「ジャンル映画の帝王」マークスマン bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャンル映画の帝王
ジャンル映画の帝王になりつつあるリーアム兄貴。今回も魅せてくれました。ぶちのめす相手は、極悪非道な麻薬カルテルなので、見ている方も遠慮なく兄貴を応援できます。
前作『アイスロード』に続いて、惚れた腫れた(死語)がないのがいい。ミゲルのお母さんも義理の妹も悩殺系の女性だったのでちょっと心配したが、亡き妻をずっと思い続けているなんて泣けるじゃないですか。これからも色恋なしのハードボイルド路線でいって欲しいな。
この手の映画のお約束はバッチリ。敵の見た目は、どう見ても悪人にしか見えないし、警察にも敵の息のかかった悪徳警官がいるし、最終盤で絶対絶命のピンチが訪れる。鉄板の脚本なんだけどやっぱりドキドキハラハラしてしまう。予告編にもあったあの一撃は、たまらない。
さすがに走りはきつい感じがするが、シナリオ次第では、まだまだ極悪人と対決できる。これからも期待してますよ、リーアム兄貴。
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グレシャムの法則さんのコメント
2022年1月10日
敵役はシートベルトつけてなくて、車が横転したり、転落してもしぶとく生き残って追ってくる。
(あれ?アイスロードで見たのかも😅)
これも案外、鉄板のひとつとして認知してもよろしいでしょうか😄