「非常に良く出来ていた。 マリガンが地下の住人を指しているのか、地下...」JUNK HEAD panpan00さんの映画レビュー(感想・評価)
非常に良く出来ていた。 マリガンが地下の住人を指しているのか、地下...
非常に良く出来ていた。
マリガンが地下の住人を指しているのか、地下の生命体全てを指していたのかは分からなかった。私は地下にいる全ての生命体がマリガンだと思っている。長年をかけて、人みたいなマリガンや犬みたいなマリガン、昆虫みたいなマリガンなどに分岐していったのかな?
マリガンは生命の木から生まれる。生命の木に実がつき、その実はやがてマリガンになるのだ。
映画の冒頭で暴走したマリガンがまともなマリガンに処刑されるが、マリガンは死ぬと生命の木となった。その木はすぐに焼却処分されてしまった。
地上の人間達は永遠の命を手に入れているが、生殖機能が失われたので繁殖できない。主人公に与えられた使命は、地下に降りて生殖遺伝子を入手することだ。
地下へ降りていき、地下のマリガンと親しくなる。最終的には地下に現れた巨大で凶暴なマリガンを仲間たちと共に倒し、映画は終わる。
1人で作ったと言う話を聞いていたが、ここまで凄いと思わなかった。冒頭から映像が素晴らしい。
セリフが日本語ではなかった。何語でもなく、モゴモゴ言っているので理解は当然出来ず、字幕が出ていた。もしかしたら途中から日本語で話し出したら面白いかなと思ったんだけど、このアイデアはどうだろう?
地下は開拓されていて、場所によっては神々しい。全て一人で作ったと言うフレーズだけど、女性?の役は女性が声優を担当していたし、他にも何人か関わっているようだった。それでも凄いけどね!
以下あらすじ
------------
環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
------------