「心が痛い、脆く、儚く、美しい」真夜中乙女戦争 kumyuさんの映画レビュー(感想・評価)
心が痛い、脆く、儚く、美しい
見る前は自分が50代と言うこともあり、内容に共感出来るのかちょっと怖くもあった。共感と言うのとはちょっと違うが、大学生の子供を持つ親としては、本当に心が痛い映画だった。ただ平凡な幸せを求めていたはずの「私」だったのに…
「私」の思いに涙が止まらなくなってしまった。最後ものすごい余韻の残る映画だった。最後は愛する人を守るために戦ったのに、悲しい…
主演の永瀬廉さんはもちろん、池田エライザさん、柄本佑さん、俳優陣の演技がとても素晴らしく、引き込まれ、あっという間の113分だった。映像も美しく、監督も素晴らしかった。日本だけではもったいない。世界中の人に見てほしい。10代、20代に人気の小説が原作だか、年代関係なく、引き込まれる映画だった。また映画が上映される限り、見に行きたいと思う。
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