劇場公開日 2021年12月31日

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「なんか惜しい、、、」明け方の若者たち TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0なんか惜しい、、、

2022年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

なんだろう。
キャスティングも良く、どの役者もいい演技をしている。
濱田まりさん、山中崇さんが適当なレベルで入れるコメディリリーフも利いている。
脚本も悪くないし、構成としても途中にあるギミックを巧く活かせていて、よく編集されている。
(「暇そうな総務部」は置いておいて)リアリティラインも十分だし、不必要なレベルでの嫌な奴や、他人や時代を腐しておらず変に引っ掛かりもなく観られる。
なのに、なんだか惜しい気がする。上手に作られているんだけど、なんだか「規定演技」のようで。。
だからどうしても「5年間の歳月のダイジェスト」に見えてしまう。実に惜しい。
テレビの深夜ドラマなら上出来なんだけどな、、って感じ。
でも松本監督、過去作と比べるとだんだん良くなってると思います。もう少し気にかけて観ていこうかな、と思う監督さんかな。

TWDera