鬼平犯科帳 血闘のレビュー・感想・評価
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甚五郎、いい声してるよ。
甚五郎、逃げっぷりは狡いんだけど、ドスの利いたとてもとてもいい声でした。
あの声に惚れて手下になった奴らがわらわらいたんだろうなと。
どんだけこそこそ逃げるのかと。
軽くて薄い
私にとっての鬼平と言えば
萬屋錦之介
そして、中村吉右衛門。
前者には切れ味鋭い凄みが
後者には奥深い器量の大きさがあって
魅了された。
さて、今回の鬼平、いかにも軽くて薄い。
築き上げてきた負の側面が全く感じられない。
最後の盗賊との違いに全く説得力がない。
上記2者とは育ってきた時代背景が全く異なるから仕方ないとは言え、
もう少しなんとかならなかったのだろうか。
市川團十郎ならと思わなくもないが、
個人的には悪の側面が強すぎて矯正されていない。
巨悪の盗賊役ならぴったりだったろうけれど。
他のキャストもストーリーも大いに物足りなかった。
中井貴一の存在感と柄本明の芸達者ぶりのみが印象に残った。
新たに始まる時代劇TVシリーズの壮大な番宣にはなったかな。
平日の昼下がりとは言え、観客が私1人なのも詮方なし。
本格的な時代劇を観た!という満足感を与えてくれる一作
『仕掛け人・梅津梅安』(2023)と同じく、池波正太郎生誕100周年の記念企画作品です。
『梅安』の豊川悦司が演じる梅津梅安像は、どこか現代味を漂わせていて、「新しい時代劇」という印象が強かった一方で、本作の10代目松本幸四郎演じる長谷川平蔵は、どっしりと構えた鷹揚な人物像で、その堂々たる演技とせりふ回しが、時代劇らしい時代劇という印象を与えています。
というより、かつての「鬼平犯科帳」のテレビシリーズがジプシー・キングスの楽曲をエンディングに採用するなど、時代劇の新機軸を打ち出していたことを考えると、本作の王道的な作りにはむしろ新鮮味を感じるほどです。
過去に背負った業が逃れがたく人生に付きまとう悲哀の物語はいかにも原作の筆致であって、そこに軍鶏鍋や「うさぎの忠吾」の軽妙な言動など、「鬼平」の定番的要素をうまく滑り込ませているので、原作ファンにも満足度の高い一作ではないかと思います。
大道具、小道具などの美術もスクリーンで観るほどに満足感が高まる水準で、こうした画面作りの隙のなさも本格的時代劇という威容を確かなものにしています。一方でセットの背景には巨大LEDスクリーンを用いるなど、最新の撮影技術も積極的に導入しており、古典的な印象の強い外観とはうらはらに、実は挑戦的な映画でもあります。
「時代劇専門チャンネル」が制作に携わっているんだけど、本作はぜひ映画館で鑑賞を、と強調したい!これを機に時代劇に挑戦したい、という方にもおすすめです。
正統派時代劇でいい作品ですが叔父上の名演技が際立ってしまう
テレビ版の初代から松本幸四郎家系が演じ続けた作品なんですね。
初代鬼平はお祖父様の松本幸四郎で先代が叔父上の中村吉右衛門、そして本作の十代目松本幸四郎が演じた作品
血闘を見終わってふと思ってしまったのは、
中村吉右衛門さんの仲間に向ける茶目っ気が有り人情に溢れる時の演技と盗賊に対しての威圧し迫力のある演技訳の凄さと、木村忠吾役の滑稽だが愛嬌のある演技の凄さ、鬼平と木村忠吾ので楽しげな掛け合い、
阿吽の呼吸というのか意気のあった演技に至ってない事が目についてしまいました。
当代松本幸四郎さんの演技が悪いわけでもなく、
脇役の方々の演技が悪いというわけでもないと思いますが、
先代のキャスト陣が作り上げてきた鬼平犯科帳の世界観が偉大すぎて、
鬼平の深みなく見えたり、木村忠吾の弾けてなさや、各役毎の物足りなさ、掛け合いのテンポの悪さ等からギクシャクした感じに見えてしまったのでマイナス1にしてます。
新しい鬼平に期待
昨今TVから『時代劇』というものが消え…CSなど専門チャンネルに於いても過去作品を視聴できる程度で新作が放送されるのは叶わないもの・・・ぐらいに思っていた。
『鬼平犯科帳』『藤枝梅安』『剣客商売』といえば池波正太郎の時代小説であり
劇画はゴルゴ13のさいとうたかを先生が
TV時代劇ではフジテレビ系でのシリーズものとして人気を博した硬派な時代劇作品だ。
それが、まさか令和になって『鬼平犯科帳』の新作が観れるとは!!
