アオラレのレビュー・感想・評価
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本当は、ラッセル・クロウはこの役をやりたくなかった!
狂人がクルマを運転している!!
2020年(アメリカ)デリック・ボルテ監督。
オスカー俳優のラッセル・クロウが悪役に徹するB級スリラー。
美容師のレイチェル(カレン・ビストリアス)は寝坊して息子を学校へ送る途中、青信号で発信しない前の車に苛立って激しくクラクションを鳴らしてしまいます。
レイチェルも最近、不幸続きで落ち込んでいましたが、その男(ラッセル・クロウ)はレイチェルに輪を掛けて不幸だった。
日本でもあおり運転が多くて、違反者が後をたちません。
社会問題化してますが、この男の狂気は凄まじかった。
もう復讐劇で、レイチェルのスマホを盗んで登録者を片端から狙い撃ちしてきます。
教訓。
1、危ない男には低姿勢で・・・素直に謝りましょう。
2、早起きしてユトリを持って息子を学校へ送ろう!
3、スマホにはパスコードを!!他人には悪用されないように注意!!
社会を恨んでいる人間は怖い。
正直言って打つ手はありません。
過去鑑賞
でかいのは暴力だ
でかい車にでかい人間、それだけで無敵ですね
しかし、不気味さはでは「激突」には及びません
自動車メインにしてもらわないと・・・・
あまりにも直接攻撃が多過ぎだと思う
(有名俳優が出ているから仕方ないのかな?)
アオラレと言うよりストーカーだなこれは
それと、その原因の母親が鼻について味方になれない
イライラしたぁ
最後まで頑張った自分を誉めたい。
アオリ運転はアメリカでも問題になってるのかと感じた。
でもこの作品は行き過ぎの上、犯人が捕まらなさすぎ。お母さんも全般的にバカで歯がゆい。ターミネーターのように、自分で戦わなきゃいけないのかと。
後味も悪いし、時間の無駄だった。
評価2.5
下手なホラーより恐ろしい
映画好きな方々のレビューが高かったので観てみました。
ラッセルクロウ演じるサイコパスが怖すぎる。
この映画の何が一番怖いってあそこまで極端でなくても自分の身に降りかかる可能性があるところだと思います。車で急いでいる時に限って前の車がノロノロしている事ってよくありますよね。主人公と同じく急かすようにクラクション鳴らしてクマみたいな大男と口論になったら…など考えると末恐ろしい。
そしてラッセルクロウの演技力が恐怖を際立たせてくれます。復讐心に満ちた目が怖すぎて、もう許してくださいと思いながら観てました。
皆さん仰るように教習所で流せばクラクションで口論になる事も減りそう笑。それくらいハラハラさせてくれる良質なサイコスリラーでした。
流石
アメリカ、煽りのしつこさのスケールもデカイ!
中盤からはもはや煽りではなく、異常者による殺人ゲーム。
車が絡む映画に有りがちな、ぶつけても殆んど壊れない、悪役の車の法則もばっちり。
犯人のひっくり返った車を、ひっくり返ったまま運ばれてくのに笑えた。
原題は、Unhinge・・・錯乱させる、邦題は、アオラレ。 タイト...
