「設定に難あり…」Arc アーク 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
設定に難あり…
それほど遠くない未来に「不老不死」が実現し、30歳の姿のまま永遠に生きることになる女性(芳根京子)の物語。
不老不死が当たり前となった世界は、皆妙にドライな考えになるのか、ラストのリナの思い切った決断にもどこかアッサリ…
不老不死の逆である〝死〟に対して、それほど深い掘り下げはないように感じた。
それから、不老処置を受けて89歳になっても30歳当時の容姿を維持していたのに、135歳になると急に白髪だらけで芳根京子が倍賞千恵子にチェンジ…
5歳だったはずのハルも、しっかりおばさんになって子供までいたりして、設定に結構謎が多い 笑
そもそも、寺島しのぶと岡田将生が兄弟ってのは、ちょっと無理があるでしょ 苦笑
冒頭いきなり始まるコンテンポラリーダンスの如く、かなり前衛的な世界観で好き嫌いが分かれるかも…
テンポも決して良いものではなく、正直に言うと127分の上映が「長かったなぁ〜」と感じてしまった。
コメントする