アメリカン・ユートピアのレビュー・感想・評価
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予告編で想像する以上に楽しい作品
映画用に撮影された、元トーキングヘッズのデイヴィッド•バーンのユニットによる音楽パフォーマンス。
本当に楽しかったです‼️
アメリカでは劇場公開できず配信のみになったそうですが、映画館で観られて幸せ🥰
トーキングヘッズ、そんなに知らないけど、それでも全く問題なかったです。
本当に、よく練られたショーで、ずっとノリノリで、足で(小さく😅)リズム取ってました。
舞台、光、衣装、その他諸々のデザインが全てオシャレで、パフォーマンスも素晴らしかったです。
予告編で想像する以上に楽しいと思います👍
コードレス、ブラボー!
トーキング・ヘッズはあんまり詳しくないけど2曲知ってる曲がありました。
ブロードウェイに行った気分。パフォーマンスがすごい!
マーチングバンド形式は無敵だ!コードレスの自由さ。ギターもキーボードもコードに縛られない。
自由なフォーメーションと手振りダンス、楽しすぎて映画館なのにステージに上がって一緒に踊り出したくなりました。
脳の解説から始まるけど頭も空っぽにして楽しめる。
脳なんか使わなくていいわ。
コードレス故に、観客の所まで降りて来てパフォ ーマンスを続けられる柔軟さ。最後の会場との一体感が素晴らしい。
セットなんていらない。派手な衣装も要らない。
素舞台故の素晴らしさ。
とりあえず観終わったら、自転車に乗るのも楽しくなる。
肌の色や国籍なんて関係なくなる。
選挙に行くのも楽しくなるよ。
スタイリッシュなおじいちゃんになったデヴィッド・バーンにノックアウトされに行って良かった!
問われる理想
この2年、LIVEに行けてないことを相殺して有余る感動。
一見抽象的で記号的な表現から、まるで3Dのように浮き上がるメッセージの鮮烈さ。問い続ける人の美しさ。
「アメリカン・ユートピア」とは。
かつて目指したはずの理想郷が今、物質と精神の両面で完全な飽和状態にある姿を逆説的な詩で表す。同時に、それでもある日、個人のなかに起こり得る革命を集めることこそこれから目指すべき理想郷なのだと、決して希望を捨てない姿でもあった。まずは、とにかく、諦めずに投票に行くこと。
こんな話が聴きたかったんだと思いながら、全編にわたって泣いた。
関係ないが、ちょうどこの前に観た「竜とそばかすの姫」が、圧倒的な世界観(と中村佳穂)に対してメッセージのリーチが私には今ひとつ足りず、でも大体世界ってこんな感じなのだと思ってた。
全然ちがった。世界はこんなもんじゃない。
人間と音楽が好きな人は是非
デヴィットバーン氏を全く知らない状態で、
前評判が良さそうだったので、観に行きました。
同じように知らない人のレビューで、あんまりだったというのを見かけ
無茶苦茶迷ったが、観て大正解だった!!!!
もうね、デヴィットバーンありがとう。
スパイクリー監督ありがとう。
演者さん含めスタッフの皆さんありがとう。
といった感情になりました…
全国民は「グレイテストショーマン」じゃなく
「アメリカンユートピア」を観るべき!これ切実
何も知らないのが怖すぎて、
一応「ストップ・メイキング・センス」だけ観て行ったんだけど、
これも正解でした。
あれから時が過ぎたデヴィットバーンがどんな変化を遂げて、
また社会が、映画が、どんな進化をしているのかがよくわかった。
あの若い頃のエッジもそれはそれで熱かったんだけど、
今回はそれに加えて、包容力とか母性を感じました。
(欲を言えば、もっと女性が多くてもよかった気が)
今見る意味のある映画でした。
撮り方もものすごく進化していて、
映画館、一番前で観たんだけども
本当に劇場にいるみたいで、最高でした。
贅沢な映画体験。これであの値段は安過ぎる。
より前衛的だけど、奇を衒い過ぎていない大人な演出だった。
パフォーマーの方々も最後らへんには汗びっしょりで、
その熱が伝わってくるようだったし、
拍手とかもっと言えばスタンディングオベーションしたかった。
もう一人一人を大好きになりました。(あの短時間で)
もうね、映画にこんなこと思ったことないけど、
年中上映していて欲しい!!!
