「最期のその瞬間まで笑ってやる」そして僕は途方に暮れる ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
最期のその瞬間まで笑ってやる
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直後は全編通して反感はさほどなかったが共感というのもなんか違う気がすると思っていたのだけど、少し経った今、いやどちらもかなりあることに気づいた。
主人公である裕一が泣きながら謝罪するシーン、気がついたら一緒に泣いてた、嗚咽が漏れるほどに。
なんかね、そうなんかなんだよ。なんかとしか言えないなんか泣きたくなった、自分も。
ラストのリズミカルに繰り出される表情。
この先待つものがなんだかはわかんない、でもたとえ破滅だとしてもその瞬間まで面白がりたい。これ自分たち世代の言葉な気がする。団塊ジュニアより少し後に生まれた私たちの。
どこか諦め続ける私たちの。
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