「とにかく、できれば、契りたくない。」スーパー戦闘 純烈ジャー bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく、できれば、契りたくない。
その女教師ものも、需要ないですw
「純烈」を全く知らず。「え?知らない映画やってる。観とこ。」で鑑賞。鑑賞後、純烈を調べましたよ。ヒーロー特撮とムード歌謡の取り合わせとか、かき氷が食べたくて図書館に来たよ、的ねじれ方。無理やり一本の映画にするのも大変やったろうなぁ、と製作陣の苦労に思いをはせつつ。
とにかく、全く、彼らの事を知らず、先入観ゼロで見ながら思ったことは。
開始直後=演歌、おもしれー!B級コメディ、楽しみー!
+15分=滑りまくる会話。この展開のイージーさ。辛い。帰りたい。固定ファン以外に、需要あんの?
戦隊もの突入後=ヤバい。おもろい。ヤバいくらい、おもろい。萌えないけど燃える。
クライマックス前=契りたくないです。どの女神とも、契りたくないです。
で、四天王や巨大酒後の、風呂で悪さとのバトルシーンで、明確に気づいた事があります。
「ヒーロー特撮もの、最高」
そうなんですよ。香港カンフーなんて、半分ダンスの見世物だと分かってても燃えるじゃないですか、なぜか。
ヒーロー特撮アクションなんて、チャンガラじゃないですか。でも、なぜか、これに無条件に燃えてしまうんですよ。ワクワク、ニヤニヤな訳ですよ。
四天王とのバトルとか、ええとこ意味不明ですからね。その辺の野原で、4vs4で対峙してたのに、1vs1でのサシ勝負の場面では、ビルの裏口とか、ビルの屋上とか、廃工場の中とか、野原から脈絡もない場所にワープして激突するわけです。でも、そんな不合理、どーでも良いんです。
ヒーローが如意棒を振り回せば、取り囲む敵のモブキャラは自爆的に吹っ飛ぶんですけど、それがカッコ良い訳です。いや、タイミング合わせて吹っ飛ぶ方ね。
最後の闘いは、巨大化したラスボスです。お約束です。最後の武器は、ありえねー巨大スワォードです。もうね。バカバカしい絵面っすから。で、そのバカバカしい絵が最高な訳です。
いやー、なんか、先週観たサイコ・ゴアマンより、おもろかったかも知れない。間違いなく、アクションは、こっちの圧勝です。
それと。「純子」は分かります。ぎょうさん、いてはるでしょう。でも、「烈男」ですと?そんなに人気あんの?俺が知らんかっただけか?
いずれにしても楽しかった。結構。
おススメ度は、限りなくゼロだけどw