「DCEU終幕」アクアマン 失われた王国 naichinさんの映画レビュー(感想・評価)
DCEU終幕
DCEU最終作。
「バットガール」の製作中止、「ブルービートル」の日本劇場未公開、と何とも淋しい終幕へと向かっていたDCEU。
その最終作となったアクアマンの二作目。MCUの「マイティ・ソー」や「ブラック・パンサー」を思わせる部分はあったけど、とても陽性で前向きな作品。王道の英雄譚でありながらも、アクションに次ぐアクション!また海底の表現はまさにセンス・オブ・ワンダー!そしてラストは未来への希望を描ききった。
そして、現在の現実世界に向けた、メッセージとも思えるテーマ。
普通に楽しく面白い映画となっていた。
ただ、アトランティスの海底王国での民間の生活が見えないのは残念だった。主人公が普段は地上で生活している為かも知れない。
しかし、DCは「ザ・バットマン」や「ジョーカー」を単独シリーズとして展開していくと発表してるんだから、これも単独シリーズとして続ければ良いのに、と思ってしまう。
余談ですが、ユニバース構築に失敗したとしか言えないDCEU。ジェームズ・ガン監督主導で編成し直すDCUには期待してますが、今更感も拭えない。
MCUもヒーロー作品疲れと言われて離れていく人も増えている。これは配信ドラマまでも含めた展開に閉鎖感が強くなったのが原因と思う。
そう思うと、時にゆる~く繋がり、時に全く繋がらない、東映のヒーローユニバースはある意味正解なのかも知れないなぁ。😁
コメントする