「基本的に好みでない。」クーリエ 最高機密の運び屋 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
基本的に好みでない。
実話ものは大きく分けると成功譚と光と影のサバイバル譚に分かれる。いずれも実話物は最後に概ねハッピーエンドが用意されてるものが多いが、それに対する陰影をつける意味で、途中かなり視聴者に緊張を強いる局面を用意してあるケースが多い。この作品はまさにその陰影が極端である。全編を通じたストレスフルなストーリー展開は、見た後にぐったりする上、カタルシスも途中の落とし込みで相殺して最後には何も残らない。見てて辛いだけであった。
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