落ち込んだら観に行くから…
本当に何回も観に行ってしまう気持ちがわかりました
何度も込み上げてくるものがあったし、
少なくともこの時間、この空間だけは、
平和というものの可能性を感じた。
周りの人、社会、そして一番大事な、
自分自身を少しでも信じることができるような作品でした。
本当にありがとうございました。
road to nowhere 尽きない表現者 David Byrne
教授の芝居から久しぶりに見たデヴィッド バーンー私が知る最後のバーンは南の音楽を集める人になったーが脳学習の講義から突如歌いだす その歌が‥‥あっこんな歌上手い人だったんだ 声も衰えてないんだよな 何より新しい表現をしている 踊った後も久しぶりに息を切らしていないし😲 調べたら現在69歳
とてもニューヨークぽいな ニューヨークに詳しいわけではないが そう感じた それを監督してるのはSpike Leeというのも含め
これは私的な事だが 途中 署名呼びかけがあったが ここで なぜか白けた私がいた 内容物は反対する事ではない 正しいし、大切な事なのだが‥‥ここに自分と彼との溝を感じてしまった
ただ パフォーマンスは素晴らしく 会場にいたら拍手してるだろう。
これはおそらく 音楽はその政治的理想や考えとは違う又は優れている と自分が考えているからだと思う 音楽は頭からだけでなく 肉体と心からも生まれて来ていると捉えているからかも知れない。
とはいえバーン翁は見ときゃなきゃ いけない
そして、その情熱の源泉は最後の歌road to nowhere あてのない旅 果てしない旅という答えをもらう
旅に病んで 夢は枯れ野を 駆け巡る
バーンに芭蕉が重なる
まさに「ショー映画」というジャンルを確立した作品
ショーのパブリックビューイングでありながら、ドラマチックに様々な角度から捉えた映画的でもある撮影と編集が美しい。
映画館でもスタンディングオベーションで拍手したくなる衝動に駆られるぐらい。
歌詞はシンプルで普通のことを言っていそうで、現代の様々な社会問題へのメッセージやアイロニーが詰め込まれている。
パントマイムやコンテンポラリーパフォーマンスがクセになる。
69歳であのかっこよさはずるい。
最終日、大音量上映で。若い人がかなり来て、後半はカーディガンを脱...
最終日、大音量上映で。若い人がかなり来て、後半はカーディガンを脱ぐ熱気で、映画観大画面で画面の中では観客総立ちの、多くの若い観客と見るといった経験は初めてで、トーキングヘッズの熱気に興奮した。もちろん身体は動くし、こっちの観客たちもかなり前のめり。応援上映なら良かったのにと、思った。
一番燃えたのは反ヘイトソングだけど、家を燃やせあたりから火がついてた。
みんな裸足で、楽器を背負っての演奏がすごい。あとは打楽器の比較的多さ。
帰りにみんなメット被って自転車で出ていくシーンはクール。
昔ながらのデヴィッドのキャラ立ち
映画『サムシング・ワイルド』の冒頭の曲、ロコ・デ・アモーレを聴いた瞬間、その飄々としたメロディで圧倒的なリラックス感と気持ち良い脱力と癒しを与えてもらって以来、大好きなデヴィッド・バーンの映画が観れるだけで最高。
今も変わらず、飄々とした感じで、シニカルなユーモアやとぼけたMCをかましながら、「寂しいから家に来てよ、愛するあなたにそばにいてほしい」みたいな曲が多くて、複雑な性格の人、その変人ぶりが笑わせてくれる。
一方で、アメリカの抱える黒人差別の問題でシリアスなメッセージ性ある曲も歌う。時には真剣になりながら。
デヴィッド・バーンと言う人は、シニカルで寂しがり屋で、人間嫌いな面もかいまみせながら、その曲のメロディは、心地よく、歌詞は甘ったるく、踊りは剽軽な感じ。でもデヴィッドのキャラが曲やメロディに出て、シニカルで寂しく聴こえるから面白い。そして、真面目で政治的なメッセージも発するというプリズムような人。
曲や踊りより、デヴィッド・バーンその人に関心が強くいってしまう。
そのプリズムキャラが本当に大好きで、今でも大好き。
これからもアメリカを代表する変人アーティストとして面白いことたくさんやってほしい。
エモーショナルでパワフルなパフォーマンスに震える
ステージセットは一切なく、衣装はシンプルなパンツスーツ。出演者もごくわずか。
なのに物凄くパワフルで心を揺さぶるパフォーマンスで、音楽と人間のパワーを再確認できる超一級品のミュージックショーでした。
こんな世界があったとは!
