「市船soulは最高!、時間軸を逆にすれば映画としてはもっと良い」20歳のソウル ころんさんの映画レビュー(感想・評価)
市船soulは最高!、時間軸を逆にすれば映画としてはもっと良い
私も子供も楽器弾くので、二人で見たいね~となりました。
子供は号泣でした!、手持ちのティッシュ少なくて大変でした。
私は高校のとき音楽系の部活に入っていたので、練習風景は懐かしかったです。
「各自練習して15分後に全体で合わせます~」的なかんじ、なつかしい。
夏休みは合宿で朝から晩まで弾いたこともあったな。
10代の純粋な輝きもキレイに映ってました。
学校生活も楽しそうで、いいな~と思いました。
子供は中学校では吹奏楽部に入りたいと、前から言っていたので、興味津々。
前半は学校生活、部活動、などの生き生きとした描写で楽しかったのですが、
後半は病気の描写がほとんどで、なんだかな~と。
最後は演奏でばっちり決まるのですが、病気の描写、ながながと必要ですか?
わたし、映画を作ることについてはあまり知識無いのですが、
これって脚本?
それとも監督?
どっちの問題なのでしょうかね。
病気がテーマの映画ではないので、必要最低限でいいかと、いやほとんど必要ないかと。
こおゆう映画(ノンフィクション)はストーリーが分かっているので、
謎解き映画やどんでん返し的なものを期待して見ないため、
作り方(組み立て方)が重要になると思うんですよね。
この映画のつくりは映画ではなく、TVドラマのような印象を受けました。
せっかく楽しく進んでいた前半から、
後半いっきに奈落の底へ見ている人ごと突き落とされる感じは、好きじゃないかな。
この映画は、時間軸が逆の方がいいと思うんですよ。
先に病気で亡くなったという事実から入って(8分くらいでいい)、
学校生活、友人関係、市船soulの曲が完成するまでに9割の時間を使ってほしいんです。
そして病気が見つかって、最後に演奏!(演奏長めでお願いします!)。
時間通りの展開だと、結末分かって見てるから悲しすぎます!!!。
どれだけ素晴らしい時間を友人たちと過ごしたか、ここに時間を割いてほしかった!。
ノンフィクションを考慮に入れると、全体としては良い映画だと思います。
とくに音楽系の部活経験者は見ると懐かしいですよ。
音楽好きな人は必見。
時間軸が逆だったら、☆5付けたいかな。