20歳のソウルのレビュー・感想・評価
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ただ泣けるだけで終わらない
生きるとは生き切ること
泣けるがお涙頂戴系映画ではない
難病系の映画は普段あまり見ないのですが、「市船soul」の誕生秘話や作曲者である浅野大義さんの人生に興味を持ち、今回は鑑賞させていただきました。
一言で表すと、この映画はただのお涙頂戴系や難病系のものではなかったです。
大義くんがいかに一日一日を大切に、大好きな音楽と向き合い、残りの命を力強く生ききったのかが描かれていました。
また、他の吹奏楽部員も大義くんとの関わりを通して変わっていきます。
特に、部員の一人の斗真は最初は斜に構えた態度を取るような青年でしたが、大義くんとの関わりを通して心情や考え方が少しずつ変わっていきます。斗真役の佐野さんはこのような変化を表情等で繊細に表現されていました。
前半の高校時代のシーンはとても美しく、恋愛だけに留まらない、"何かに全力で向き合う"という意味での青春を感じられます。
鑑賞後に、"悲しい" "可哀想"等という感情よりも、"明日から自分も頑張ろう"と思わせてくれるような作品でした。
この作品とともに大義くんの生き方が、現代社会を生きるより多くの人達に届くことを願っています。
大義くんに出会わせてくれてありがとうございました。
人生をやり切ることの大切さを学びました
魂を震わせられました。
客の見る力を信じて、制作側は自分と戦ってほしい
「1日1日を大事に生きる」ことと「他人のせいにせず、まず自分と向き合い、自分と戦う」ことの大切さと難しさは伝わってきて、恋愛に終始しなかった点ではいい映画だったと思います。
実話ベースということで、盛った部分は少なめなのが功を奏した印象。
家族や友人と過ごした時間なども、恋人との時間と比べても均等で、高校生~20歳までの人生を描くという点では、よいバランスだったかと。
そうしないと、最後に同級生や同時期の部員たちが集まることにつながらないですし。
人によってはそれが平板に感じるかもしれませんが。
ただ、大義役の神尾楓珠くんの演技は悪くないんですが、少々「重要なテーマを全部セリフでしゃべる」脚本・演出が露骨だったのが、くどくて鼻につきました。
料理を作りながら見るような朝ドラじゃないんだから、こういういかにも「客は頭が悪い」前提で、わかりやすさのみを追求し「客の見る力を信じない」撮り方ってどうなのか?
こういう姿勢が、邦画の癌ではないかと思ってしまいます。
どうしたら面白い映画になるか、プロデューサーや監督は、「まず自分と向き合い、自分と戦う」ようにしてほしいです。
また、私が多くの難病ものをあまり見ない理由の一つである、「死の寸前の肌の艶・喉や手の甲の皮膚の張りが健康すぎる」「衰弱しているのに喋りまくる」現象が本作でも起きていて、もうちょっとメイクも演出も何とかならなかったのかと。
魂にズドーンと響いた
すごい映画に出会ってしまったっ
ずっと泣いていた
もう一度見返したら最初からも泣いちゃうかも
嗚咽をこらえ見終わったあと、鼻水をティッシュでチーンってしたら劇場の皆様もしてて音がハモってた
本当にいい映画だった
心に残る、考えさせられる映画
実話を元にした映画
物語はよくしりませんでしたが、
市立船橋は知っているし千葉が聖地だから
義理人情で見ました。
結果…凄く良かったです!
感動して涙ポロポロですよ。周りも結構泣いていました。
吹奏楽の映画だと思ったらちょっと違いました。
違ってはいないけど全国大会に出る!とかが主ではなく自分の音楽で何かできないか、他人を応援できないか、と言うところから作曲し、ちょっと破天荒だが尊敬する吹奏楽の顧問の先生に憧れて先生になる為に大学に進み…20才で病気になって苦悩する…病気と戦いながらも創作活動を続けて曲を完成させついに力尽きる…
主人公は自分の健康や死に直面して人生とは何か、人生で何を残すのか、何かが残ればそれは生き続ける、自分が死んでも曲は残る、病気で苦しみ苦悩し絶望しながらもその境地に達し曲を完成させた。
主人公を支える恋人や友人、学友、先生、みんなで支えて支え合った。
本当に素晴らしい事だ。こんな生き方ができるだろうか?
是非映画を見て考えて欲しい、そんな映画だ。
ただ…つまらなかったのかどうか分かりませんが、上映中にスマホをいじり倒す人が前方に二人もいて気になりました。本当に勘弁して欲しい。
本当に泣けた
浅野大義君にたくさん教えられました。
涙が止まらないけど、主役は大人で良いのか?
予告でほぼネタバレしています。基本はその通りの物語です。それでも涙が止まらなくなります。
実際に我が千葉県で起きたことなので、知っている場所出てくるので、尚更、現実味があって泣けてきます。「泣ける映画」とPRしておいてここまで泣けるのは良い映画だと思います。
「我が人生一遍の悔いなし」と満足して死んでいくのも素敵ですが、「まだ死にたくない、生きたい」と思って死んでしまうのも逆の意味で素敵だと思います。
実話なので、「素敵」とか「良い」とか言いにくいですが。
ただ、、、演出と脚本は最低レベルだった気がします。セリフまで予想できるし、「ここて泣いて」と言われているような感じがして嫌。
あれだけの話なので、淡々と描くだけでも泣けるはずなのに。泣きたくても涙をこらえているほうが感動的だと思うけど、ああワンワン泣かれると、こっちが冷める。
映画なのだから、余韻とか行間とか、見せないで伝えることが出来るはず。
佐藤浩市をはじめ、あれだけの名優たちが、大根に見えるシーンがあるので、かなりの酷い演出。
名優たちも「本当に今のでOKなの?」って思っていそう。
何より、大人の人が主役になっている点は、本当に理解不能。子供たちの良いシーンの後に、わざわざ大人のシーンをかぶせたり。最後まで大人が主役。結局、主役は大人の名優たちだと思ったしまいます。何度と失笑して冷めてしまうところがあって、気持ちを作り直す必要がありました。
このストーリーで大人を主役に出来る演出はどうなのか。
それでも泣いてしまうので、演出が普通だったらどうなっていたのか、逆に残念。
こんなに泣けて星3って、、、どうなんでしょうね。
結論は、、、、泣けるので見るべし。
毎日、色々な事に追われながら過ごしていると、仕事に行きたくないなと...
毎日、色々な事に追われながら過ごしていると、仕事に行きたくないなとか負の感情がメインになりがちですが・・「20歳のソウル」を観て、明日を迎えられるって当たり前じゃないんだと、ハッとさせられました。
生きるって、生ききることなんだよと、大義さんから教えてもらったようなきがします。
大義さん、この作品に関わった全ての皆さんに「ありがとうございます」と心からお伝えしたいです。
時間の大切さ
かっこいい映画
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