アオラレのレビュー・感想・評価
全158件中、41~60件目を表示
身の周りで十分にあり得る怖さ
ラッセル・クロウのぶっ飛んだサイコっぷりが怖い。どこにでも居そうな風采の上がらない中年男が、怒りに身を持ち崩し堕ちていくさまをこれでもかと演じきっている。
低予算のインディペンデント映画っぽいけど、余計な混じりっ気のないシンプルなストーリーで、あっという間にラストまで駆け抜ける。コロナ禍に公開されたアンラッキーな作品で、映画館にかかったのかどうかも微妙なラインの作品でしょう。
基本的には、悪くない出来上がりだと思うんだけど、日本語タイトルだけはもう少しなんとかならなかったんでしょうか。もちろん「あおり運転のエキサイトした映画なんだろうな」って、想像がつくし、そこに興味が出て「最初の10分でつまらなかったら止めよう」くらいの軽い気持ちで見たので、フックとしての役割は果たしているんだけど、もっとライトなコメディを想像していました。
スピルバーグの名作『激突!』を現代風に作り変えたらこうなりそうだとも思った。スマホやガラケーを上手に生かした演出や、学校とか警察がコミュニティに十分貢献できていない現状や、女性の社会進出にどれだけ障害があるのか、サイコ野郎が犯行に手を染める背景など、ていねいに描いてあるので、説得力は群を抜いている。
スーパーな悪役や超人的なヒーローの活躍もないし、どこにでもいる母親が必死になって逃げまどうさまは、応援せずにはいられない。
そして最後には少しだけ…ほんの少しだけ兆しが。ああ、でも見てない人のためにこれ以上は書けません。結末を知ってしまったら、この手の映画って本当に見る気が失せるでしょうから。
でも、もしこの映画の続編が製作されることになったら、見ちゃうだろうな。どうやって繋げるのか無理筋だけど。『ドント・ブリーズ』なんか、ありえない発想の転換で続編が出来上がったし。すべては映画の評価次第ですね。
2022.2.16
アメリカ仕込みの質の良い教材動画
下手な教習所の動画を観るより効果的に恐怖を感じることができました。
とくに最後のシーンがその際たるもので。。。
これを是非教習所の教材として流してももらいたいものです(無理だけど)。昨今の煽り運転問題は甚だしいもので、1本の映画を観るほどの時間を要してでも注意発起することに価値のあるものではないでしょうか!
はたしてそれがどのような効果を生むかはわかりませんが、加害者被害者どちらかになってしまおうと心のどこかにこのメッセージが届くはずです。このような事態を招くことには「お互いに原因がある可能性」があるということを知らされました(ただ度を越した行いはただの犯罪者ですけどね)。
さすがのラッセルクロウでした。
是非みなさんもご安全に。
主人公の女さんさー。
ラッセル・クロウの怪演はまあ見物だが、既視感のある内容
近年問題になっている、煽り運転。
それほど車社会でもない日本で、アメリカと同じようなことが起きている不思議。社会の歪みまで、アメリカのクローンのような日本。
ただ、ドライブレコーダーがない時代と比べて、本当に現代に煽り運転が増えたのか比べられないのでは?とも思う。実際、交通事故は年々減ってるし。
このようにストレス社会であることを強調して観客に刷り込ませてしまうと、運転しているときにふと思い出して、必要以上に警戒感や緊張感を持ってしまわないだろうか。それが逆に、犯罪者扱いしやがって!と相手の怒りをかうこともありそう。
それとも、主役のレイチェルより男の視点に立って、車をなぎ倒していく様に多少スカっとする人もいるかな?
何にせよ、遅刻や寝坊を人のせいにせず、少し歩み寄りを見せた相手を無駄に怒らせる必要はないという教訓めいた話ですね。
何故わざわざラッセル・クロウがこの役を選んだのかはわからないが、役自体は小物なのに大物に見えるあたりはさすが。役作りで太らせても、ダメンズというより貫禄が出ちゃった。
それよりも、人も車も多すぎる、というセリフが気になったな。だから人口削減は必要、という考え方を肯定するような…それは考え過ぎか。
運転マナー向上の為には是非観て欲しい作品
エスカレートするのが面白いね……
この作品を観て思った。
何度もこういうパターンを経験している(アオル側w)が煽られた者に落ち度が全くない過失ゼロの立場なんて皆無だと思う。でも、もしそうなら煽る方が悪いだろう。ただのキ●ガイ。
高速煽り運転で有名になった石橋の件で亡くなった人も『まさかそこまでは……』とか思って夫婦で罵ったり突っ掛かったんだろうと思う。
これをやる狂暴なタイプを好奇心や怒りで言動や運転状況によって煽れば、そのシチュエーションも手助けしてかなりの確率でやるよ。刃物や鈍器を車に隠してるヤツなんて結構いる。
助かる方法は謝って、尚且つ相手が収まってくれるしかないと思う。
ラッセル・クロウは「グラディエーター」の時から好き。映画として個人的には面白かった。
こんなラッセルクロウは観たくなかった‼︎
「激突!」みたいなハイウェイだけで事件が起こるのを
想像してたけど違った。
クラクション鳴らした相手が悪かった。
と言う映画で、良くも悪くも想像を超えていた。
ラッセルクロウもこれまた良くも悪くも観たくなかった姿で
、恐ろしく嫌なキャラクターでさすがと思うと同時に、
グラディエーターやビューティフルマインドを思い出して
悲しくなってる自分もいました。
ラッセルクロウが100%悪いのだけど、
主人公の女性も勝気で、お前のせいでもあるんじゃない?
と言う気持ちを払拭出来ずに、
いまいち感情移入出来なかった。
アオラレと言う題名だから、
もう少しカーチェイスが迫力あって欲しかったなと言うのと
ラストもフォートナイト作戦のフリがあった割に普通だった
のが残念だった。
怖くないぞ!?
なんなんだラッセル・クロウ。
運命の出会い😣
安全講習ビデオで使える
犯人側にシンパシー
アオラレ
怖いっ(;゚д゚)
アオリ、アオラレ、殺(ヤ)リ、殺(ヤ)ラレ。
全158件中、41~60件目を表示