「酷い作品。性描写が多く、学生や親子連れは見るな」鳩の撃退法 ヨスガさんの映画レビュー(感想・評価)
酷い作品。性描写が多く、学生や親子連れは見るな
本筋の善し悪しのことは置いておく。
この映画の問題は性描写の多さだ。暴力もある。
まず、冒頭から主人公の藤原竜也がデリヘル嬢の送迎を行う。
そしてこの主人公自体、色んな女と体の関係を持つ。かなりのクズ男だ。公然とセクハラするシーンは気分が悪かった。
更なる問題は出てくる母親が大体不倫をしていたり、男女関係が爛れていること。性描写のない女・ある女が半々くらいだ。
それもセックスの表現をそこそこ濃厚に(だが物語に必要ない程度には薄っぺらい)描かれている。
胸を揉むだけでなく、そこそこしっかり前戯はするわ、ブラとパンツだけになるわ、ハメ撮りするわ、挿入こそ見せないが確実に性描写を叩きつける。喘ぎ声もガッツリある。
昼ドラのエロいシーンを妙に長々と切り取っている感じ、といえば伝わるか。ディープキスでは留まらない。
それは物語に必要であるものの、だからといってそこに尺を割く必要はあったのだろうか。朝チュンで何とかできた範囲だと思う。
令和ではなく、昭和の空気が横たわっていた。
予告でもそんな雰囲気はなかったし、映倫の年齢指定もないが、PG15くらいの配慮は必要じゃないだろうか。
親子や中高生は本当に見ない方がいい。気持ち悪い。
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