「聖地に生まれた者として…」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 きのこさんの映画レビュー(感想・評価)
聖地に生まれた者として…
鬼太郎観てきました
実はワイ聖地の生まれ
そのためかしょっちゅう鬼太郎の再放送を観ていた
小学校の本棚に鬼太郎置いてあって皆で読んだ(笑)
だからなのかリアルタイムで見た3期4期よりも再放送の2期が好き。明るく楽しい鬼太郎より恐怖と道徳に溢れた鬼太郎が好きだったのよ
最近の鬼太郎は観てなかったけど新しい鬼太郎ってなんか違和感を感じちゃうのよね
いつも鬼太郎が助けてくれて謝れば許してくれる
昔はそうじゃなかった
『決して許されないやってはいけないことがある』
道徳的なことは鬼太郎に教わった部分が結構ある
だから今回の怖い話はよかった
でも切なくて悲しかったな
今回のオヤジは長身鬼太郎似のイケメソで母ちゃんは近代的な美人さん。ワイの記憶ではオヤジはミイラ男もどきで母ちゃんはお岩さんみたいだった気がしたんだけど…(オヤジは妖怪で母ちゃんは幽霊で鬼太郎は両界のハーフだったような…)
その辺りちゃんと説明がされていた
あそこはリアルで涙が出た
なんでこの人達が苦しまなきゃいけないんだって
でもどこかにほんの少しの救いがある
やっぱり鬼太郎っていいなとおもった
実は水木しげるロードができるとき思い出の場所がおかしくなっちゃうって思って少し反対だった
でも今では毎年たくさんのお客さんが来てくれる
映画で町もちょっと盛り上がるかもしれない
ありがたいことだ
あんまり役には立たないけれど聖地に生まれた者として周りに映画の宣伝しなくちゃ!お正月はロードにお金落としにいかなきゃと思いました😀
みんなで鬼太郎を盛り上げてくれると嬉しいな🎵
コメントありがとうございます
入場者特典情報も🙏
いいなぁ〜
あのラストを鑑賞後に入場者特典目にしたら……
もっと盛り上がってくれて上映回数が増えてくれたら…そしてパンフも増刷も
恥ずかしながら、京極夏彦さんの小説を読んで、水木しげる先生の偉大さがやっと、といってもまだまだほんの少しだけですが、分かりました。
戦場という超リアルな愚かさと恐怖を経験したからこその作品なのですね。
古来、恐怖心を妖怪のようなものに化体することで歯止めをかけていたのに、近現代の我々は一体何をやっているのか❗️とお叱りを受けたような気分になりました。