アクアマン 失われた王国のレビュー・感想・評価
全51件中、41~51件目を表示
期待度◎鑑賞後の満足度△ ご都合主義が気になるかならないかで娯楽映画の出来が計れます。前作は全く気にならなかった。むしろ楽しかった。けど本作は鼻につきまくり。どうしたジェームズ・ワン?
①前作が大好きなのでかなり期待しました。けれど…😢
期待が外れた場合は申し訳ありませんけれども、かなりレビュー内容もキツくなります。
(だってお金払って観てるんだもの。費用対効果にはシビアです。)
②続編は🙍💨⤵️というジンクスは破れず。
③前作ではあまり気にならなかったのに、今回はジェイソン・モモアとパトリック・ウィルソンとの役者としての格の違いがハッキリしてしまいました。
ジェイソン・モモアは相変わらずの一本調子の演技なのに、パトリック・ウィルソンはかなり細かく作った芝居をしています(細かく作る芝居が出来ると言うべきか)。
④海底版とはいえ何処で観たような(まんま『スター・ウォーズ』のシーンが少なくとも2つ、話自体が「ロード・オブ・ブラックトライゼント」)聞いたような読んだようなエピソードばかり。
前作の様なワクワク感なし。
⑤失望点その一:前作のような各海底王国を探検している(観せてもらっている)ような楽しさなし。
南極の古代帝国のみでしかもあんな荒涼として陰気なところだけでは気が滅入ってしまいます。
⑥失望点その二:アドレナリン出まくりの前作のようなラストの大バトルがなかったのも寂しい。
⑦前作の、メラがワイナリーを爆発させて溢れたワインを矢のようにして敵に放つようなシーン(実は前作で一番好きなシーンです)みたいに好きなシーンが一つも無かったのも寂しい。
⑧唯一良いな、と思ったのは敵のソナー波(大体敵の武器―太古の―を地上人が使えるようになった描写が一切無いのが不親切)に対抗するために何百(?)という鯨達が集まって超音波で敵のソナー波発射機を破壊するところ。
地上人ももっと鯨を大切にしなくちゃ。
⑨前作は、アトランティス人と地上人とのハーフであるアーサーの方が純血のアトランティス人の弟よりも真のアトランティス王に相応しい、というところで終わったのが地上人として何か感無量でした(まあ、よくある設定と言えばよくある設定なのですけれども、こういうのが気にならないのが良い娯楽作品である証拠)。
ところが、本作は地上で赤ん坊をあやすシーン(アーサーはハーフだけれども、息子は3/4がアトランティス人なのにどうして海中で育てないのだろう、とやや、じゃなくて大変不思議でした。アメリカの普通のお母ちゃんみたいなメラの格好も嬉しくない😡。それに未来のアトランティスの王様なのに地上人のおじいちゃんと二人っきりにしておくなんて有り得んでしょうが、と思ったら案の定でした。)と暴れまくるシーンが殆どで、王としての役割を果たしているシーンは殆どなし。
何か皆に祭り上げられているからというか、ラストに弟が精一杯持ち上げてくれたからというか、「王」らしさが感じられなかった。もしかしたら前作のラストは大いなる錯覚で実は資質無しだったのかも、とも思わされて散々でした。
爆破させる間の取り方が絶妙に上手い!
DCEU 16弾!!(最終)
監督:ジェームズ・ワン氏
2018年の『アクアマン』の続編にあたる。
アクアマン(アーサー・カリー):ジェイソン・モモア氏と
ブラックマンタ(デイビッド・ケイン):ヤーヤ・アブドゥル氏のいざこざ戦いが観れます。トライデントの投げ合いで、ラストはボスキャラが持った呪いのトライデントを王のトライデントが突き破りそしてグサっと刺さり 展開終了な話。
どうも野郎的視点では、アクアマンの妻メラ(役:アンバー・ハードさん)のナイスバディのお胸に目が惹かれてしまう。かつ母アトランナ(役:ニコール・キッドマンさん)もお美しい。ニコ-ルは昔も今も変わらんね。
大半は前作と変わらすの雰囲気でAJ(アメリカンジョ-ク)と海中アクションですな。
そこそこ楽しめます。一番ウケたのは爆破場面。何度か有るんですけど間の取り方が前よりも絶妙に感じましたわ。ラストは竜の落とし子に乗ってヒ~ハ~・・・なるほど今年の干支にちなんだワケね。(*^。^*)
DCEUファンの方は
劇場へ!