カッコいいぜ
いわゆる只のライブ映像に収まらないところが 流石スパイク・リーだよね
スタイリッシュでシックで それでいて熱いshow
多様性や表現を勘違いした どっかのスポーツ大会の開会式とは大違い
世界中で 良質なライブが行われているだから
たまには映画ばっかりじゃなくて 生にも行かなきゃって 映画見て思わされるのも 皮肉なもんね
色々素晴らしい体験だったな
久しぶりのライブ体験!!
シンプルなステージ、デビットバーンのまっすぐな歌声、力強いコーラス、キュートな振付け。コロナ以来行くことができていない音楽ライブに参加した気分!
恥ずかしながら、トーキングヘッズ、聴いたことなかったので、聴いてみようと思いました。音楽って素晴らしい。
デイヴィッド・バーンとスパイク・リーの強い意志、そして信じられないようなタイミングの妙によって実現した一作。
米国では劇場公開が見送りになったとのことで、劇場のスクリーンと音響で本作を味わえる幸運を感謝したいところ!トーキング・ヘッズやデイヴィッド・バーンもほとんど知らないまま鑑賞したんだけど、そんなことは何の妨げにならず、圧倒的なパフォーマンスと演奏に、あっという間に時間が経ってしまいました。
本作の基になったブロードウェイのショーは、20019年開幕とのこと。撮影はまさにコロナ禍の直前ということになり、この奇跡的なタイミングにも驚かされます。マスクもせずに歌い、踊り、熱狂し、拍手を送る…。そんなかつては当たり前と思っていた光景がこんなにもかけがえなく、そして脆いものだったとは…。演者も観客も幸せそうな顔をしているのを見ると思わず落涙しそうになります。
もちろんバーンもスパイク・リーも、単に素晴らしいショーを見せる為だけに本作を作ったのではなく、強烈な米国の社会的人種的問題への批判のメッセージも躊躇なく投げかけています。
演者全員がワイヤレスで演奏するという、極めて難易度の高い技術を高い精度で行っているにもかかわらず、ときどきとぼけたような表情と仕草で余裕を見せるバーンなど、正直見所が多すぎて一回の鑑賞では消化しきれない作品でした!
え?!すごくない?
ストップ・メイキング・センスは80年代に見ている。流石にオンタイムではないが、羊たちの沈黙公開時はその監督の名前は知ってたからそれより前に見ているはず。今回もコンサート映像なのかなと思って楽しみではあったけど、始まって10分くらいでちょっと固まったくらい、思ったよりすごく良かった。
アルバム発表後にコンサートをやって、その後にブロードウェイ舞台として再構成されたらしい。それの映像化だ。
監督はスパイク・リー。スリックさは失わないのに、実際にライブで見ていたとしてもとても楽しめるかゆいところに手が届くような映像。あれは嬉しい。世のライブ映像製作している会社は見習ってほしい。
全て無線の楽器を持って演奏するミュージシャンは奏者でありながら、コリオグラフされた導線上で振り付けだったりダンスだったりをする。歌もハモリもする。世界中から集められてきてる。そりゃそーだ。
デイビッド・バーンはいい年だと思う。今ググったら御年69歳らしい。この映画というか舞台が撮影されたのは去年か一昨年かと思うので、68とか67とか。それで舞台でバンドたちと動いたり踊ったりギター弾いたり。もちろん全部歌ってる(MCも)。
トーキング・ヘッズなりデイビッド・バーンなりを好きで見に行っている人が多いと思うが、その期待に反しない内容。色々な意味で選曲も素晴らしい。懐かしの曲も入ってて体が揺れた。
あらゆる面で圧巻の作品。
正直トーキングヘッズは通ってきてなくて。むしろトムトムクラブの方が聴いていたかもw
だからごめんなさい、デヴィッド・バーン氏に特に思い入れは無かったんで割と冷静に観てたんですよね。あーなるほど、こういう感じの作品なのね、と。
小劇場っぽい演出が面白いなぁ、と。
ところが途中から何か別の感情がわーっと湧いてきて。
このオジサン何者?いくつよ??こんなに歌って踊って大丈夫なの???
