「豊川悦司の静かな迫力」鳩の撃退法 重さんの映画レビュー(感想・評価)
豊川悦司の静かな迫力
藤原竜也扮する直木賞作家津田伸一は富山でデリヘルの送迎ドライバーとして生計を立てていた。それとともに実際起こった出来事を中心に小説を書こうとしていたところひょんな事から大金の入った鞄を手にした。
最初のくだりで、なかなか複雑な人間関係が飲み込めずに分かりにくかったが、後半に入って関連性が分かる様になってきたね。小説がフィクションか否かは微妙だろうが、まるっきり実話だと確かに支障が出るところもあるだろうな。
今回は豊川悦司の静かな迫力が際立っていたんじゃないかな。家族が無い環境で育った者が妻に騙され他人の子でも幸せを感じるのかは分からないが、不幸な生い立ちの人々が幸せを感じるのはなかなか難しそうだね。
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