原題は、Unhinge・・・錯乱させる、邦題は、アオラレ。
タイトルからして、コメディーか、と思ったが、サスペンスだった。
まあ、なんでもいいけれど、ラッセル・クロウの肥満体は、大きな変貌だった。
レイチェル役の「カレン・ピストリアス」、初めて見る女優だ。南アフリカ・ルステンベルク出身、今後注目したい。
アクションシーンが終わって、ようやく警察がやってきた。
署長だか、誰だかわからないが、カレン・ピストリアスを呼び出して、「家に帰っていいですよ」、と優しい口調で言った。・・・これは、ひどい。病院に運ぶべきである。
トラブルになったら窓は開けないこと
邦題が決まる前から気になってた作品。「アオラレ」に決まったときは正直ガッカリしたが観たい気持ちに変化はなく、今回やっと鑑賞。
煽ったらヤバい奴で命の危険が…という至って単純な物語であるが、あおり運転は日本でも問題になっているからかイメージしやすくハラハラドキドキだった。
ラッセル・クロウがヤバい奴を演じると本当にヤバい奴が完成する。しかし、人を殺したり轢いたりしててすぐに逮捕されない、通報してもすぐ来ない、などやはり映画だなと感じる部分もあった。
ヤバい奴がどう動くのかと観るのはとても面白かった。
90分と長過ぎないのも個人的には良き。これ以上は飽きてしまいそうだからだ。
※シートベルトをしてないシーンは最悪のことが起きるのではないかと診ていてヒヤヒヤした。シートベルトはしないとダメよね。
スマホのセキュリティだいじ
激突のようにぜんぶオンロードだと思っていたがOn/Offで粘着してくる。
肉付マシマシなラッセルクロウの安定したキレ芸もよかったし、レイチェルを演じたCaren Pistoriusも艶っぽかった。(チョン・ウンチェに似ている気がする)
ところで本作はアオラレと邦題がつけられ、あおり運転をモチーフに据えているが、じっさいレイチェルの最大の失策は“トム・クーパー”(ラッセル・クロウ)を怒らせたこと──よりも、スマホを奪われたことだと思われる。
もすこし厳密に言うと、スマホを奪われたこと以上に、スマホのセキュリティを設定していなかったことが、数々の禍害へつながっている。
この「めんどくさいのでスマホのセキュリティを設けていない」という伏線は、息子カイルを学校へ送っていく車中でワンカット出てくるだけだが、それが本作の見せ場へ至らしめるすべてのスイッチになっている。
(併せてカイルと語るゲーム上のストラテジーが伏線となる)
よってこの映画に教訓があるとすれば、ロードレイジに遭わないようにしよう──てより、スマホのセキュリティ設定をしましょう──であろうと思う。
わたしはほんの数年前、ガラケーから変更したスマホ新参者だが、スマホに変えてつくづく思ったのは、スマホが全財産を担ってしまうこと。である。
金融機関や官公庁に出むかなけりゃできなかった手続きや、郵送で何日もかかった認証が、スマホだとその場でできる。
パソコンではできないNFCやFelicaやQRの読み取りができ、切符や定期、お金や地図、連絡先、通帳、身分証や保険証の代替となり得る。
まさに、スマホ(及びその中のデータ)が全財産といっても、いささかも過言はないだろう。
そんなスマホのセキュリティ/操作防止機能を、めんどくさいという理由で設定していなかったレイチェルは迂闊としか言いようがない。
(もちろん映画として“トム・クーパー”にやりたい放題させるために、レイチェルの迂闊さが最高に活かされるわけだが)
(余談だが、携帯はスマホに比べたらただの電話に過ぎなかったが、バッテリー寿命やポケットに入れていることを意識しなくていい点においてはベンリだった。)
さて映画は単純だけど楽しかった。
かえりみて、あおり運転のスリラーが、あまりないことを不思議に思うほどだった。
激突とこの映画と、──数えるほどしかない気がする。
あおり運転なら、相手をのすまで凄まじい執念で地の果てまで追ってくる。──という敵を簡単に設えることができる。その敵をつくるのに些細な交通トラブルさえあればいいのだ。
これは映画のストーリーやギミックを大幅に削減できる。
逆に言うと、いや、逆というより現実的に言うと、些細な交通トラブルでどこまでも粘着してくる輩が、じっさいにそこらへんにいる──という話である。
事実は小説(映画)よりも奇なり、なわけである。
というわけで、今や世の中は壊乱し、おかしな奴がいっぱいいる。
社会派やヤフコメ民ならおかしな奴に気をつけろと警笛を発するのかもしれないが、きょうび、なんかまともそうなこと言ってる奴が、じつはいちばんあぶない。
したがって、社会派やヤフコメみたいな常套句を並べるまえに、じぶんがおかしくなんないように気をつけて生きたい。──と、わたしは思ったw。
煽り運転の最終形態はただのサイコパス!
アオラレというタイトルから次々と煽り運転するのかと思いきや、ただのサイコパスに因縁つけられて人を殺しまくるという普通のスリラー映画でした。
警察の動きが遅すぎるというのは置いといて、迫り来る恐怖みたいなものは味わえたので、まあ。
変に長くせずコンパクトにまとめたのは飽きずに最後まで走り抜けられるので潔し。
劇場未公開でも不思議ではないけれど。
アメリカ人はどんな人が乗っているかわからないから、あまりクラクションは鳴らさないと聞いたけど、違うのかな?
