「オノマチ」20歳のソウル ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
オノマチ
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なんとなく劇場へ。割と観に来ている人は多いという印象。
病気もの(というのは失礼だけど)は、気をつけないとわざとらしくなりやすいので、特に邦画のこの手の作品はあまり観ないのだが、神尾楓珠くんも頑張っているようだし?、佐藤浩一とオノマチなら間違いはないかと。
うーん、でもやっぱり邦画ならではのわざとらしさは否めなかったかな。
なんていうか、テンポが悪いというか、そこはもういいから早く次進め!みたいな。←何様
実話なだけになかなか難しいのかもしれないけど。
吹奏楽部とか野球部とか青春だなぁ、とは思うけど、観ていてなんだか落ち着かないのは年を取りすぎたからか。
冒頭のお互いによく知っているのか?という高橋先生。
あのあたりも下手だなぁ、と思ってしまった。すみません。
あのナイツ塙が消防士として出てくるシーン。
部活を休む仲間を心配する大義くん。
理由はなんだったの?飛び降りるかもとなるまで追い詰められていた理由は?
涙を誘ったのはやはり、母親であるオノマチの演技。
さすがだな、と。
この人がいなかったら、もう少し星が少なかったかも。
先生やおじいちゃん、大物は揃っているのになぜか下手に見えてしまうのは、脚本や演出のせいなのか。
葬儀にて、おじいちゃんが先生を呼び止めてみんなの前でお礼を言うシーンも…あんなに長々と要らないと思う。
大物がそうなのだから、若い役者さん達は…言わずもがなである。
ただ、野球部の子は上手かなと。名前も知らなかったけど。
実話ということを思い出させてくれる、エンドロール最後の一枚の写真。胸が痛む。
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