「裏稼業は所詮モヤッとする」仕掛人・藤枝梅安 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
裏稼業は所詮モヤッとする
2023年劇場鑑賞29本目。
仕事人とか仕掛人とか暗殺者系の時代劇は卑怯な感じがしてあんまり好きじゃないのですが、佐藤浩市が出ていて二部作ということで壮大な感じがして鑑賞。あっ佐藤浩市一部に出てねぇ。
分かりやすい大悪党が悔やみながら死んでいく、なんていう展開は全くなく、いつの間にか殺されているし、なんか依頼主にだまされたら簡単に罪のない人殺しちゃうシステムなので全然スカッとはしないですね。
仕掛人とはあまり関係ない若侍の話なんか入れないでもうちょっと短くても良かったのかも。
気に入らなれば依頼を受けてなくても殺すし、でも依頼を受けていれば殺したくなくても殺すというのがブレていて気に入りませんでした。片岡愛之助が演じていた仕掛人の方がそういう意味では筋が通っていたかな。
あれっ、1人有名俳優エンドロールにいるけど記憶にないな、暗闇で殺された商人の誰かか?と思ったらエンドロールの後にガッツリ出てきました。しかし帰りかけの人映像始まったのにそのまま帰ってたな・・・。
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