鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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序盤の掴みに難あり
話題作の映画化の難しさ
役者陣が豪華な割には
【何もかもがよくわからない。でも最後まで目が離せない不可解な面白さを持つ映画。】
・2021年公開の日本のミステリー映画。
・かつて直木賞を受賞した天才作家の津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼に執筆途中の新作小説を読ませていた。津田は、事実を小説にしたことで訴えられた?過去があることから鳥飼も警戒しながら読む。内容は面白くて続きが読みたいが、どこか現実の話に聞こえる。そんな状況を、津田の現実世界の話と交えながら物語が進んでいく。果たして小説の結末は? という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・何もかもがわからない不可解な物語なのに、最後まで気になる。
・テンポが非常に良い。・津田という男のキャラクターがイヤらしくも憎めない魅力を持っている。
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■何もかもがわからない不可解な物語なのに、最後まで気になる。
・「何の映画を観ているんだろう?どこに向かっているんだろう?現実?空想?」と?が沢山。でも、最後まで観ちゃうんですよね。「で、どうなるの?」って。今までに味わったことのない感覚でした。これこそがこの映画の面白さだと思います。多くの前提知識も何も入れずに観てよかったなぁと思います。同じ鑑賞の仕方をお勧めします。
■テンポが非常に良い。 ・終盤での伏線の回収など、テンポが非常に良い演出でした。これまた私の好きなガイリッチー監督の作品に似た雰囲気が好きなところ。
・序盤から中盤にかけても、飽きさせない展開をしてくれるので、中だるみなく最後まで一気観できます。
■津田という男のキャラクターが嫌らしくも憎めない魅力を持っている。
・なんというか、一見イヤらしい印象を持つ津田(藤原竜也さん)なのですが、台詞回しや彼の行動からは「本質は良い人」ということが伝わってくるんですよね。これがまたギャップ萌えな感覚。イヤらしくも良い人、小説家なのにカッコいい、なんでもできそうで喧嘩に負ける、そんな数々のギャップが彼を魅力的に魅せてくれているのかもしれません。
■総じて…
・1回観ただけでは整理できない程の仕掛けのある映画です。ただ、初見でも、全てを理解できなくても、面白い。見応えのある映画。オチが解っても、謎解きのためにもう1回観ても良いかなと思えるテンポの良さも素敵。中々お目にかかれない映画だと思いますので、一度、鑑賞されてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
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#全体3.6 #物語3.8 #演出3.6 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.5 #音楽3.4
わけわからん…
スゴい大事件が起こって、ラストに全てが繋がって
スッキリ気持ちよくなれるのだ!と
思ってたけど、
期待し過ぎたみたい。
何がしたかったのか、何がメインのストーリーか
もう訳がわからなかった。
小説と現在が交互する手法も相まって、
話にも入って行けなかったし、
トヨエツのキャラもすごいんだかなんだか、
ヒデヨシとの関係性は?
津田が追われて詰められるシーンも、
藤原竜也のジョギングのような走りに、
繋がれてるシーンの半笑い。
マジなのかネタなのか、状況がよく分からなかった。
一家失踪、
偽札、
3000万円。
全てがなんだそんな事かで終わってしまい、
結末も結局何が言いたかったのか分からなくて、
期待し過ぎたな。と言うのが正直な感想。
ポッポッポー
なんか残念。
面白い展開になってきた!!
と、思ったのに途中で失速。
残念過ぎてガッカリ。
3枚の偽札。
三千万もあるのに、そんなに都合良く3枚の1万円札だけ使う?
束の上に3枚だけ別に乗ってても普通はそれだけ使わないよね?
喫茶店店員の西野七瀬の演技も見ててイライラする。
声が嫌い、話し方が嫌い。
意味ない役ならギャラの低い無名の俳優を使って少しでも脚本に金を掛けてほしい。
土屋太鳳の役も別に無名の女優でいいんじゃない?
もう、彼女は見飽きた。
風間俊介もミステリアスな雰囲気を出すには役不足というか、ただ暗いだけの男。
裏社会に居るように見えないし。
もう、中途半端なジャニーズ俳優も見飽きた。
しかも小説の中と現実の話の展開がバタバタで見てて途中で飽きてきた。
良かったのは最後に流れる「氷の世界」の歌だけ。
誰が歌ってるんだろ?
エンドロールに使われた歌も良かったな。
それより最後は何で乗り込んだ車に倉田が居たの?
アバズレ妻と可愛い娘は?
無事なの?
なんか全部中途半端。
見なきゃ良かった。
タイトルは全然適切ではないが、つい気になってしまうものであることは...
期待が大きすぎたかな? イヤイヤ上手く纏まって起承転結あって伏線回...
頭の中が混乱した
ある一家が突然いなくなってしまった事件と知人からお金をもらったがそのお金が偽札だった事件があった。
この二つの事件の背景には倉田という人物が関わっていた。
一家がいなくなってしまった事件と偽札の事件を小説として書いていた人物は自分自身がその事件の両方に関わっているという内容だった。
小説を書いているのだから、架空の話で起こった出来事の話をしていると思っていましたが、現在進行形の話だったのでどこまでが起こったことでどこからが今のことなのかわからなくなりました。
観ているうちにどんどん頭の中が混乱してきました。
話の終わり方が謎でした。
倉田は結局のところ、一家の主をどうしたのかわからずじまいで最後をちゃんと締めくくって欲しかったです。
出演している人達豪華でしたね。
小説をコンパクトにしました
原作を読んでいない人にはなかなか理解が難しいかもしれない。逆に既読の人にはあの複雑な物語を映像を通して再び出会う事ができるのは嬉しいはず。
およそ映像化できなさそうな小説だけれども、良くも悪くも2時間サイズに納めているのは見事。
ただ、映画としての魅力が発揮できているかと言うと…と少し俯いてしまうのも事実。
いや、そもそもあの原作を2時間で描くには無理があるので仕方がない。
上下巻に分かれる量があり、ストーリーも複雑怪奇。
何よりも表現のクセが強くて読む人を選ぶ。でも同時にそこが魅力にもなっている。
そんな様々な特徴の中で時間軸が交錯するストーリー部分だけを抽出して再構築したのが本作。
映画としての評価は微妙になってしまうけれども、原作小説は素晴らしいのでまた読みたくなった。
そういう意味で、おそらくこの映画は原作ファンの為だけのものとなりそうな気がする、
題材は悪くないと思うけど……
様々な年代の日本女性の魅力が詰まってる
2022 23本目
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