この映画はスピルバーグの『激突』みたいなパニック映画なんだろうと思って、見てみたけれど、内容はかなり違っていた。
でも期待外れという訳でもなくて、逆に脚本書いた人の実力に驚いた。
一見訳の分からないどうしようもないB級のサイコホラーに見えるけど、そうでもないような気がする。
この映画の主人公のおじさんはどうしようもない気違いで、何を考えているのかわからない感じでもなく、そんなにサイコでもないと思う。
というかむしろこのおじさんの気持ちがよくわかった。
作り話だけれど、アメリカ人のおじさんの気持ちを日本人の自分がわかるということは、たぶんそれなりの真実に近いことなのかなと思った。
この映画はB級のサイコホラーとして見るより、道を踏み外した普通のおじさんの話として見る方が面白いと思う。
『フォーリング・ダウン』という同じような映画があったけど、あれは怒ってブチ切れたあげく、やりたいけど普段できないようなことを全部やってしまったみたいな感じだったけど、これはもう少し冷静な感じがする。
人間は自分中心の世界でしか生きられないから、他人が邪魔になることはしょちゅうあるし、自分の理屈で動いていて、基本的に他人などどうなってもかまわない。
運転していて、失礼で危険な自分中心の運転をする人に文句を言って、謝らせたいと思ったことはあるし、渋滞にはまって、人が多すぎるからもっと減らすべきだと思ったこともある。
自分の前をトロトロ走ったり、中々スタートしない車に対して、思いっきりクラクションを鳴らしたいと思ったこともしょっちゅうある。
それでも自分から実際に具体的な行動をとることはまずない。
なぜかというと車は安全に目的地までいくために乗っているので、トラブルになったらその目的が達成できないので我慢しているから。
今は厳しくなったけど、昔はアオリ運転など当たり前で、他人にやられたこともあるけど「お前が悪い、お前のせいだ」と言われても、「それはあなたの感想ですよね?」としか言いようがない。
そういうことを考えるとなんとなく運転って人生の縮図と言えなくもない。
その辺に注目してこの映画を作ったんだろうなと思った。
このおじさんは映画の冒頭で夫婦みたいな人を殺して、その人の家に火をつけている。
なんの説明もなかったけど、たぶん別れた奥さんとその旦那なんだろうなと思った。
この時点でおじさんの人生は行き止まりのデッドエンドで、目的地がなくなり、もう人生という路上で我慢する必要はなくなった。
そこに相手方の女性の乱暴なクラクションで、離婚やら解雇やらいろいろひどい目にあって、我慢し続けてきたことが一気に爆発したということじゃないかな?
こんなところで、女性相手に爆発してないで、今までおじさんをひどい目にあわせてきた人を殺しにいけばいいじゃないかと思ったけど、それでは当たり前だし、きりがないから、いろいろひどい目にあわされてきた世間のやつらを怖がらせて爪痕を残してやろうということにしたような感じだった。
ターゲットにされた相手の女性もいい迷惑だけど、かなり荒れた生活してるし、なんとなく見てると自業自得という感じもしなくもない。
結局エゴとエゴのぶつかり合いで、他人を巻き込んだ大事故になってしまったということかもしれない。
でもアメリカ人はどんな人が乗っているかわからないから、あまりクラクションは鳴らさないと聞いたけど、違うのかな?
グラディエーター女に敗れる。
個人的には、正義の味方のイメージが強いラッセル・クロウなので、正直なところあんまり怖くはなかった。 私の先入観は、相当強いかもしれない。 なにしろ、この常習犯の注意のほうが筋が通っていると思ったぐらいなのだ。
女も悪い、いや、女の方が悪い!
と思った方、 挙手!
