レンタル×ファミリーのレビュー・感想・評価
全12件を表示
塩谷瞬がハマリ役!!
最初は低予算クオリティの映画かと思ったが、塩谷瞬がなんとも言えない絶妙な気味悪さとおもしろさ、他役者のリアルさでカバーしていた。
塩谷瞬で随所で笑ってしまう。一人だけ気味悪さで浮いている。
スタッフは確信犯だと思う。
これはある意味コメディだ。
物凄く考えさせられる希有な映画
家族とは何なのか、人と人の繋がりとは何なのか?
自分が家族をレンタルしたらどうなのか?
実在する家族レンタルサービスとは何なのか?
サービスの良い悪いを問う映画ではなかったです。
色んな面を描いている映画でした。
答えは映画の中で出してはいない。
実に深かったです。
昨日見て、まだずっと頭の中に残っています。
構成もとても興味深く面白かったです。
こんな映画はあまりないと思います。
キャストの皆さんがリアルで自然でそれがこの実在するサービスをより一層深く描いているような気がしました。ドキュメンタリーを見ているような錯覚になりました。
最後の話の白石優愛さん、でんでんさんらが特に素晴らしかったです。
ロングランになって欲しい面白い映画。
でんでん以外知っている俳優が誰も出てこない低予算映画だが、面白かった。そもそもこんなビジネスが実在する(それも結構昔から)ことに本当に驚いた。確かにニーズはあるだろうが、数人の社員を雇えるほど市場が大きいとか、何年も継続して定期的にサービスを利用する人たちがいるとは本当に驚かされた。ホストっぽい見た目の主人公が一番演技力がないように見えたのだがわざとなのだろうか?エピソード3の女子高生が一番演技が上手かったかも?これ以上無い悲惨な境遇だが頑張って夢を叶えて欲しいと思った。
つっこみたい(というか引っかかる)ところがいくつかあった。
ーエピソード1で暴力亭主が別れた家族の居所を突き止めて訪問してくるがどうやって場所を知ったのか?そしてそんなに執念深かったのに何故あっさり引き上げたのか?
ー同じくエピソード2でレンタル孫と回転寿司に行くシーンがあるが、ああいう小さな子供をこういう仕事に関わらせる親が本当にいるのだろうか?
ーエピソード2で親兄弟に縁を切られた風俗嬢が偽の家族、友達を結婚式だけの為に頼む話だが、主人公は会社のプロモーションの為にメデイアにも積極的に出ているので式の参列者などが真相を暴いてしまうリスクが小さくないと思うのだが(そしてバレたら離婚になるリスクも高い)、本当にこういうサービスを使うのは合理的な判断か?
ーエピソード3では女子高生が母親の死を主人公に知らせたということなのだろうが、今までずっと電話番号を知っていて父親が偽物だと知らなかったとは考えにくい
ー同じくエピソード3で父親が偽物と知らなかったはずの女子高生が4時間2万円という料金設定を知っていたがこれはおかしい
ともあれ、面白かった。海外でも受けるのではないか?そう言えば前回ユーロスペースで観た映画は”カメラを止めるな”だったがあの映画のようにロングランになって欲しい。
これは観るべき作品!
まず率直な感想は、とても面白い映画!
現実世界でも本当にこんな人達いるんだろうなと、とてもリアルで、ドキュメンタリー風にしてる場面もあり、すごく良かった。
最初から最後まで飽きたりすることなく、とにかく展開や内容が良く、満足度の高い見応えのある映画だった。
そして、家族の幸せの在り方を考えさせられる作品。
◎ 必見の映画(久々!の意欲作に遭遇)🎉見るべし!
◎ 再現ドラマ(風)な作りで、見やすい!
映画✖️ドキュメント✖️再現ドラマ
🟰現代人に向けた、新映画です!
(今年見るべき映画です)
◎episode2 で、
飛び込み取材的作りを入れたことで
観客は、現場取材をTVで見てる感MAX!
もはや、理屈抜きで、現実を見てる感?
