鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
全162件中、161~162件目を表示
ゲゲ郎と水木の物語
本作のストーリーとしてはとある一族の相続争いに戦争体験をしたサラリーマンの水木と行方不明になっている妻を探す鬼太郎の父が村の謎を解き明かす、という風になっています。
血飛沫が飛び散っているポスタービジュアルでもわかる通り本作は結構えげつないシーンが多く、惨殺される人や当主との関係を強いられる少女、冒頭の列車に乗っていた少女か屍人として生贄なったと示唆されるシーンなど、とにかく残酷的な描写が多い印象です。それ故にこれまでの鬼太郎シリーズで描かれる「人間の醜悪さ」というものを見事に描いている作品だといえるでしょう。
人間を信用しない鬼太郎の父と自分の弱さを隠す水木の2人が共に行動することで二人の間に友情が芽生えていく、というのが本作の見所でしょう。特にラストシーンの生まれた鬼太郎の水木とのシーンは必見です。
戦闘シーンもやはりワンピースやドラゴンボールを手がけているスタッフが手掛けていることもあってここは流石の東映アニメーションでした(笑)志田作画もあったかな?
「M」
目玉のオヤジの過去と鬼太郎誕生の話。
昭和31年鬼太郎の父(ゲゲ郎、作中につけられた名前)は行方不明の妻を探し哭倉村へ、その村へ来てた血液銀行に勤める水木、不死身になれる血液「M」を調査…その村で出会い共に行動する事になったゲゲ郎と水木のストーリー。
目玉のオヤジの声優努めた野沢雅子さん以前は鬼太郎の声優もやってたけど、どっちのキャラやってもハマりますね!
作品感想は水木側のストーリーが長かったからもっと鬼太郎とオヤジのストーリーを観たかったかな個人的に。
ラストに時が経ち亡霊になってしまった時弥君の「忘れないで」には少し涙。
久しぶりに鬼太郎観たけど懐かしい気持ちになれました。
全162件中、161~162件目を表示