いないか…。
はっきり言うと、クロウよりももっと、異常者を演じるのが上手い役者を探すべきだったと思う。 ウィリアムデフォーとか、いいんじゃないかなぁ。 無名の俳優でもいいし。 そういう役だけは、抜群にハマる人っていますよね。
キャスティングの点で、 ちょっとだけマイナス評価でした。
それにしても、アメリカの煽り運転トラブルっていうのは、ああいう感じで起こるものなのだろうか。
自分の意見をはっきりと言い、善悪を明確にし、絶対に引かない。
そして、最後は撃ち殺す。 って、ダメだろそれじゃ‼︎
もっと、日本人のように品よくやれないものだろうか。
他人に気を使い、世間に忖度し、三歩下がって相手を立てる。
そして、最後はチャンチャンチャン。 それもダメだよ‼︎
映画は、それなりに楽しめました。
太ったグラディエーターが女に敗れるのです。
めでたしめでたし。
とんでもないキ○ガイ
煽った相手がとんでもないキ○ガイだったっていう映画
頭空っぽにして観れるので個人的には良かった
途中ワイスピ観てる感覚に襲われるけど気持ち良い位に人がどんどん死んでいくから「あ、これキ○ガイ映画だったわ」って何回も再確認させてくれる
アオラレっていう題名もセンス感じるし色々ブッ飛んでて普通に面白かった
「煽り」を超えるとこういう事態になりかねない
邦題こそ「アオラレ」ですが、内容は煽り運転に重点を置いているわけではなく、もはやそれを通り越して執拗に付け回す異常犯罪スリラーです。
ラッセル・クロウが異常な精神の男を見事に演じています。
この映画の怖さは「実際起こり得る犯罪」であるという事。
最近取りた出される事の多い煽り運転ですが、もしその中にこういった考えのドライバーがいたら…
そういった恐怖感を与えてくれます。
(゚д゚;)アワワ…
余計なシーンはあまり無く、90分にギュッと詰め込んだ見やすい作品でもあります。
身の周りで十分にあり得る怖さ
ラッセル・クロウのぶっ飛んだサイコっぷりが怖い。どこにでも居そうな風采の上がらない中年男が、怒りに身を持ち崩し堕ちていくさまをこれでもかと演じきっている。
低予算のインディペンデント映画っぽいけど、余計な混じりっ気のないシンプルなストーリーで、あっという間にラストまで駆け抜ける。コロナ禍に公開されたアンラッキーな作品で、映画館にかかったのかどうかも微妙なラインの作品でしょう。
基本的には、悪くない出来上がりだと思うんだけど、日本語タイトルだけはもう少しなんとかならなかったんでしょうか。もちろん「あおり運転のエキサイトした映画なんだろうな」って、想像がつくし、そこに興味が出て「最初の10分でつまらなかったら止めよう」くらいの軽い気持ちで見たので、フックとしての役割は果たしているんだけど、もっとライトなコメディを想像していました。
スピルバーグの名作『激突!』を現代風に作り変えたらこうなりそうだとも思った。スマホやガラケーを上手に生かした演出や、学校とか警察がコミュニティに十分貢献できていない現状や、女性の社会進出にどれだけ障害があるのか、サイコ野郎が犯行に手を染める背景など、ていねいに描いてあるので、説得力は群を抜いている。
スーパーな悪役や超人的なヒーローの活躍もないし、どこにでもいる母親が必死になって逃げまどうさまは、応援せずにはいられない。
そして最後には少しだけ…ほんの少しだけ兆しが。ああ、でも見てない人のためにこれ以上は書けません。結末を知ってしまったら、この手の映画って本当に見る気が失せるでしょうから。
でも、もしこの映画の続編が製作されることになったら、見ちゃうだろうな。どうやって繋げるのか無理筋だけど。『ドント・ブリーズ』なんか、ありえない発想の転換で続編が出来上がったし。すべては映画の評価次第ですね。
2022.2.16
アメリカ仕込みの質の良い教材動画
下手な教習所の動画を観るより効果的に恐怖を感じることができました。
とくに最後のシーンがその際たるもので。。。
これを是非教習所の教材として流してももらいたいものです(無理だけど)。昨今の煽り運転問題は甚だしいもので、1本の映画を観るほどの時間を要してでも注意発起することに価値のあるものではないでしょうか!
はたしてそれがどのような効果を生むかはわかりませんが、加害者被害者どちらかになってしまおうと心のどこかにこのメッセージが届くはずです。このような事態を招くことには「お互いに原因がある可能性」があるということを知らされました(ただ度を越した行いはただの犯罪者ですけどね)。
さすがのラッセルクロウでした。
是非みなさんもご安全に。
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