制作してくださったことに、まず感謝したい。
こちらのサイトのレビューや他SNSでも、
幸四郎の優しい顔が鬼平に合わないとか、若すぎるとか否定的な意見を多く見受ける。
『鬼平』に関しては、そりゃあもう吉右衛門の先代鬼平が完成されてるし、印象が強すぎるのがあるのは当然わかります。
が、そんなこと
松本幸四郎ご本人が一番わかってることでしょう
「『鬼平犯科帳』を継ぐことは天命と思っている。」と述べていましたが
『鬼平』は舞台に於いても初代の松本白鴎が…
そして吉右衛門の『鬼平』で人気作品として不動の地位を…
一族が築き上げたと言ってもいいぐらいの演目です。
幸四郎が、もう少し齢を重ねてから鬼平に挑んだとしたら「やっぱ違うわ」で片付けられ一発作品で終わると思うし
吉右衛門の鬼平という頂が高いからこそ、今からの挑戦だと思うんです。
また鬼平は真面目一徹の堅物役人ではなく、若い頃はヤンチャしてたからこそ大人になって、色々と悟る部分、他者の心情を汲み取ってあげられる部分があったりすると思うので
幸四郎の優しい面立ちのままの普段の平蔵と、火付盗賊改方の長谷川平蔵•鬼平として職務を全うする時のキリッとした表情のギャップがより感じられるし、そのギャップなどが長谷川平蔵という人間の器の大きさであったり、心の余裕を表現できてる様に見えたし
幸四郎版の鬼平ならではの魅力を感じました。
タイトルの『血闘』これは決闘と血統の、ダブルミーニングで、本所の銕と呼ばれた若かりし頃から平蔵に至るまでの流れ、そして因縁•因果で今の平蔵への繋がりをスムーズに描いてあり、『鬼平』初視聴の方に向けてもわかりやすい作りといえる。
ほか、まぁコミカルな部分もありTV時代劇の劇場ってだけで安心して見れる作品です
キャストは、もう適役ばかり!
火付盗賊改方、筆頭与力・佐嶋忠介の本宮泰風、同心・沢田小平次の久保田悠来
剣の腕も立つキリっと少し強面なタイプと
ムードメーカー木村忠吾の浅利陽介、次回作に繋がるクセのある小野十蔵の柄本時生
酒井祐助にバランスタイプの山田純大
これはいいチームだな、と。
彦十の火野正平が良過ぎで、
今作の物語の中核でもある、おまさの中村ゆりも和装の似合う美人だし、キリッとした表情演技も申し分なく、平蔵の脇を固める俳優陣が適材適所すぎました
網切甚五郎の北村有起哉
その父である土壇場の勘兵衛に矢柴俊博
名バイプレイヤー二人の悪党っぷりが、これまた絶妙だ
ただ甚五郎は剣の腕は全くの悪党なので
最後の対決シーンに於いては先に放送された『本所・桜屋敷』の松平健 扮する松岡十兵衛との一騎打ちのシーンには及ばないのは仕方ない…
『鬼平』は盗賊相手で夜のシーンがやはりメインになるので
他の時代劇と比べ、暗めの画が多くなりますし、
夜の静けさというのが、映画館内の暗さと上映中は静かに…というのと相まって案外スクリーン映えする作品ですが
殺陣の見せ方とかカメラアングルがチャンバラ映画のそれでなく、
あくまでTV時代劇の殺陣ですし狭所での殺陣はどうしてもゴチャつくし
幸四郎版の殺陣の迫力は、まだまだこれからという感じでした。
でも今年はTV連続シリーズで「でくの十蔵」「血頭の丹兵衛」と続きますし
その後も定期的に是非制作してくれると信じ
五年後、十年後・・・どんな
『鬼平犯科帳』になっていくのか?
