「芳根京子に盛大な拍手」Arc アーク もりのさんの映画レビュー(感想・評価)
芳根京子に盛大な拍手
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全体を通して言えることは、キャスティングの良さと、俳優の皆様の演技力だった。演技はで知られる芳根京子さんは今回も素晴らしい位の熱演だったと思う。特に、今作ではさまざまな年代の役を演じられていることもあり、相変わらずの演技力に息を飲んだ。
問題としては脚本であると思う。無駄な部分がおおく、ただダラダラと長いような気がしてしまった。永遠の命に対する反発に関しての、登場の短さ、それを多くの記者からの罵倒で養っているような気がして安っぽく感じた。やはりデモ的な要素は民衆の声として必要なものなのではないかと感じた。
また、終盤の小林薫さんと風吹ジュンさんの掛け合い脚本、演出に関しては良かったのではないかと思う。私は20代で1人ではあるが、あの二人のような歳の取り方をしてみたいものだと思った。
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