前作と比べちゃうと少し物足りない感じですかね。
アクアマン単独作品としては2作目。
前作に比べ、世界観が大幅に広がり、様々な容姿の生物が登場したりとSF感が強くなっています。
ノリもよくアミューズメント的楽しさはアップしているものの、前作が良すぎた為か新鮮味が少なくインパクトも今ひとつでした。
今作は、前作のヴィランであった弟のオームとの共闘が見どころでもあるが、何だかすっかり丸くなったオームに親しみすら感じました。
前作エンドロールのブラックマンタの伏線回収もできており、作品としてはキレイにまとまった感じではありましたね。
ちなみに、前作でやたらと静寂からの爆発といった展開が目についたが、そこは今作も同様。
このパターン目立つなぁと思っていたら、「こういうの、ホント嫌い」っていうアーサーの一言。
あえて狙ってやってる演出なんでしょうね😅
DCユニバースは、今後再編となるようですが、アクアマンもこれで見納めですかね。
見た目に反しとても愛着の持てるキャラクターだっただけに少し寂しいですね🥲
二作目も十分楽しめたけど。
一作が面白かったから二作が不安だったけど楽しめた。
キャラクターはアクアマンだけでなくサブキャラにも見せ場があってオームとのの珍(?)道中は笑えたし、演者のやらかしで出番が少ない思われたメラの出番がちゃんとあって良かった。
アクションは地上戦に海中戦も見応えあってテンション上がりっぱなしだった。
ただアクアマンがパワーアップしない、せっかく復活したラスボスがあっさりやられる、師匠が病気で死んでたりした点が少々残念。
三作目は無さそうだけどオームとの確執、ブラックマンタとの因縁に決着が付いてやること無さそうだから下手にやるよりは良いかもしれない。
ブラックマンタ大好き
ジョニー・デップとの裁判で大幅カットになったとされたメラ役アンバー・ハードの出番が想像していたよりは多いし見せ場もあったとか、ネレウス王と甲殻類の王の新たな一面が知れたとか、急激な温暖化によりアトランティスで広まった「疫病」ってコロナの暗示だよなとかゴキブリバーガーとかそんなものは他の人に任せてブラックマンタを語りたい。
今回で終わるDCEUの数多のヴィランの中でデヴィッド・ケイン/ブラックマンタが一番大好き。彼の動機としてよく言われてしまうのは「逆恨み」。実際私も「まあそうだよな」と思い、「でもスーツ姿や戦い方がかっこいいからオッケー(このスーツも"アトランティスの技術"という地上人であるマンタにとって未知であり手に余るものであるはずのソレを解析し、アップグレードして自分のものにしてしまうという前作で描かれた過程もギリシャ神話において天界から炎を盗んで人間に与えたプロメテウスを彷彿とさせる痺れるもの)程度に思っていたのだが、ネット上で見かけたある意見で変わった。
「アクアマンはブラックマンタと出会った時点ではヒーローとして未熟だった。真のヒーローならケイン親子も悪人だからと見捨てずに助けるべきだったのにそうしなかった」、これを見てブラックマンタが大好きになった。
そして今回の彼も物凄くかっこよかった。本作は前作から4年経っているという設定だが、4年間新たな仲間達と共にひたすら打倒アクアマンの為に動き続ける。その根源にあるのは父を見殺しにしたアクアマンへの復讐。これぞ初志貫徹。そしてその為に古代兵器まで操る行動力と技術力、南極まで行き結果が空振りでも諦めない忍耐力と精神力。復讐の為なら"失われた王国"の怨念の塊による自身の身体の乗っ取りも受け入れ(個人の解釈)、赤ん坊や地球すら手にかけようとする覚悟と意志の強さ。本当に素晴らしい。それしか言えない(実際、ブラックマンタはコミックスでアクアマンとメラの間にできた赤ん坊を殺している)。
これも個人的な解釈になってしまうが、前作ラストで彼を助けた海洋生物学者スティーブン・シンとの関係も興味深い。アクアマンへの復讐の為に利用しているに過ぎないかもしれない。だが4年も共に過ごした上に命の恩人ともあれば、それなりに信頼関係もできていたはず。シン博士が計画に難色を示し離反を仄めかした時には「それでも構わない(ただし巨大生物と巨大植物だらけと化した魔のジャングルから安全に脱出できるなら。君についていくよと言えば『そりゃそうだ』)」としている。これはもうズッ友、ズッ友が計画から降りたいと言うなら仕方ない、とでも言いたげだ。だから赤ん坊の代わりに爆弾入りのバッグを渡した彼を背後から攻撃した際は「信じていたのに!」というブラックマンタの感情すら想像できてしまう。
