スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム : 特集

2021年12月27日更新

【シリーズ最新作・公開直前スペシャル!】
過去作も超面白かったけど、今回はレベルが違うかも!?
期待で死にそうなファンが語る“究極・注目ポイント”

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日本でもひときわ人気の高い「スパイダーマン」(トム・ホランド主演、ジョン・ワッツ監督)シリーズの最新作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が、いよいよ2022年1月7日に全国の映画館で公開を迎える。

同シリーズはこれまで、監督・キャストが異なるいくつかのバージョンが製作されており、どの作品も大ヒットを記録、高い人気と評価を獲得してきた。どれもこれも面白かった。しかし今作「ノー・ウェイ・ホーム」は“レベルが違う”と言っても過言ではないかもしれない。

それはなぜか? シリーズ全作のファンであり、最新作への期待も高まりに高まっている映画.com編集者が、“究極注目ポイント”と題して解説。映画館で観られる日を想像しながら、思いを込めて読み進めていってもらいたい。


編集部が“レベルが違う”と直感した4つのスクープ
マルチバース/過去のヴィラン総登場/これで完結!?

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「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、トム・ホランド版第3弾。映画.com編集者が今作のあらすじや設定、そしてホランドの発言をつぶさに分析すると、“4つのスクープ”が浮かび上がってきた。以下に詳述していこう。


★スクープ①:ドクター・ストレンジが世紀の凡ミス!?マルチバース化で奇跡の大事件ぼっ発

今作がこれまでの作品と最も異なるのは、“マルチバース”の存在が鍵だ。あらすじを追っていこう。

前作「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」のラストで、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー(トム・ホランド)」だと暴露されたうえに、ミステリオを殺害した犯人だと喧伝されてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、学校でも街でも後ろ指をさされ、ピーターの生活は激変する。

自分だけならまだしも、身近の大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、かつてともに宇宙の危機を救ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に助けを求める。魔術の力で「ピーターがスパイダーマンだと知られていない世界」に戻してほしいと頼み、ストレンジもこれを快諾するが、なんと魔術は失敗に終わってしまう。

「マルチバースが出現してしまった」「しかも多くの敵を呼び寄せてしまった」。……ストレンジさん! そんなミス、ある!?


【第一弾予告】

★スクープ②:この展開を何年待ったか…!あのヴィランたちが総登場、ピーター人生最大のピンチ!

マルチバースとは何か? かなり複雑な概念なのだが、今作を楽しむために理解しておくべきなのはたった2つだけ。“過去の「スパイダーマン」シリーズのキャラクターが時空を超えて登場する”ということ。そして“長年ファンが待ち望んでいた展開がついに実現する”ということだ。

ドクター・ストレンジのあり得ないミスによりマルチバースが出現し、サム・ライミ監督が製作した「スパイダーマン」3部作(トビー・マグワイア主演、キルステン・ダンスト共演/通称:ライミ版)や、マーク・ウェブ監督による「アメイジング・スパイダーマン」2部作(アンドリュー・ガーフィールド主演、エマ・ストーン共演/通称:アメスパ)の悪役たちが総登場!

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この予告編には、ライミ版からグリーン・ゴブリンにドクター・オクトパス(通称:ドック・オク)にサンドマン、アメスパからリザードにエレクトロの姿が確認できる。しかも演じるキャストは、それぞれの作品と同じ俳優だ。この夢のような瞬間を目撃したため、世界中のファンが「生きててよかった」と喜びを噛み締めたことだろう。

トム・ホランド演じるピーターは、「スパイダーマンを倒せ」と次々に襲いかかる5人のヴィランを相手にしなければならない。予告編ではピーターがドック・オクのアームに捕まり、ジタバタともがく模様も収められており、これまでにないピンチに陥っていくことが予想される。


★スクープ③:予告編の再生数が世界記録、えげつない期待度!世界中のファンが「観るまで死ねない!」

以上の「マルチバース」「過去作ヴィランの登場」は、「スパイダーマン」ファンだけでなく世界中の人々を熱狂させた。その証拠に、8月24日に披露された第一弾予告編はすさまじい反響を呼んでいた。

公開後24時間の再生数が、驚くべきことに3億5550万回(世界累計)を突破。それまで世界一位だった「アベンジャーズ エンドゲーム」の2億8900万回(これもすさまじい数字)を約6000万回も上回る数字を叩き出し、世界記録を塗り替えた。観客の期待感をこれ以上ないくらい象徴する、規格外のエピソードだ。

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スクープ④:主演トム・ホランドが“シリーズ完結”を匂わす!それ本気で言ってるの?そんなのイヤ~!

