「これぞ前日譚の名作映画」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 ぽよのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ前日譚の名作映画
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ゲゲゲの鬼太郎、幼少期になんとなく見て15年ぶりくらいに視聴。
意外にグロくてびっくり。普通に大人向けじゃんと思った。ちゃんちゃんこや目玉おやじの姿の理由、鬼太郎の誕生秘話、前日譚としてとても綺麗にまとまっていた。
最初の方は風景描写多めで、物語早く進まないかなーと思っていた。(よく見返すと大量の伏線で仰天)
物語では、原作者が実際に体験した戦争での生々しい記憶や、謎の薬Mは戦時中使用されたヒロポンが元なのだろうなと考えて見ていた。なんといっても水木戦争経験があるからかタフすぎるぜ!頼もしい。
後半に入ると、物語は怒涛に進んでいき、ずっと口をあんぐり開けて呆気にとられながら見ていた。子供に理解できるのか!?見てダメージ受けちゃうのでは?!と所々不安に。
目玉おやじがこんなにかっこいいとは知らなんだ。
息子の未来を守るために自分の体を投げ打つ姿にじーんときた。一方で、水木との墓場の飲み会では、妻が大好きで泣き上戸でノロける姿はとても可愛らしいし、物語序盤で水木には心を開かないが、子供には愛想良く話しかけるところやいろんな面が知れて良かったなぁ。
龍賀一族は昔の某ドラマで見るような醜悪な一族だったなぁ。救われなささがむごい。時貞が全部悪いんだけど。
所々辻褄合わせが?なところが、ここ結局どうなってるんだと分かりにくいところがあったものの、全体通してみると満足感高いし面白かったなー。
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