楽しみにしたいと思います。
叔父さん鬼平も、新鬼平も、どちらも良いのです。
TVで見た時は、やっぱり吉右衛門の方が・・・何て思ってしまいました。
しかーーし、新鬼平も段々引き込まれて行きました。気づいた時には
幸四郎の鬼平に浸透していて、ドキドキしていました。
わかっているのですが、最初から最後まで見逃せない脚本です。
これから鑑賞する方は最初の10分をちゃんと見ると良いです。
伏線があなどれません。次回に続く内容になっていますので!
追伸、柄本明いいですねぇ~
高齢化
すごく時代の流れを感じる。
とても丁寧な展開で、見やすいのだと思われる。時代劇チャンネルに登録している人がターゲットらしく…そういう意味では的を得た作りなのだろう。
手掛けているスタッフも京都の面々が多いようにも思うし、歌舞伎由来の口調も味わい深い。
ただ…殺陣に迫力がない。
緊迫感を表現する何かが足りない。
若さ、なのかと思う。
挑戦的なアングルや実験的なアングルがある訳でもなく、驚きが少ないとでも言うのだろうか…要するに食い足りないのだ。最後の料亭のシーンなんかは、絶好の長回しが出来るシチュエーションなわけだ。1対多数、追い詰められていく平蔵…でもやらない。出来ないのかやらないのかは知らんけど、ない。
引き絵があるにはあるが、スッカスカだ。
もう…冒頭の昔と今の平蔵が入れ替わるカットとかみて、ズッコケそうになった。
カメラ前を交差する緊張感のカケラもない段取り重視の背中はどうだ?あんなカットで誰が喜ぶと思っているのか?子供騙しでないのなら、長らく時代劇から離れているいた高齢者くらいしか喜ばないんじゃなかろうか?このカットに感じた「アクションの偏差値は低いんじゃなかろうか?」って疑念は殺陣が始まるごとに確信に変わっていった。
担うものが違うのかとも思う。
時代劇ファンが安心して見れる時代劇。そんなコンセプトなのかもしれない。この作品をもってして新規を開拓するような意図はないのかもしれない。
だから、ゆっくり見れる。
特に、お政とか九平のエピソードや背景なんかは秀逸で、お白洲で裁きを言い渡される九平には、つい絆されてしまう。
長谷川平蔵の人柄なんかもとても親しみやすい。
こういう作品を心待ちににして客層は必ずいる。ただ、今の若い人への訴求力には乏しいのかと思う。
ドラマも人物もとてもよく理解できた。
時代劇チャンネルでの放映を楽しみに待つには申し分ない出来だと思う。
アナログ色が強かった京都にもCGによる表現が加わったようにも思う。屋根から飛び降りてくる柄本明のカットには感心してしまった。芋酒屋で展開される芝居も見応えあるし、惹き込まれる。志田さんが端っぱなキャラを好演してて◎
お政を演じる中村さんも好感触だ。
ホント、殺陣だけが残念だった。
アレが現状なんだろうか…。
昔、見てた時代劇にはもっと迫力ある殺陣があったように感じる。記憶を美化してるだけだろうか?
