「スパイ映画の真骨頂」クーリエ 最高機密の運び屋 Jun Tanakaさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイ映画の真骨頂
先日観た007よりも、(スパイの実態を知らないから、イメージとしてのスパイだが)スパイ映画らしかった。
スパイ容疑で、ソビエトに囚われたカンバーバッチが、みるみる痩せ細っていく姿は、収容所生活の苛烈さをいやが上にも痛感させる。そんなにカット数はなかったが、この作品に大きな説得力を与えたし、カンバーバッチの役者根性に感服した。アクションはなくとも、スパイ映画の真骨頂を見た気がした。
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