ブラックマンタは死に際すらかっこよく、美しかった。
ブラックマンタというヴィランの始まりを思い出してほしい。彼はアクアマンに「助けてくれ!!見殺しはないだろう!?」と救いを求めたが、拒まれた。そして父親が死に、アクアマンに復讐を誓うに至った。これが始まり。
そして「終わり」はどうだ。地割れに巻き込まれ、落ちそうになるブラックマンタ。そこへかつて自分と父親を見捨てた憎きアクアマンが手を伸ばす。あの時差し伸べられるべきだった救いの手だ。しかし、彼はそれを………。
「ナメんな」
その救いの手を拒み、落下していく。
救いを拒まれた男が、救いを拒んで死ぬ。
なんという皮肉、なんという因果。
これほど美しい悪役の最期があるだろうか。
本当に、本当に、私はブラックマンタが大好きだ。ジェームズ・ワン監督、演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、吹き替え声優の濱野大輝に無限の感謝を。
ここまでブラックマンタ全開の感想になったが勿論アクアマンも好きだ。
演じたジェイソン・モモアはジェームズ・ガンとピーター・サフランによる新しい体制への移行に伴うリキャスト=アクアマン役の降板が噂されている。本人は否定しているが、最終的にアトランティスの存在を地上の人々に明かし、陸と海で手と手を取り合っていこうとするアクアマンの物語の一つの節目となるあのラストなら仮に本当にリキャストとなっても納得はできると個人的には思った。
もしもDCUでブラックマンタが再び登場することがあるならば、役者も設定も何もかも一新した新しいブラックマンタとして登場してほしい。
それくらいDCEUのブラックマンタが大好きだ。彼の最期が美しかったのだ。
海でのダイナミックなアクションシーンが爽快
前作のアクアマンを観てないため今回が初見のアクアマン。
公開初日に鑑賞。
映画自体は初見だが、ゲーム内でアクアマンコラボのスキンが出ていたのを思い出し、この映画が元ネタだったのかとなぜか観る前から親近感が湧いた。
途中痩せた海パン一枚の金髪の仙人みたいな人が出てきた時もゲームで観ていたので何故か初めましてとは思えなかった。
てかこいつだったのか、と後から知れるのは面白い。
肝心の内容だが、まぁまぁアクションシーンも大胆でスピード感がありダイナミックで面白い。
陸での戦闘シーンはよくある話だがなかなか海中でのバトルものは観たことがないので新鮮で爽快だった。
あえて言うなら予告の方がアトラクションっぽくて面白さが惹き出てた。
予告の作りが上手いのだろう。
ところどころの衣装やら合成など10〜20年後の人が観たら作りがちゃっちー映画だと言われるかもしれないが。
途中急にニコールキッドマンが出てきたので一体どんなキャラだか分からず、ぼーと観てて登場シーンを見逃したのか?と思った。
ストーリー的に母親だと言うのが後から分かったがあれは1を観てない人は理解するまで時間かかるだろう。
ちゃんと1を観てから観ろよという話だが。
アクアマンの俳優もいい顔といい演技をするし、妻役も美しくてどこか可愛くて観てて飽きない。
アクアマンがちゃんと父親として子供の世話をしてるシーンもあり、強いのに人柄が良くてちょっとほっこりもする。
海外ではこれが普通なのかもしれんが日本だったら「夫に子どもの世話を任せて妻は何してるんだ」とか昭和のおぢさん達がうるさく思うのかもしれない。
10年以上前に外国に住んでた時ですらもうホストファザーが家事をして服にアイロンをかけている光景を目にしていたのに、日本はなかなか海外に追いつかない。。
しかしながら悪者の見た目が鳥山明先生の作品で出てくるピッチ人や宇宙人のジャコに似ててちょっとかわいいのであまり怖さはなかった。
子ども向けとしてはいいかもしれない。
なかなか全体としては予想通り楽しめた作品であった。
最後のシーンで頑固そうだったのに弟が自分の偏見をなくして、チーズバーガーに挑戦するところも素敵だね。
