走する。単なる仕事上の扱いを超えている。フーバーににじり寄られたときの間合いの取り方。そして組織の闇に侵食され、軽々と一線を超えていく。
2人の奇妙な寄り合いが、互いの弱さを増長しあって、悲劇が生み出される。他人にはわからぬこと。実話ベースにありがちの実映像や後日談。しかし、ここまでこっちに目がけてドスンとくるものもない。自分のことを棚にあげて、レッテル貼りに忙しいか?
音楽やカメラワークも見どころ多し。ジェンダー意識も何気に織り込む。政治的なテーマ設定に伝える事実の重要性を背景に、人間ドラマを描ききる。文句なしの傑作。
指令と信念
今年のアカデミー賞で作品賞にノミネートされ、助演男優賞(ダニエル・カルーヤ)と歌曲賞を受賞したのにも関わらず、日本劇場未公開。
まあ、無理もない。
ブラックパンサー党? MCUヒーローですか?
フレッド・ハンプトン? 誰?
日本人には分かり難い作品の典型。
とは言え映画なので、ストーリーはあり、時代背景は説明してくれる。
1968年のシカゴ。黒人青年のウィリアム・オニールはFBIに成り済まして車を盗もうとして、逮捕。そんな彼に、FBI捜査官のミッチェルが取引を持ち掛ける。それは、ブラックパンサー党イリノイ州副議長フレッド・ハンプトンの動向を探る事だった…。
パッケージはB級チックなサスペンス・スリラーだけど、
1960年代後半~1970年代に黒人の人権と解放の為に闘ったブラックパンサー党。
その重要人物の一人、フレッド・ハンプトン。
彼が暗殺されるまで。
実話を基に描く。
カリスマ性に溢れたハンプトン。
それを体現したダニエル・カルーヤ。
存在感や演説シーンは熱い。
『ゲット・アウト』で注目され、一気に売れっ子へ。
今回の賞レースでも前哨戦はほとんどノーマークだったが、突如浮上し、勢いそのまま受賞へ。
まさしく今、キャリア絶好調!
カルーヤの土壇場ではなく、オニール役のラキース・スタンフィールドも良かった。
FBIのスパイとして、ハンプトンに近付く事に成功。彼に気に入られる。
するとオニールも、カリスマ的なハンプトンに魅せられていく。
彼の信念か、スパイ指令か。オニールが選んだのは…。
スタンフィールドこそオスカー超サプライズノミネートと言われたが、複雑で葛藤する役柄を印象深く演じ、非常に旨味があった。
マルコムXに続いてキング牧師も暗殺。
差別、偏見、時には暴力に殺人…この時代は黒人たちにとって苦難の時代。
そんな時に立ち上がったブラックパンサー党。
黒人や貧困層の自衛や解放の為に!
が、過激組織。武装も厭わない。
警察やFBIがマークするのも無理はない。
が、そんな警察は応戦。立場を保身。昔も今も変わらない。
ブラックパンサー党は彼ら自身や多くの黒人たちの為に。
警察やFBIは人々や治安の為に。
それぞれに信念がある。正義がある。守るものがある。間違った事もある。
善悪。白と黒。そんなんじゃ割り切れない。
実録映像も挿入。
社会派作品だが、襲撃シーンなどの緊迫感はサスペンス映画かアクション映画を見ているよう。
そして、劇中のハンプトンさながら強く闘うメッセージ…。
革命は殺せない。
紛うことなき一級の作品。
だけど、ここまで言っておきながら、自分にはちょっとハマらなかったかな…。
今まで聞いた聞いた事あったけどよくは知らなかったブラックパンサー党について、フレッド・ハンプトンという人物とその事件を知り、我々が忘れてはならない事、伝え続けていかなければならない事さえでも知れただけでも…。
革命は殺せない
2021年8月29日
映画 #ユダアンドブラックメシア裏切りの代償 (2020年)鑑賞
@the_river_jp 試写会
(画面の数字が大きすぎ)
#ブラックパンサー党 に内通者として警察から送り込まれた黒人男性と、指導者 #フレッド・ハンプトン が暗殺されるまでの日々を描いた作品
ラストに明かされる事実は重たい
ビルはユダ!
