「好みの要素が満載」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 もろもろさんの映画レビュー(感想・評価)
好みの要素が満載
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『ゲゲゲの鬼太郎』は、アニメ4期と5期を昔に観ていたかもしれないごく薄い記憶がある程度。
漫画『鬼太郎の誕生』のみ読んでから映画を観ました。
分かりやすくテンポ良く進むストーリー。
細かい動作含めずっと素晴らしい画。
(推しは)死なない血みどろアクション。
悪は滅ぼす。
切ないながらも希望のある最後。
めちゃくちゃに好みでした。
目玉が飛び出たり首が飛んだり血がたくさん出ますが、画に下品さはありません。グロさはあります。
怖くはなかったですが、戦中戦後の時代だからこその描写や、閉鎖的な村独自の倫理観を感じる場面は多々あるので、その辺りの気持ち悪さがあります。
『鬼太郎の誕生』を読んだ後に観たので、EDから心拍数が跳ね上がりました。
ラストで水木が鬼太郎を抱きしめたとき、この世界の3人の未来には希望があると感じられたので、気持ちの良い余韻に浸ることができました。
個人的に、やれることは十分やりきっての結末だと納得できたので、全ての要素でお気に入りの映画です。
(蛇足)
レビュー時点で4回観ていますが、見るたびに、野心のある仕事ができる村に染まらない(染まらせてもらえない)普通の人では?と克典社長が気になります。
(2024/01/13 タイトル変更。内容微修正)
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