劇場公開日 2021年9月23日

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「スパイ映画の真骨頂」クーリエ 最高機密の運び屋 Jun Tanakaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5スパイ映画の真骨頂

2021年10月31日
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鑑賞方法:映画館

先日観た007よりも、(スパイの実態を知らないから、イメージとしてのスパイだが)スパイ映画らしかった。

スパイ容疑で、ソビエトに囚われたカンバーバッチが、みるみる痩せ細っていく姿は、収容所生活の苛烈さをいやが上にも痛感させる。そんなにカット数はなかったが、この作品に大きな説得力を与えたし、カンバーバッチの役者根性に感服した。アクションはなくとも、スパイ映画の真骨頂を見た気がした。

Jun Tanaka