「カンバーバッチの役者魂に感嘆」クーリエ 最高機密の運び屋 あささんの映画レビュー(感想・評価)
カンバーバッチの役者魂に感嘆
キューバ危機の裏側を終始スリリングかつ緊張感たっぷりに描いた作品。エンタメ要素はほぼない。
スパイ未経験のセールスマンが突如スパイに任命されモスクワに降り立つ。GRU(ソ連軍参謀本部情報総局)の高官ペンコフスキーとの間に次第に芽生える友情やウィンとペンコフスキーの勇敢な姿に心が揺さぶられます。
ラストの二人の会話するシーンが本作の見どころで二人の絆にジーンときた。
それにしてもカンバーバッチの豊かな表現力とくるくると変わる表情、10キロ近く減量した肉体には凄まじい役者魂が感じられる。
妻たちのファッションにパールのネックレスが多く使われていたのが印象的。
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