バンドメンバーも楽器抱えてるだけでもかなりの体力がいるのにあんなにも動き回って。楽器もいくつも持ち替えてるし時にはダンサー並に踊ってるし。
と、どんどん彼らのパフォーマンスに圧倒されていきました。
ブロードウェイの劇場ってそんなに大きいハコはあまり無いイメージであれ位の大きさが主流だと思うんですが、あの距離であのパフォーマンスをみれたらそりゃあ盛り上がりますよね!
だんだん技術的な面に目が行くようになってきて一体カメラいくつ入ってるんだ?あの会場でたくさんカメラ入れての撮影は大変だっただろうな、マイクはともかく、楽器の配線も全く無いって全部ワイヤレスで飛ばしてるってこと?照明さんも絶対外さないな!などなど考えながら凝視していました。
ラストの客席内をうねり歩くところは一番前のカメラはGoProみたいな超小型でしたね、いろいろ凄いわ!
いつの間にかスパイク・リー監督作であることをすっかり忘れていましたが、後半になるほどと納得!
そんなメッセージ性やポリティカルな面を置いといても純粋に映像作品として楽しめるし圧倒されます。
70手前のD・バーンがめちゃくちゃカッコイイぞ。
キレキレだぞ。
彼らが自転車で劇場を飛び出してBWを走る姿には思わず胸が熱くなりました。
S・リーの演出も冴えてるぞ。
コロナ前は来日版のミュージカルをよく東京の大箱で観ていましたが、観客も一体となってワオとかフーとか声出して乗れるのはたまらなかったです。
この作品もBWで生で体験したくなりました!
あたしゃBWに行くまで絶対に死ねないな。
(全く同じことを「ザ・プロム」のレビューでも書いていますね。影響受けやすいタイプなのでw)
ショーの様な映画というかショーじゃん
始めは初老の男性の下手な踊りと思いきや、厚みというか波動と言いますか、凄い。生で見たい。言葉が分からなくても、感じらことが出来る。ブロンドの女性に注目して見てたけど、
何役?歌って踊って太鼓を叩いて、みんな凄い。アメリカの裾野の広さを感じるばかり。最後はやっぱり、一緒に踊りたいよね〜
みなさん選挙に行きましょう!
惜しむらくは踊って観れない事
2018年からのワールドツアーをネットで観てから、これは久々にデヴィッド・バーン面目躍如な素晴らしいライブだと思っていました。
しかしツアーは日本に来る予定無くすごく残念に思っていましたが…
そこに2020年初頭からの新型コロナウィルスによるパンデミック、ブラックライブズマター、トランプ支持者によるホワイトハウス占拠と言う近来稀にみる混沌とかした世の中で、スパイク・リーによって映画化される事が、単なる音楽を越えて時代性をともない後世に語り継がれる作品になるだろうなー(という事で時代を越える作品のみにつける最高点)
しかしこの観賞後の多幸感は何だろう。
コロナ禍で人と交わる事が出来ないという閉塞感から抜け出たいという欲望にふれるからだろか。
衝動に突き動かされ、身体は動き出し、涙さえ溢れる。
惜しむらくは踊って観れないという事だけである。
メッセージ性の強い圧巻なショー
デビット・バーンが、どんな人物か知らなくても、その声に魅了されるだろう。
スパイク・リーが、どんな監督か知らなくても、その演出に圧倒されるだろう。
どのメンバーも、才能の塊。
どうやって見つけ出すんだ、ビズリーチか?(笑)
一瞬足りとも、目が離せない、グイグイ引き込まれる音と光。
トーキングヘッドにメチャ、興味わいた。
現代版ベートーヴェン第九番交響曲
2回目の鑑賞。一回目の鑑賞は、睡眠不足の状態で観たので、途中眠ってしまった。全く予備知識もなくまたトーキングヘッズも知らなくて、この映画がミュージカルだと勘違いして見ていた。話の筋が読めないなとトンチンカンな思い違いをしていました。後半になってから判らないながらも、説得力がある映画だと感じました。
上映が終わってから、パンフレットを読んで初めてコンサートを記録したものと知りました。
2回目は前回を反省して、しっかり鑑賞しました。トランプ前大統領が任期中に上演されています。
アメリカは民主主義の国だと尊敬します。歌って踊って演奏するコンサート。それに共振する観客。このコンサートの評判を知って、リー監督が世界の人に見て貰いたくて映画を撮ったのではないかと思います。主演のデビッド バーンズに拍手です。今年公開された映画で1番の作品でした。
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