バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版のレビュー・感想・評価
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ちぐはぐ
劇場版というからにはTV版もあるのだろうが、あったことすら全く記憶にない。
もちろん未見。
まず、キャストだけでほぼ結末が見えてしまうミステリーってどうかと思う。
広末や椎名があんな端役で起用されるはずはないわけで、結果予想通り。
また、シャーロックだからワトソンも必要なのかもしれないが、岩田の役が全く効いていない。
元医師という設定も何ら活きていない。
誘拐事件の捜査が2週間で打ち切られた経緯もあっさりだし、
報復の仕方にしてももっとあるのに頭悪すぎない?
すべてにおいてちょっとずれていてちぐはぐ、ずっとモヤモヤした。
個人的には、もっと椎名の存在をクローズアップして
心に迫るストーリーにして欲しかったと感じた。
ある意味フジらしい映画だったかな。
シャーロックでなくても、、、
最後でようやく謎がとけた
ドラマからの派生も、映画らしい壮大な美しさと娯楽性は◯
“その謎解きを、後悔する”
何ともうまいキャッチコピーだと、観終わった後にしみじみ∙∙∙。
ドラマでの若宮(岩田剛典さん)と獅子雄(ディーン・フジオカさん)の
良きキャラクターの関係性はそのままに、
ドラマより若宮の視点を中心に動きのあるストーリー性も面白く、
映画作品としての贅沢さを至るところに散りばめたシャーロックだった。
物語のキーとなる動物の声や気配。
細かな作動音。
キャラクターの息遣いや視線。
行間をしっかり感じさせる間合い。
大胆だけど繊細なカメラワークやカット割など
ミステリーを大きなスクリーンで観る贅沢さを感じさせるのは
さすが西谷弘監督だなぁと。
やはりミステリーとしては、正直少しだけ古い感じもするが、
古き良き謎解き感は十二分に楽しめたし、
壮大かつ緻密に作り込まれた世界観とロケーションだけでも
映画としての娯楽性の満足度はなかなかだったと思う。
映画館じゃなくても良いかな
はすかべゔぃるという犬
映画で見る意味が分からん。
ホームズシリーズの最高傑作
現代設定は厳しいか
現代日本の設定は無理がある話なのではないだろうか
大正以前の設定なら飲めたのかも・・・
ドローンやオンラインミーティングがそれほど重要とも思えませんし
ホームズがキャラ立て優先で芝居が矛盾してるように見えてしまう。
恐らく説明不足によるのかと思う。(声を張り上げれば熱演と考えているわけではないだろう。)
ワトソン君のキャラがいい感じにゲスっぽくて良かったが、今一つ物語のパーツとして役立ってない。
紅の芝居はわるくないもののそれまでの説明が足りなくて結果的に説得力がなくなってしまっている。
そもそもミスリードが生きてないので小泉さんの芝居も勿体ないことになっている。
構成が今一つ。もう少し面白くできたのではというのが残念。
日本映画の欠点なんでしょうが全自動スターシステム良くないです。
古典原作なので知ってる人には影響ないですが・・・自分は知らなかったのでちょっと楽しみが減った気はします。
バランス
安定の眼福大根
推理はどこ?
今期ミステリーは今ひとつ。がっかり。
ベイビーブローカー
予告は面白そうだけど、またドラマの劇場版。今年で言えば「ラジエーションハウス」やら「チェリまほ」やら「極主夫道」やら。去年は良かったけど、本作は空振り映画化が多め。唯一、「妖怪シェアハウス」はめちゃくちゃハマって、ドラマもイッキ見してしまうくらい好きになりました。こういうことがあるから止められないドラマの劇場版。ですので期待せずに鑑賞しましたが...結構面白かった!!!
もちろん、ドラマ版は見ていないので詳細は分かりませんが、見ていなくても大いに楽しめるような親切設計。どんな人物なのか、どういう設定なのかは話が進んでいくうちに分かるし、原作であるシャーロック・ホームズについてほぼ全く知らない私にとっても非常に見やすかったです。これこそ、正当なドラマの映画化。ちゃんと土俵の大きさもわかっていて、見応えのある作品となっていました。
いい役者が沢山出ていますが、中でもディーン・フジオカ、新木優子、椎名桔平はとても良かった。
まずは、ディーン・フジオカ。
鼻につくような役が多くてあまり好きではなかったのだけど、今回はめちゃくちゃ上手い。というか、超ハマっている。シャーロック・ホームズの自分勝手だけど品があり、頭の回転が早い探偵というのがピッタリ。「50点だな」がめっちゃいいです笑
次に、新木優子。
なんだろう、何故かこの人いい意味でいつも違う人に見える。一人十色な雰囲気を持っている。今回も途中まで新木優子だと気づきませんでした。美しく、品もあり、しかしどこか毒のある役を見事に演じていました。引き込まれたなぁ。
そして、椎名桔平。
前情報全く入れずに見たので、久々の映画出演にびっくり。やはりいい役者です。椎名桔平と言えば、アウトレイジ。タバコを警察署の前に捨てるシーンが大好き。今回は執事役ですけど、アクションも披露。アウトレイジが懐かしかったです笑
脚本もよく練られている。
テンポもいいし、演出も見せた方も上手いし、バスカヴィル家の犬というシャーロック・ホームズの大人気小説がベースにあるからか、とてもよく出来た作品になっている。ラストはちょっと駆け足で雑になっているところも見られるが、全体を通してみればすごく面白い映画です。
そりゃまあ、シャーロック・ホームズを現代風に落とし込んでいるわけだから、ん?と思うところもあるけれども、大いに満足出来ました。これがあるから劇場版を見るのもやめられないってばよ。
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