それとも本作にはソレが必要ではなかったのだろうか?何を見せてくれるのか楽しみだった本作。
退屈ではなかったけれど、チャンバラに熱くなることはなかった。
凹む。
時代劇自体が撮れなくなる事はないのだろうけど、チャンバラはもう撮れないんだな。
…悔しい。
池波正太郎ユニバース第二弾
2024年劇場鑑賞111本目。
仕掛人・藤枝梅安の後編の最後に長谷川平蔵が出てきて、これは池波正太郎ユニバースが始まった!と思った第二弾。えーTVスペシャルあったのー?時代劇専門チャンネル入ってるのに知りませんでした。他に故・藤田まこと演じた剣客商売もありますので全員揃った作品観てみたいですね。
中村吉右衛門版は全く見ていなかったのでキャストの違いには全く違和感ありません。松本幸四郎の顔の割にドスの効いた声で鬼平感は出ていました。なんか勝手にあんまり殺さず捕縛するイメージでしたが手向かえば即斬るんですね。
北村有起哉演じる盗賊の頭が残虐非道な行いをするのを全部他人のせいにするのですが、それを鬼平にポスターにもある「悪を見て外道に落ちるか悪を見て外道を憎むか」と説教されてもうるせぇで済まされたのでちょっとカタルシス薄め。
ついつい吉右衛門さんと比較しそう
いい意味で期待を裏切られました。予想外に松本幸四郎さんが好演されていて、これはこれで新しい鬼平犯科帳になるかも、と思いました。
吉右衛門さんの存在が大きかっただけに、不安でしたが観た後はすっきりとした感じが残りました。
配役も適役が多く、高橋悦史さんが演じていた佐島忠介役に本宮泰風さん。兎十役に浅利陽介さん。
何より おまさ役に中村ゆりさん(この作品を見るまで存じ上げなかったのですが)が梶芽衣子さんとは違った魅力を出していたのが嬉しかったです。
柄本明さんの老盗賊も流石、味があり 納得の好演だったと思いました。
悪役にテレビドラマ駐在刑事の管理官役の北村有起哉さんも驚きをもって拝見しました。
火付盗賊改方ならではの拷問シーンが時間にして短めではありますが、リアリティがあって良かったと思います。
脚本と言うか設定が…
先ず時代劇にしては綺麗過ぎます。
設定が雑過ぎるのが気になりました。例えば、盗賊の甚五郎が引き込み女のおりんに惚れてると言う割りにおりんが平蔵の事を少し気にしている位であんなにたやすく殺めてしまうだろうか⁉︎もっと嫉妬深いプロットが必要だったのでは⁉︎
それからおまさが捕まり折檻されたとして無事であったのはおかしく無いか⁇あんなに簡単におりんを殺しておいて…そこも設定が甘過ぎやしないか⁇
あと1度成らずとも2度も盗賊の頭領を取り逃がすとか。平蔵の部下は全員無能なのか⁇
あとあの取って付けたようなCGの血飛沫とか…
まるでテレビの2時間モノを観ているようであった。
「たそがれ清兵衛」や「七人の侍」の様な本格時代劇が観たいです!!
続けてほしい
演者が鬼平という作品を大切に思っていて、その熱量が伝わってきた。最初から枯れた演技や板についた演技を求める必要はなくて、これから馴染んでいくところを見せてほしい。だから続けてもらいたい。
正に劇場版ならではの迫力
中村吉右衛門さんの鬼平も好きだったが、こちらのリブート作も大いに楽しめた。
主役の鬼平を演じる松本幸四郎さんがㇷとした瞬間に叔父の吉右衛門さんを感じさせて今後 時代劇専門チャンネルで放映される続編の話が益々楽しみになってきた。
鬼平の若いころを演じている息子の市川染五郎さんの粗削りな所も若さが前面に出されていて今後を期待させる役者で他の作品でも見てみたいと思わせた。
こんかいのキーキャラである おまさを安定感のある梶芽衣子さんと違い、まだ駆け出しの若さの有る役を中村ゆりさんが演じていて、こちらもシリーズが楽しみになった。
結構血しぶきとかが有るので地上波ではコンプライアンス的に放映は難しいかもしれないけど、時代劇ならではのカタルシスも有ります。
切れ味のいい殺陣も含め、本格派時代劇を目指すチームの意気を感じました。登場人物が醸し出す江戸の人情味も温かい!
