「白髪でもダンディなベルモン道」アマゾンの男 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
白髪でもダンディなベルモン道
アマゾンで山師をしているベルモンドのドタバタ劇で、ベルモンドの世捨て人っぷりがいい感じです。とは言え、現地ロケまでしている割にはお話しがチープでパッとせず、展開も泥臭く、リオやカトマンズには遠く及ばずで残念。いくらコメディと言え、相方の女性が天文学者とは思えない馬鹿っぷりで、図々しいキャラにうんざりします。そもそも、ルルのキャラもあまり面白くなく、最後のオチもなんかよく分からず、ベルモンドもどこか所在なげ。結局、白髪でも飄々としたベルモンドのキャラは健在で、ベルモン道としては珍品的な価値はありますね。
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talismanさんのコメント
2021年8月5日
シネマディクトさん、こんばんは。新文芸座はスクリーン大きい方です。この映画館のお客さんの殆どは年配の男性です。近所にはストリップ劇場もあり、朝早くの開場待ちの年配の男性が列をなしているなど、なかなかに環境が良く昭和な界隈です。