14歳の栞のレビュー・感想・評価
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ちょっと編集がおしゃれすぎて、そこはあんまりいらないかなとは思いつ...
ちょっと編集がおしゃれすぎて、そこはあんまりいらないかなとは思いつつ、誰もが経験するあの学校の感じとキャラクター達にはぐっと引き込まれて、ドキュメンタリーとしては良い方だったのではと思った。編集をする時点でもうフィクションになってしまうことを考えると、もう少しやりようがあった気もする。
ひらひら舞う文字が綺麗
ドキュメンタリーは普段なかなか見ないので、新鮮な気持ちで劇場へ。
よくこんな面白いもの作れたなあって思いました。中学2年生のリアルをここまで映すとは。もし自分がやってたら誇らしいとも思うだろうし、恥ずかしいと思ってしまうような行動を彼ら彼女らは取っているのです。考えていることは今と相違ないくらい彼らも悩んで生きているということに刺激を貰いました。
1番盛り上がったのはエンドロールです。ドローンから取られた全体の映像。そこに鳴り響くクリープハイプ の「栞」。人生の一部がこの素晴らしい音楽に彩られるのがとても羨ましいです。
リアルだからこその面白さが最高です。
鑑賞日 3/30
鑑賞時間 14:30〜16:40
座席 E-9
お金が無くて数百円でも割り勘した懐かしい中学生時代を思い出しました...
タイトルなし
奇跡のドキュメント
まず、本作をよく作れたなぁと・・・。製作陣の尽力に拍手を送りたいです。
準備に一体どれだけの時間を費やしたのでしょうか。
また、この個人情報に厳しい世界で、実在する中学2年生の顔と名前を映像に残し製作できたことは奇跡といえるのではないでしょうか?いやはやすごいです。
さて、本作は・・・その中学2年生達の日常とインタビューで構成されています。
あぁ、これは、自分にもあったあの頃に、ふっと戻らせてくれる作品でした。
いつの間にか、このクラスの中で自分は誰に近いかな?なんて考えはじめてました。
おなじく、あの頃の仲間の顔も探してました。
あぁ、そう考えてたのね、
あぁ、そっかそーだよな。
あぁ、ちょっと、それは恥ずかしー。
タイムマシンで中学2年の頃の自分がいるかもしれない世界にいったのかな?
あの頃の自分を大人の僕が覗き見してるような、心当たりの連続でこそばゆい気持ち、、。
そうだ、作品名にもあるように本作は琹なんですね。
誰にもあるはずの頃も含む、人生の本に挟まれた14歳の章の琹。
観ている僕は、そっとそのしおりに手を伸ばして、束の間の思い出に浸ったんですね、きっと。
だとするならば、とても良い題名。
ラストシーン、彼らと一緒にいるかのようなアングルから俯瞰へ。
しばしのタイムスリップを終えて僕は今の時間に戻るかのように。
秀作です。
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