チェアーマン フレッドの何を描くのか気になって観ることにした。私は誰が裏切りものかを知らない。FBIがいまだに証拠を隠しているが問題になっているのは聞いたことがある。
キリストを裏切ったユダだが、裏切ったのはピーターもだし、メサイヤ、フレッド ハンプトンを裏切ったのは絶対一人だろうとか馬鹿なことを考えながら観ることにした。もう一つは、友達からの推薦映画で、これが、キリストを間接的に十字架にかけたユダの心理状態か
も探りたかった。
なぜ、ここシカゴでブラックパンサーの勢いが強まったかと言うと、当時、シカゴは第2の大都市で、公民権運動が通り、ジムクロー法が撤廃になった言っても、以前のままで貧富の差のある大都市であったらしい。個人的にシカゴを10年前訪れているが、シカゴのユースホステルに泊まって、地域を電車を使ったり、歩き回ったりした私にとって、人種の貧富の差だけではなく、例えば、白人地域でも経済格差がはっきりしている。電車で動くと、貧困地域、高級地域と塊で見られる景色があり、強烈な印象を与える。
個人的によく差別を受けるが、シカゴでの差別の経験もある。
この映画では、ユダのキリストへの裏切りが、ビル オーニールの裏切りとよく重なっているところが見どころの様な気がする。オニール(LaKeith Stanfield)役をする有名な俳優でもラッパーでもある人の、秘密を隠していると言う目の動きが表情と重なって大変良い。演技が上手。キリストはユダの行動を知っていたが、フレッドは知っていたのだろうか?オニールは守衛のトップとしての地位まで上り詰める。ブラックパンサーの仲間が、オニールがFBIのバッジを持っていた事で疑うが、上手に切り抜けている。FBIにも加担して、ブラックパンサーにも加担しているこの心理状態は尋常で無い。それが、罪の意識でフレッドの出所のために先陣を切って、爆破された部屋を直したり、FBIのボスのロイのためにも手を震わせながら、フレッドの住まいの見取り図を描く。彼が、手放しで喜んだり、笑ったりするシーがなく、いつも怯えている。いつか裏切り者と暴かれるのではないかと。
フレッドは十代の後半でチェアーマンとなっているが、シカゴにクリックして住んでいる黒人系、ラテン系、白人の恵まれない貧困世帯の共同体である、レインボーコーリションを作り上げるための交渉上手だ。人種でなく格差だと言うアプローチで白人やラテン系地域に臨む。この思想が、またアメリカ政府(ニクソン)の危機感をつのらせた。当時はベトナム戦争で、反対運動や共産党のベトコンの脅威があるし、公民権運動でキング牧師、マルコムxが殺されたことの恨みがあることを政府は受け止めているし、それに、ブラックパンサーはシカゴだけの動きじゃない。中国やロシアの脅威より、フレッドを危ないと警戒している事がわかるが、国内の動きに社会主義が広まると困るのはニクソン政権(EBIの長官フーバー)だ。フレッドは若者を育成している。フリーの食事や医療費無料などもこれらは社会主義の根本だから。説教の仕方も説得力があり、思想がであり、経済的社会正義で、カリスマ性もあり、キリストとかぶる気がする。はっきり言って、彼の思想は今、現在アメリカで起きている改革なのだ。フレッドが先見の明があり先取りしているだけだ。彼は21歳で射殺されている。妻も息子も公民権運動かであると。
しかし、映画が長すぎて、退屈感が増す。タイトルから先が予測できる映画だし、
ブラックパンサーも知名度が高いので FBIの悪質な捜査に焦点を置くべきか、チェアーマン、フレッドのカリスマ的功績に焦点を置くべきかして欲しかった。しかし、2020年代でブリアナテーラーのように無実であり、夜中警察に襲われ射殺されているから、フレッドの無実の射殺を再認識して欲しいと監督は思っていると思う。
監督はシャカキングはよく言われる言葉で言うとエリートだ。彼の経歴から察するに、問題意識の高い環境で育てられたのかもしれない。
When I dedicated my life to people I dedicated my life. これはフレッドが言った言葉。すごい!!
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