何でも試してみて経験する。その先に新しい発見と楽しみがある。人生ってそんなものだ。
さすがにゴキブリは絶対に食べたくはないが。
すごく楽しい
1作目があまり印象に残っておらず、思い入れもないのでなんとなく吹替えで見たら、すごく楽しい。1作目も吹替えが正解だったのかもしれない。吹替えで見返したい。
アクアマンが海辺の質素な家で赤ん坊の育児をしながら暮らしていて、癒される。一緒に暮らしているお父さんをヒクソン・グレイシーだとずっと思っていたら違った。
弟と仲直りして力を合わせて戦うのが感動的だ。
虫がダメなのでリピできないが、する必要もないのかもしれない
2024.1.12 字幕 イオンシネマ京都桂川
2023年のアメリカ映画(124分、G)
前作『アクアマン』のその後の物語で、海底から蘇った王国の復興を阻止する兄弟を描いたアクション映画
監督はジェームズ・ワン
脚本はデビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
原題は『Aquaman and the Lost Kingdom』で、「アクアマンと失われた王国」という意味
物語は、いつの間にかメラ(アンバー・ハード)と結婚したアクアマンことアーサー・カーリー(ジェイソン・モモア)が、生まれたばかりの「アーサー・ジュニア」を癒しているところが紡がれて始まる
おもちゃの人形を使って壮大なバトルを繰り広げる父を見てはしゃぐジュニア
傍には、アーサーの父トム(テムエラ・モリソン)がいて、妻のメラはアトランティスにいて離れて暮らしていた
アーサーはアトランティスの王として評議会に参加したりするものの、退屈な会議と「地上とは友好的な関係を築かない」という評議会の意見に嫌気を指していた
一方その頃、アトランティスの発見に命をかけているシン博士(ランドール・パーク)は、前作でアーサーに負けたブラック・マンタことデイビッド・ケイン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)とともに南極大陸を捜索していた
当てが外れたように思われていたが、地下から何らかのエネルギーを探知してしまう
氷が崩れ、地下に落ちたシン博士は、そこで何かの影を見る
武装したデイビッドたちがその奥に進むと、そこにはかつて栄えたであろう王国の遺跡があった
さらにその奥には何かが眠っていて、デイビッドはそこにあった黒色の矛を手に取ってしまう
二つに分裂している矛を合体させると、途端に何かのビジョンが見えて、デイビッドは何かに取り憑かれた
特別な能力が芽生え、そしてアトランティスに保管されているオリカルクムの存在までわかってしまう
デイビッドはスーツ修復のために「オリカルクム精錬所」からそれらを盗み出すものの、その行動がバレてアトランティス軍とバトルになる
それぞれは大きな損害を残すものの、デイビッドは目的を達成し、メラに大怪我を負わせて逃げ去っていくのである
物語は、デイビッドを追うアーサーが、義弟オーム(パトリック・ウィルソン)を牢屋から出し共闘する様子を描いていく
オームもデイビッドとの戦いで矛(ブラック・トライデント)にふれ、そこに眠っている力とかつてあった王国の存在を知っていく、という流れになっていた
前作の記憶がほぼ失くなっていたが、そこまで意味不明になることはなかったものの、余裕があるなら鑑賞した方が良いと思う
アーサーとメラの関係、弟との戦いと軋轢は前作を観ないと全くわからないので、せめて流れくらいは掴んでおきたいと思う
また、映像が眩しくて、動きがかなり速く、さらに巨大昆虫が登場するので、前の方の席だと視力が死んでしまう
ラストのオチも昆虫関連なので、虫嫌いにとっては後味も最悪なものだった
向こう一週間くらいはハンバーガー系統を食べられなくなると思うので注意された方が良いだろう
いずれにせよ、映像はすごいものの、昆虫関係が余計なので、口コミではバズらないと思う
物語はとてもシンプルだが、場面展開させるためにあえて色んな場所に行くが、あまり必要性は感じられない
前作では付き合ってもいないメラといきなり結婚して子どもが産まれているぐらい関連性を感じられないので、前作を知る人ほど余計混乱するのかもしれません
全51件中、41~51件目を表示