(監督の策略に、このあたりから、一気にハマっていきます)
◎episode1 episode3 の俳優陣の演技力
それを引き出した監督力
凄いです。❤️❤️❤️
episode1 お母さん役の川上なな実さん
episode3 娘役の白石優愛さん
川上さんの耐え難い表情
白石さんの自然な眼差し、セリフ
あぁー、なんて素敵なシーでしょう!
(感動の涙、出ます出ます、さらに出ます)
2人には、次回作に
大期待します!
(フォローチェック!入れました)
映画というよりドラマを見た感覚。
3つのエピソードで構成された人間レンタルストーリーと聞いて、世にも奇妙な物語的なものを想像していた。
結論としてはいいドラマだったな。あまり映画を見た感じではないのはなぜだろう?
シンママの5歳の子供が、パパがほしくて誕生日にレンタルパパを頼むとか、数年経ったらリアルに横行しそうで薄寒いものがある。
あのシンママは若干いらっときたが、映画に入り込めてる証拠。
3番目の、父だと思っていたらレンタルだった、本当は母子家庭だったと母の死から知るって怖い。ストーリーとしてはこれが1番印象深かった。
2番目は、ちょっと何が言いたいのかよくわからなかった。無理に詰め込まなくても、1番目と3番目のストーリーで前半後半の二部構成で十分だったかな。
とはいえ、こういうリアリティとありえるかもしれない未来の想起の間というのは、好きな感覚。好感触。
知らない世界を知れた
家族をレンタルするのってどうなの?と思って観ました。
自分の価値観と人が抱えてる悩みや思いの違いを知れました。
人それぞれに必要としたりすがったりする人
それはとても重要なことで
自分は一人称でしか考えていなかった(独身なので)
子供がいる親となるとこんな考えと行動になるのかと気付かされました。
1家族だけでなく色々な家族にレンタルされそれぞれに物語があり
それを映像で表現されて観ることが出来てよい体験となりました。
すごくリアリティがある映画
家族代行の仕事の光と闇を3部構成で見事に描いていると思いました。
川上なな実さん、塩谷瞬さん、でんでんさんの自然な演技はもちろん、白石優愛さんの特に素晴らしかった。
ドキドキしました。
ドキュメンタリー風の2話目はとても新感覚でした。
ドラマではなくドキュメンタリーを観ているようでした。
とてもオススメです!
一律4時間2万円
家族代行等、人間をレンタルするサービスを題材にした3つのエピソードをみせる話。
エピソード1
クソ旦那と離婚してシンマとして娘を育てている女性が、パパに会いたいと訴える娘の5歳の誕生日にレンタルパパを依頼して…。
絆創膏からの娘の行動が少し不自然だったし、ママの心構えのぬるさがちょっと大袈裟だった気もするけれど中々良いドラマだった。
エピソード2
家族代行会社の社長が様々な仕事を受ける様子を取材される体でみせるモックドキュメンタリー。
フリとしていくつか仕事を見せるのは判るけれど、上野とか原宿の件をタラタラ見せるのはいらなく感じたしちょっと冗長だった。
エピソード3
代行の父親を本当のパパだと思っている本当は母子家庭のJKが、母親の死によって真実を知る話。
物語自体は非常に面白かったし前向きで良かったけれど、テンポというか会話の間が悪くて少しマッタリ。エピソード2の延長の様なドキュメンタリー風の空気感にしたかった?そもそもこれがあるならエピソード2はいらなかった気がする。
全体を通しては悪くはなかったけれど、社長を良く画いているのが妙に目立って、結局のところ人間ドラマというより代行サービスの広告の様に感じてしまった。
公開初日に観てきました
公開初日に観てきました。この映画の原作にあたる人間レンタル屋は読んだことありましたが、実写版のほうもレンタルファミリーを利用する側と代行会社側の心境をとてもリアルに描かれており、ラストについても賛否両論ありますが、とても余韻が残る素晴らしい作品でした。
豪華メンバーによる舞台挨拶もあり、塩谷瞬さんやでんでんさん、原作者の石井裕一さんなどの貴重な話も聞けてよかったです。
全12件を表示