「主人公の笑顔がよい」沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家 はなもさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の笑顔がよい
パントマイムといえば、ヨネヤママコが思い浮かぶ(汗)
「マルセル・マルソー」と言う名前は知っていたけれど、彼のパントマイムを元に、ルイ・バローが天井桟敷の役を演じた?とか。
彼の活動も知らず、ましてやレジスタンスだった事、ユダヤ人の孤児たちを救った事も知らなかったので、ヘーっとビックリばかり。
けれどもこの映画では、肝心のパントマイム場面は少なく、いわゆる芸術家を目指す若い彼の模索途中と言う感じだった。
アウシュビッツに関する映画としては、悲惨な画像はあるけれど、見る側からしたら少し楽だった。それは、多分、全体主義として大勢の収容者たちをいたぶる場面がなく、戦争という名の非日常の中の壊れてしまった人、バルビーの行為として受け取った自分だからかもしれない。
戦争になると、普通が普通で無くなる恐ろしさ、何かした罪、何もしないでいる罪、そんな事を強く考えさせられた。
戦争は、絶対にしちゃいけない。
余韻が残る映画である。
NOBUさん、ヨネヤマママコを知ってる人は、古い人ですからね🤪
ピエロの格好の可笑しな顔や動作を見て子ども心にみょーに残った人でした。
世の中は、色んな事に溢れてます。
今晩は
”ヨネヤマママコ”全く知らず。
今、調べて日本のパントマイムの草分けだったと知りました・・。
私は、マルセル・マルソーの存在は知っていましたが、若き日の彼とその仲間の尊崇な行為も知らず・・。
私は、本もソコソコ読んでいます・・、が。
映画は娯楽ではありますが、色々な過去現代に起こった出来事を知る総合文化芸術作品だとも思っています。(知らなかった事が沢山・・。)
又、他のレビュアーの方々から、学ぶ機会も多くて、有難い限りです。
これからも、宜しくお願いいたします。