トム・ホランドとジョン・ワッツ監督がタッグを組んだ「スパイダーマン」シリーズは、どうやら今作「ノー・ウェイ・ホーム」で一区切りのよう。ホランドがEntertainment Weekly のインタビューで語ったところによると、「シリーズ3部作の完結編」となるそうだ。

ヒロイン・MJ役のゼンデイヤらとの撮影最終日に、感極まって涙を流したというホランド。「彼女たちと一緒に仕事をするのはこれが最後かも。そう思うと胸が張り裂けそうだった」とし、「(撮影終了の瞬間は)撮影現場で最高の日だったし、あんなに泣いたのは初めてだった」としみじみ振り返った。

予告編上映イベントにサプライズ登場したトム・ホランド
予告編上映イベントにサプライズ登場したトム・ホランド

かつてホランドは「80歳になってもピーター役を演じたい」と語っていただけに、「ホランド版完結」はファンにとってはなかなか受け入れがたい未来だ。そんな集大成となるであろう「ノー・ウェイ・ホーム」は、出来栄えはいかがなものだろうか。

ホランドはまた、Total Film誌にこう語っている。「今回は、他のスパイダーマン映画とはかなり異なるよ。『ホームカミング』と『ファー・フロム・ホーム』は比較的明るい作品だったけど、今度はもっとダークな作品になる」「みんな本当に驚くと思うよ。暗くて、悲しくて、観る人に影響を与える作品になる。愛するキャラクターたちが、決して望んではいないようなことを経験するのを目撃することになる。僕はピーターのそんないち場面に立ち会うことに、とても興奮していたんだ」。

「まだ映画のすべてを観たわけじゃないけど、一部は観たよ。僕たちが今までに作ったなかで最高のスパイダーマン映画だと思う」とも明かしたホランド。少し寂しいけど、記念碑的な作品となることは間違いなさそうだ。

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ソース①:https://ew.com/movies/tom-holland-spider-man-no-way-home-preview/

ソース②:https://www.gamesradar.com/spider-man-no-way-home-dark-brutal-tom-holland-exclusive-interview/


過去作のスパイダーマンは出るのか、出ないのか?
手がかりをかき集めて全力で検証してみた

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過去作のヴィランが登場するならば、過去作のスパイダーマンが登場しても不思議ではない。本特集最後の究極注目ポイントとして、トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールド演じる過去作のピーター・パーカーが「出る」か「出ない」か、可能性を検証してみたい。

※ここからの考察は本編のネタバレになり得るため、何も知りたくない方は十分にご注意ください。


●予告映像に“何か”がいる…?

大きな手がかりとなるのが、11月17日に披露された日本版予告3だ。2分15秒辺りに注目してほしい。雷を放つエレクトロ、巨大な砂の顔面のサンドマン、雄叫びを上げる爬虫類型のリザードが、高所作業用の鉄骨の足場を破壊しながら襲いかかる。これをスパイダーマンが迎撃しようと、空中をダイブする。そんな様子を俯瞰(引きのショット)でとらえたシーンである。


【第三弾予告】

一見すると壮絶なバトルを予感させる白熱のシークエンスだが、つぶさに観察するといくつかの違和感が生じる。まず、リザードがスパイダーマンを狙ってジャンプしているにしては、高度が足りないし、何より方向が違うように見える。まるで画面左下の“なにもない空間”へ突っ込んでいるようである。

そう考えると、エレクトロも画面左上に向かっているように思えてくる。同じく、そこにはなにもない。何してんだこいつら……? 彼らの奇妙な行動の理由を推測するには、ソニー・ピクチャーズ・ブラジルがTwitterにアップした予告映像が鍵となる。以下の映像の53秒あたりを見てみよう。

なにもない空間に飛んだリザードが“殴られている”? 目の前には“誰もいない”はずなのに……。ということは、リザードの視線の先には“何か”がいるが、CG処理でその存在が消されていると考えられる(映画の予告編ではネタバレ防止のため、本編とは異なる映像を盛り込むことがよくある)。

画面左上と左下に“何か”がいることはほぼ確実。CGで予告編から消した理由は、公開時のとっておきのサプライズだからだろう。ということは、その“何か”は絶対に過去作のスパイダーマンに違いない! うおおおおおお! アツい展開だああああ!! 早く公開してくれ、初日に観に行くわ!!!!!!!

……と狂喜乱舞したいところだが、冷静にもうひとつの手がかりに目を向けよう。主演トム・ホランドのインタビューを検証してみたい。

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●もうひとつの手がかり…“ネタバレ王”ホランドが衝撃的な発言

ホランドは米TOTAL FILM誌のインタビューで、驚くべきコメントを残している。「(トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが)戻ってこないって言っても、みんな信じてくれないんだ。でも、いつかは信じてもらわなくっちゃ」。なんと、過去作のスパイダーマンは「出ない」と証言しているのだ。

ホランドは“ネタバレ王”の異名を取り、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の未解禁ポスターをInstagramのライブ配信で堂々と披露してしまうなど、これまで数々のネタバレをかましてきた。つまり言っちゃいけない“本当のこと”を言ってしまうホランドの発言は、“概ね本当”と判断していいだろう。

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予告編の状況証拠は「出る」を示しているが、ホランドが「出ない」と語っている。これで一気にわからなくなってきた……ファンとしては夢にまで見た共演が実現してほしいが、予告編から消されていたのはドクター・ストレンジやドック・オクの可能性もあるし、その他ヒーローの加勢だって考えられる。

いずれにせよ、確実に言えるのは「日本公開されたら、一刻も早く劇場へ確かめに行くべき」ということ。「アベンジャーズ エンドゲーム」で、キャプテン・アメリカがムジョルニアを持つというビッグサプライズをもたらしたマーベル作品のことだ。「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」にも、きっと観客を仰天させる仕掛けを施しているはずだ。

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特集3 ~実は「スパイダーマン」は最高の“恋愛映画” 隠れた魅力を徹底解説!

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