中村吉右衛門のテレビシリーズが有名な時代劇の映画版。原作者、池波正太郎の生誕100周年をテレビドラマとともに盛り上げる記念作であり、当代の松本幸四郎と市川染五郎の親子が主人公の長谷川平蔵の今と若き頃を演じるなど、話題も豊富。けれども、本作の魅力は何といっても、堂々たる正統派時代劇としての醍醐味にあります。
●ストーリー
火付盗賊改方長官の平蔵は、彼が若い頃に世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)が密偵になりたいと申し出て来ます。平蔵はその願いを退けますが、一方でおまさは、平蔵が芋酒屋主人と盗賊の2つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)の行方を探していることを知り、独断で調査に乗り出すのです。偶然に九平遭遇したおまさは、九平が盗っ人の風上にも置けねぇヤツがいると、兇賊のアジトを教えることになります。九平の案内でおまさが連れて行かれたのは兇賊である網切の甚五郎(北村有起哉)のアジトでした。そこを見張っていると、甚五郎の一味に見つかってしまい、九平とおまさは一味の仲間にされてしまうのでした。
おまさのつなぎで甚五郎一味の企みを知った平蔵は、急ぎ単身で馬を飛ばし、正体がばれそうになったおまさの救出に向かうのでした。
●解説
染五郎演じる無頼な若者の平蔵と少女のおまさやほれた女おろく(松本穂香)、兇賊との過去の縁を現在に絡ませ、興趣をもり立てています。
客引きの女おりん(志田未来)らも登場し、下手をすると複雑になりすぎる構成がですが、時間の行き来、多様な人物の出し入れに滞る気配はないないところが見事です。映画は初めてながら、「剣客商売」や「雲霧仁左衛門」、「三屋清左衛門残日録」などテレビの人気時代劇シリーズを数多く手掛けている山下智彦監督の手だれの演出と大森寿美男の脚本の功績といえそうです。
俳優のキャステイングも素晴らしいです。虐げられた女に情をかける平蔵を貫禄たっぷりに演じ、ユーモアも漂わせる幸四郎。柄本らベテラン勢の味わいはいわずもがな。中村、松本、志田ら女優陣は一見時代劇に不似合いかと思われますが、女の意地と悲しみの演じ分けに個性を感じました。
●感想
何よりも目を見張ったのは、甚五郎が雇った浪人たちが待ち構えるクライマックスのシーンに単身切り込んでいく幸四郎の熱演ぶりです。そして名前のように鬼の表情で反撃するときの殺気がほとばしるさまの凄まじこと!切れ味のいい殺陣も含め、本格派時代劇を目指すチームの意気を感じました。
けれども本作全体を覆っているのは、平蔵をはじめとする登場人物が見せる江戸の人情です、思わずホロリとさせられるシーンが度々ありました。
自首してきた九平に対して、またあの美味い芋酒が飲みたいと寛大な対応を見せる平蔵には鬼平というあだ名よりも、仏の平蔵といったほうが相応しいと思えました。
鬼平!新時代
映画「鬼平犯科帳」観ました😁
中村吉右衛門の「鬼平」を観ていた世代(もちろん私も)を中心にかなり散々な評価を受けているようですが…
いやいや…見事でしたぞ😊
逆に…叔父である吉右衛門さんに無理矢理似せている!と感じる瞬間もあり、もっと自分を出して良かったのではないか?とも思いました😌
ロングヒットを続けた「鬼平」の代名詞とも言える存在の吉右衛門さんとの比較は、これからもついてまわると思いますが、新時代の「鬼平」を作っていただければ、と思います😊
作品としては、迫力もあり、とても満足しました。キャストでは柄本明と北村有起哉、そして中村ゆりが良かった🤣鬼平の奥様役の仙道敦子は…出過ぎ😰ちょっと目立ち過ぎですな😂物語の軸がぶれる気がします。脚本家の方、そこは…ちょっと😭
VFXを駆使したこの作品は時代劇の新時代の到来を感じさせ、なおかつ従来の時代劇の良さを引き継いだ良作と言えると思います😌
1つ難点を言わせてもらうと…幸四郎さんは…殺陣はもう少し練習された方がいいと思われます。身体が重そうで、ドタバタしてる…そんな印象を持ちました。結構、「隙(スキ)」が散見される。剣の達人の設定である以上、シャープな動きと冷静沈着な剣さばきが必要だと思います😊あれじゃ…やられる!…と思いました😅
続編を期待したい作品ですが、CSの時代劇チャンネルのセールスプロモーション的役割が強い今回の作品(パンフがなんと2000円越え…分厚い中身はほとんどCSの番組の紹介)ですから、CSが好調だと…続編ないのかな…😭
松本幸四郎
さすが京都の時代劇専門の職人の方々です殺陣、セット、カメラアングル、それと照明。明るさ一つで江戸時代に引き込まれて行きます!今回の鬼平は松本幸四郎さんならではの鬼平ですね。でも、ちょっと顔が丸いかな?昔みたいにしゅっとした二枚目で有って欲しいです!
ポテチの食べ過ぎかな??
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