湖底の空のレビュー・感想・評価
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だいぶ好きなーーー物語の構成でした。でもそれは脚本が上手いとか、撮...
だいぶ好きなーーー物語の構成でした。でもそれは脚本が上手いとか、撮影が巧妙とか言うんじゃないです。
やさしくなれるというか、相手をおもんばかれるというか、観終わったあと、なんか残った気がします。
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美しい映像と構図で魅せるのかと思ったら
美しさ映像に惹きつけられ、エスニックでノスタルジックな作品なのかな…と思いながら…半ば睡魔に襲われてしまい…ヤバい作品なのかなと─
しかし、徐々にそのファンタジックなウラに隠されているリアリティなどが見えてくると、途轍もなく素晴らしい作品だという思いが終いまでずーっと─
内容と展開が想像以上で、思わずせっかくの美しい絵をやり過ごしそうになってしまいました。笑えたし、その上泣けたし─。泣いた後の景色で、ああ何て美しい作品なんだろうと再び思ったり─。
エンドロールもステキで、かなり好きな作品となりました。
対比
上海で働く駆け出し韓国人イラストレーターのと出版で働く日本人男性の話。
ダイバーシティ的なところを、含んでいる為、表現するのは難しいけれど、生物学上女と男の異性一卵性双生児の空と海。
実際に数例だけど異性一卵性双生児ということがあるんですね。というお勉強になった本作だけど…。
憑依と妄想というよりファンタジーな展開で主人公の機微をみせるストーリーで、抱えているものがかなり特殊過ぎて、感情的にはわかるけれどもわかったつもり。
まあ、映画ってそういうものですけれどもね。
つまらなくはないけれど、明確にファンタジーではなく、その手前で曖昧にしてくれた方が好みだったかな。
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