「弱みさと向き合うことで、強くなれる」僕と頭の中の落書きたち ひろみちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
弱みさと向き合うことで、強くなれる
なんてありきたりの言葉で片付けてしまえるほど、簡単じゃないはず。
ほんとはもっと残酷で、死にたいほど辛くて、孤独で。あんなポップに描いてるけど、現実はもっとリアルなはず。
だからこそ、自分の生きる道を探す。ほかの誰よりもそこに必死になる。
だからこそ、自分に新鮮な景色を見せてくれる人に、生きたいと思やせてくれる人に、本気になる。
それが料理で、それがマヤで。
人は自分の弱みを必死で隠そうとするけれど、それはその弱みによって自分の見られ方が変わるから。自分の好きな人に興醒めされるから。でも、アダムは違った。自分の弱みのせいで、マヤをこの負と感じている生活に巻き込むことになるから。だから明かせなかった。でもそれを判断するのは一方的にアダムではなく、マヤにも選ぶ権利はあるよねって。
人に惹かれるって、その人のために自分が犠牲になってもよいって思えること、この人とだったらどんなことでも乗り越えられると思えること、いつもの生活に彩りを加えてくれる人こと。
こういう系は周りの家族もつらいのさ。
ポールの、父親くささをださずに、真に味方になる。1番難しい立ち位置。色々と考えたんだなって。
コメントする